カテゴリー「21 観劇・映画」の26件の記事

2013年1月26日 (土曜日)

横浜が舞台「天国と地獄」と「悲しい酒」

 映画「天国と地獄」〈1963年〉と唄「悲しい酒」〈1960年〉は、なんら脈絡がないのだが、いずれも戦後の貧しい街並みが残る横浜が背景だ。

 昨年末だが横浜駅西口に降り立ち、浅間台方面に行く機会があった。
 「天国と地獄」の被害者・権藤邸が浅間台だったことは、「浅間台誘拐事件捜査本部」と画面に映しだされることから知っていたが、「悲しい酒」のことは知らなかった。

 そして、これらの舞台を一昨日と今日、テレビで知ることとなった。
 それは、美空ひばりの「悲しい酒」の舞台が横浜駅西口だったことを語る石本美由起氏の回想録がテレビに流れたこと、更に黒澤映画「天国と地獄」が一昨日WOWOW放送されたことで知った。

 まず、「悲しい酒」を作詞した石本美由起氏は、1960年当時、横浜西口商店街にあった行き付けの酒場で飲んでいるときに、一人のホステスの身の上話を聞く。夫と別れ、一人娘と暮らしている女性のしんみりとした話が心に響き、直ぐに帰宅して、その夜のうちに歌詞を作った経緯を語っていた。
Img_1963_3
 映画「天国と地獄」〈1963年〉は幾度も観ているが、一昨日WOWOWで放送され、改めて当時の貧しい横浜の街並みを知ることが出来る。そして、被害者の権藤邸は何処なのか、昨年、近くに訪問したときも気になったが、調べると横浜市西区浅間台125-5の高台だった。
 今はマンションが建ち、撮影当時の面影はない。
Yokohamamap01
 映画は、高台の豪邸と低地の貧民街を、天国と地獄と対比させて表現しているが、最近はそこまでの差は感じられない。地獄の一部と表現された黄金町界隈の大岡川沿いも気になるので今度出かけようと思う。
 当時の名残を見つけられるだろうか。
 戦前の地図を見ると、横浜駅は海を埋め立てて建設されたことが分かる。

 「天国と地獄」が放映された直後に有名な営利誘拐事件が発生している。
 台東区入谷町の村越吉展ちゃん(4歳)が1963年(昭和38年)3月31日(日)、台東区入谷378、現在の台東区松が谷3丁目23番7号「入谷南公園」で誘拐され殺害されるが、犯人の小原保は「天国と地獄」の予告編を観たことで犯行を計画したと供述している。

神奈川県横浜市西区浅間台125-5

悲しい酒(作詞石本美由起、作曲古賀雅夫)
ひとり酒場で 飲む酒は
別れ涙の 味がする
飲んで棄てたい 面影が
飲めばグラスに また浮かぶ
(台詞)
ああ別れたあとの心残りよ
未練なのね あの人の面影
淋しさを 忘れるために
飲んでいるのに 酒は今夜も
私を悲しくさせるの 酒よ
どうしてどうして あの人を
あきらめたらいいの
あきらめたらいいの

酒よこころが あるならば
胸の悩みを 消してくれ
酔えば悲しく なる酒を
飲んで泣くのも 恋のため

一人ぽっちが 好きだよと
言った心の 裏で泣く
好きで添えない 人の世を
泣いて怨んで 夜が更ける

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2013年1月 2日 (水曜日)

健さん最高作品『遙かなる山の呼び声』

 元旦は早朝からNHK BSプレミアムで映画『遙かなる山の呼び声』を見てしまった。
 勿論、好きな役者陣による気に入った作品だからだ。D9fd15722_2

 タイトル「遙かなる山の呼び声」は、映画「シェーン」の主題曲名であり、この映画のストーリーもそこからヒントを得たものと知られている。
 アラン・ラッド扮する流れ者のガンファイター「シェーン」、これに対して高倉健は殺人罪でお尋ね者の田島耕作役。
 そして、シェーンに仄かな想いを寄せる人妻マリアン・スターレット役のジーン・アーサーに対して、零細酪農農家を一人で切り盛りする風見民子役に倍賞千恵子という役どころだ。
 他の役者陣も実に映画「シェーン」を意識している。

 別れのシーンは、風見武志(吉岡秀隆)の「おじさん、どこ行くの?ねぇ、おじさん、どこ行くの?」のセリフは、「シェーン、カムバーック」のシーンだ。更に、列車で護送される田島耕作に、途中の駅から乗ってきた風見民子が黄色のハンカチを渡すシーンは泣かせるところだ。
 「幸福の黄色いハンカチ」同様にハンカチが小道具として使われているところが面白いが、「黄色いハンカチ」は南北戦争当時、兵士の無事を祈る象徴だったと言う。
 主なロケ地は、北海道別海町豊原の玉井牧場の向かい側にあった○○牧場。
 ○○牧場が移転するのを待って撮影に入ったのだそうだ。

 『遙かなる山の呼び声』は1980年(昭和55年)今から33年前に公開されているが、健さんも倍賞さんもまだ若い。
 そして自身も、あのころ何をしていたかを同時に思い出される。

田島耕作:高倉健
風見民子:倍賞千恵子
風見武志:吉岡秀隆
近藤(人工授精師):渥美清
勝男(民子の従弟):武田鉄矢
佳代子(勝男の新妻):木ノ葉のこ
虻田太郎(北海料理「オホーツク」社長):ハナ肇

シェーン‥‥‥アラン・ラッド
マリアン・スターレット‥‥‥ジーン・アーサー
ジョー・スターレット‥‥‥ヴァン・ヘフリン
ジョーイ・スターレット‥‥‥ブランドン・デ・ワイルド
ライカー‥‥‥エミール・メイヤー
ウィルスン‥‥‥ジャック・パランス
  映画のラストシーンで息子のジョーイ(ブランドン・デ・ウィルデ)が立ち去る主人公のガンマンに呼びかける『カムバック シェーン』という名シーンは、西部劇映画の中でも最も有名なシーン。

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2011年9月28日 (水曜日)

「宇宙戦艦ヤマト」ワープ実験成功

 
 素粒子ニュートリノが、光よりも速く飛ぶとする衝撃的な実験結果が発表されImg_478809_3523005_0た。
 このような話は理論が先にあると思っていたが、これは先に実験で証明されたというから凄い。

 しかし、日本では30年以上前にSFの中でだが、漫画家の松本零士さんが、「宇宙戦艦ヤマト」のワープ実験で成功している。
 
戦艦ヤマトのワープ実現可能…松本零士さん興奮
              読売新聞 9月24日(土)配信
 ニュートリノが、光の速度より速く飛んでいるという今回の観測結果が正しいとすると、どうなるのか。
 タイムマシンや異次元空間、宇宙の運命が変わるなど、これまではサイエンスフィクション(SF)の中でしかなかったような奇妙なことが現実に起きている可能性があると、村山斉・東大数物連携宇宙研究機構長は説明する。
 アインシュタインの相対性理論では、ものが速く動くほど時間の進み方は遅くなり、光速では進み方はゼロになる。
 さらに光速を超えると、時間の進み方は逆になり、時間を遡ってしまう。
 このような現象はあり得ないとして、アインシュタインは「光速を超えるものはない」とした。しかし、それが破られたことになる。ニュートリノから見ると、到着したイタリアの時刻は、自分が飛び出したスイスの時刻より前になる。 C0165464_2061553
 相対性理論と矛盾しないように「超光速」を説明する考えもある。「異次元」の存在だ。
 私たちの宇宙は、前後、左右、上下の3次元に時間を加えた4次元の世界だ。もし、5次元や6次元といった、別の次元があり、そこを近道して粒子が通れば、見かけ上、光よりも早く着いたように見えてもおかしくない。
 だが、「仮想の粒子ならともかく、ニュートリノという実際の粒子にあてはめるのは難しい」と、佐藤勝彦・自然科学研究機構長はこの考えに否定的だ。
 ニュートリノの質量を計算に便宜的に使われる「虚数」という想像上の数字にしてしまう方法もある。だが、ニュートリノの質量を虚数とすると、宇宙全体のエネルギーが変わり、宇宙がどのように生まれ将来どのようになっていくのか計算するのにも影響を与える。「アインシュタインの理論を捨てなければならないとはにわかには信じられない。
 様々な理論や実験を重ねながら検証していかなければならないだろう」と村山さんは指摘する。
 一方、人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」の原作者、松本零士さんは「ヤマトで描いた、ワープ(超光速航法)が実現可能なんだと思った。
 思いをめぐらして描いたSF作品が、現実だったと証明されていくのは楽しい。
 さらに新しいアイデアを考えなければ」と今回の結果に興奮気味だった。

宇宙戦艦ヤマト ワープ the theory of relativity --- 相対性理論 --- 

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2011年8月18日 (木曜日)

風と樹と空と・・・鰐淵晴子さん

Photo

 先日、所用で東京都大田区田園調布の住宅街を歩く機会があった。この田園調布は東急の前身、目黒蒲田電鉄が大正から昭和初期に開発した地域だ。
 これまで幾度も車や電車で通過することがあったが、今回はゆっくりと高級住宅街の空気に触れた。Kazetokito_1
 
 東京では贅沢と思うような広々とした区割りの屋敷街を歩きながら、なぜか遠い昔のテレビドラマを思い出した。
 小生が中学から高校に上がった頃だろうか、昭和40年前後に放送された「風と樹と空と」という白黒ドラマだ。

 主演の鰐淵晴子さんが演じたのは、福島県出身の美人で元気な沢田多喜子(タキちゃん)というお手伝いさん。
 働き先は田園調布にある社長の安川家だった。
 慣れない東京で、いろんな騒動を起こすが明るくユーモラスに描いていた。
 この役どころは、鰐淵晴子さん本来のキャラクターとは違っていたのだろうが、役とは言え東北なまりを気にせずに使うところに共感を覚えタキちゃんファンになった。

 
 田園調布のとある地点を探していると、「風と樹と空と」のドラマの撮影地は何処だったのだろうかと、あの頃のタキちゃんに逢えそうな気分で歩いていた。
 上の写真は、田園調布駅前のタキちゃんが良く買い物に出かけた辺りと思う。
 

 タキちゃんの相手役は、蕎麦屋で働く同郷の手塚進二郎工藤堅太郎だった。
 進二郎くんは、多喜ちゃんにいつも「スンズロー君」と呼ばれていた。423
 「スンズロー君」は素朴だが冴えない青年で、子供ながらにも、この二人は不釣り合いで、タキちゃんは高嶺の花だと思ってみていたものだ。

 しかし、このように見せるのも、十分に計算した演出であろう。
 きっと、ダサイ男性達にもチャンスを与えていたのだ
 
 主題歌は鰐渕晴子さんが歌う「素敵な明日」(作詞・山上路夫、作曲・牧野由多可)は今も懐かしく脳裏に焼き付いている。
  何が楽しいのと 人に聞かれたわ~
 そんな様子はしていないのに 風が歌ってる~

 木々がそよいでいる~
 空が美しく澄んでいる~
 若い私は それだけで 生きてることが 楽しくなるの~
   

 もう一度、こんなドラマを作って東北の被災地を元気づけて欲しいものだ。
 それから、鰐淵晴子さんは、このドラマの印象が余りにも強かったせいか、その後出演した映画やドラマには良いイメージが浮かばないのが残念だ。

 「風と樹と空と」は、横浜情報文化センター(横浜市中区日本大通11番地)にある放送ライブラリーで視聴できるはずだ。

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2011年7月13日 (水曜日)

ウド鈴木が映画初主演「一遍上人」

 山形県出身者の俳優やタレントで映画の主演に選ばれるのは、きっと伴淳三郎(本名:鈴木寛定)以来ではなかろうか。
 「キャイ~ン」のウド鈴木(41)が映画「一遍上人」で、僧侶一遍上人役で初主演することになったという。
 撮影も庄内地方なら、二重に目出度いことだ。Photo
   来年5月公開の予定。

  ウド鈴木は山形県鶴岡市藤島出身。
 
お笑いコンビ『キャイ~ン』の主にボケを担当する。
 相方は天野ひろゆき。
  芸名の「ウド」は、名付け親は「夢麻呂」という芸人が、
身長178.5cmの鈴木を見て、「体だけ大きくて何も役に立たないウドの大木だな」と言った事から命名したという。
 そんなことないところを見せて欲しい。

  顔立ちや体型を見ても人当たりが良いイメージだ。
  そんな大衆受けのイメージから主演に選ばれたのであろうか。
  来年5月公開が楽しみなことだ。

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ウドの大役!映画初主演でスキンヘッドに変身!
              スポニチアネックス 7月10日(日)7時2分配信  http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/07/10/kiji/K20110710001178690.html
   お笑いコンビ「キャイ~ン」のウド鈴木(41)が映画初主演することになった。
   来年5月公開予定の「一遍上人」で、鎌倉時代の僧侶一遍上人役。
   ウドは特殊メークでスキンヘッドに変身する。「斜陽」「蜘蛛の糸」などの映画化を手掛けてきた秋原正俊監督がメガホンをとる。
 布教のため全国を旅した貧困の僧侶を演じるウドは、トレードマークの金髪モヒカンから特殊メークでスキンヘッドに変身。体重も10~20キロの減量を目指すという。
 小学4年の学芸会で人生で初めて演じた役が、一遍上人と同じお坊さんだったそうで「南無阿弥陀仏(なみあむだぶつ)とひたむきに唱え続けることを説いた生きざまは美しく、強く、潔く、私とは対極の人間。あえて共通点を挙げるとするならば、旅が好きであるということです」と分析。「人生を、時代をしなやかに旅した一遍上人を、いっぺんでも演じられることに感謝し、ご慈悲の気持ちで頑張ります!」とダジャレを交えて意気込みを語っている。
 
 映画は、この偉大な僧の足跡を弟子が訪ねて絵巻物にした「一遍上人絵伝」をもとに、妻や娘、弟子たちと全国を旅する中、多くの人々と出会い交流する姿を描く。
 全国の地方都市をロケ地に選び、地域に密着した映画を製作してきた秋原監督が、「一遍上人絵伝」を見て「800年以上前に私より広範囲で地域の方々に精神的、文化的な支柱を授けていた」ことに感銘を受け映画化を企画。自身が手掛けた「ルパンの奇巌城」(今年5月公開)で大学教授を熱演したウドを抜てき。「あの作品で見せた強いキャラクター性と、ぼくとつな演技がピッタリと思った」と話している。
 ほかに、俳優八嶋智人(40)の妻で女優の宮下今日子(35)、歌手で女優の玉置成実(23)、橘美緒(20)らが出演する。

一遍上人 
 1239年、現在の松山市に生まれ10歳で出家。
 25歳の時、還俗(げんぞく)したが、相続問題でのトラブルを機に再度出家。全国行脚をしながら「南無阿弥陀仏」と独特の節回しで歌いステップを踏む「踊り念仏」を広め、時宗の開祖となる。踊り念仏は盆踊りのルーツとされる。映画では現代風のダンスも取り入れる予定でウドの踊り念仏も注目されそうだ。

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2011年7月 4日 (月曜日)

映画「小川の辺」を観てきた。

 7月3日・日曜日は「MOVIX昭島 (むーびっくすあきしま)」1http://movie.walkerplus.com/th119/
 で映画「小川の辺」を観てきた。

 MOVIX昭島はJR青梅線昭島駅北口直ぐだが、駐車場が完備してあるので車で出かけた。
 実は、ここで映画館を利用したのは今回が初めてのことだ。

  ショッピングモール「モリタウン」の中にある「MOVIX昭島」は12スクリーンもある。
 また、「モリタウン」には、約2,200台分の駐車施設があり1時間までは無料だが、映画鑑賞者は4時間まで無料となる。
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  映画「小川の辺」を観た感想だが、撮影地が山形県が主だっただけに、月山や鳥海山などのほか、笹谷峠、山寺などの風景が映し出されていたことは嬉しく思った。
http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-dd44.html
 山道の街道筋で戌井朔之助と新蔵が語り合う場面では、山形県知事や山形市長などが農民や旅人姿で行き交うシーンがあった。
 こんな山道に、こんなに多くの通行人はいないはずだと思わせた場面でもあったが、本物の映画づくりには、このようなお仕着せのエキストラは邪魔に感じた。
 監督は気前良く出演させすぎだ。
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  それから、田鶴(菊池凛子)は新蔵(勝地涼)とは幼なじみで想い合ってた仲だが、成人してからの二人の役者の年齢差やイメージ・相性が悪すぎる。
 最悪のキャスティングミスだ。
 せっかくの原作や脚本が、役者選定でダメになっている。

  個人的には田鶴役には、以前、藤沢周平原作『花のあと』に主演した北川景子あたりならピッタリではないかと観ていた。
 娯楽映画が、お客に、こんな心配をさせたら失格だ。
 ストーリーは淡々とし、途中、中だるみの感もあるが、画面背景や音楽が邪魔にならない程度に静かに流れる癒し系の作品だ。
 一番の救いは、朔之助役の東山紀之の存在感と、山形県の風景がいいことだ。
 藤沢作品を、軽い脚本やはまらない役者で汚さないで欲しい

  キャストは、東山紀之、菊地凛子、片岡愛之助、尾野真千子、松原智恵子、笹野高史、西岡徳馬、藤竜也、勝地涼 ら。

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2011年6月 9日 (木曜日)

藤沢周平原作、映画「小川の辺」

   山形県鶴岡市出身の作家・藤沢周平原作で、主に山形県庄内地方で撮影された映画『小川の辺』が、7月2日から全国で公開されるそうだ。
 公開に先立ち、
 6月18日(土)、19(日)には山形県で先行公開される。
Kym005
 そして、主演の東山紀之による舞台挨拶が、
 6月18日(土)は、MOVIE ON やまがた
 6月19日(日)は、山形ソラリス、ワーナーマイカル米沢、イオンシネマ三川、鶴岡まちなかキネマ
 でを開催することが決定したという。

 この映画を多少なり、勝手に紹介させていただくが、
 いい作品であることは間違いない。
 それは藤沢周平原作だからだ。
 全国公開は7月2日だ。
 必ず見に行く。
 公式サイトhttp://www.ogawa-no-hotori.com/index.html

日本人の心を描く藤沢周平珠玉の名作、堂々の映画化
 
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=11420
 決して斬ることのできない絆で結ばれた、ある兄妹の運命とは――。
 東山紀之が、さだめに揺れる武士の悲哀に挑む。国民的作家・藤沢周平。
 数々の書籍がそれぞれベスト&ロングセラーであり、その時代小説に描かれる下級武士らの心は、現在にもつながる精神性をもっている。
 2008年の「山桜」、2010年の「花のあと」に続き、またひとつ藤沢文学珠玉の傑作が、映画に生まれ変わる。

東京都多摩地区で上映される映画館
 
東京都立川市曙町2-8-5 - シネマシティhttp://movie.walkerplus.com/th257/sc156230.html

 MOVIX昭島   http://movie.walkerplus.com/th119/
  JR青梅線昭島駅北口すぐ モリタウン内

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2011年2月27日 (日曜日)

「ローマの休日」の本当の意味

  「民主党政権=ローマの休日」と皮肉った新語が誕生するかも知れない。
 ちょっと分かり難いが、1344535673
 それは今から、2000年も昔、ローマ帝国当時、奴隷戦士をライオンと戦わせた見世物に由来する。

 昨日は久しぶりに映画「ローマの休日」をDVDで観た。
 オードリー・ヘプバーンを知ったのは、この映画だった。
 最初に観たのは小学生か中学だったか覚えていないが、「気品があって綺麗な人だ」と思い続けている。この感覚は、歳月を経た今も変わらない。
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 さて、『ローマの休日』という題名になったことは、偉大なる誤訳と言われている。
 『ローマの休日』(原題:英: Roman Holiday)は、1953年製作のアメリカ映画。1953年度のアカデミー賞において、主役の新人オードリー・ヘプバーンがアカデミー最優秀主演女優賞を、脚本のイアン・マクレラン・ハンターが最優秀脚本賞を、衣装のイデス・ヘッドが最優秀衣裳デザイン賞をそれぞれ受賞した。

   原題は「Roman holiday(ローマの休日)」だし、某国のアン王女のローマにおける一日の一時の気晴らしを描いてはいる。
  しかし、「Roman Holiday」の本当の意味は、ローマ帝国では、奴隷戦士をライオンと戦わせる見世物があり、ローマ人は休日に娯楽としてこれを観戦した。
見ている方には娯楽でも奴隷戦士にとってはいい迷惑な話である。

 このことから、「ローマの休日」で他人の迷惑を楽しむ、あるいは、面白いスキャンダル、という意味になったそうだ。日本では直訳の「ローマの休日」となったので、本来の意味の皮肉を込めた意味が判らなくなっている。
 これは偉大なる誤訳とされる。

 民主党の「国民のために頑張ります」は、正に「ローマの休日」の原典に似ている。
 国民に支持されない民主党が、いくら「頑張ります」と言っても、国民にとってこんな迷惑な話はない。政権にしがみ付く民主党議員達だけは良くても、国民にとっては、ローマの奴隷戦士と同じで迷惑な話である。
 「民主党政権=ローマの休日」、つまり、国民の迷惑を楽しむと言う新語が誕生するかも知れない。

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2010年12月17日 (金曜日)

実写版「あしたのジョー」の公開

Photo

  映画「あしたのジョー」の実写版は、東宝系にて2011年2月11日公開Access_img予定だ。
 このブログでも何度か「あしたのジョー」のことを紹介しているので追加して紹介したい。
 http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-50e9.html
下段の動画は「あしたのジョー」のオープンセットだ。
 
 このオープンセットの場所は、東宝の砧撮影所の近くには多摩川が流れているから、きっとこの辺りだろう。
 主人公・矢吹丈は山下智久(25)、宿命のライバル力石徹は俳優の伊勢谷友介(33)がを演じる。二人とも何ヶ月も前から肉体改造をして撮影に臨み“伝説の試合”を蘇がえさせる。
 また、白木葉子役はモデルで女優の香里奈が演じる。

  映画『あしたのジョー』の撮影は、都内近郊に昭和40年代の泪橋などのドヤ街を、東西80メートル、南北60メートル、敷地面積5,000平方メートルのを作り再現し原作の世界観をそのまま作り上げ、最近、撮影を終えたらしい。
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 「あしたのジョー」は、講談社の「週刊少年マガジン」に、1968年(昭和43年)より連載されたボクシングマンガ。高森朝雄(梶原一騎)が原作で、ちばてつやが画を担当した。
 当時社会現象になるほどの大ヒットし、その後、テレビアニメ化、アニメ映画化がされている。当時、ジョーが17・8歳としたら団塊の世代で当方とも同世代となる。
 この映画も、果たして当たるだろうか。

映画「あしたのジョー」 あしたのためにその一(show me love)

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2010年10月 5日 (火曜日)

周平原作「小川の辺」映画化

 藤沢周平原作の映画「小川の辺」が、篠原哲雄監督により山形県で撮影が開始された。ロケは湯殿山や鳥海山、山形市の山寺や馬見ケ崎などで行うそうだ。514krnnbefl__sl500_aa300_
 原作の「小川の辺」は、単行本「海坂藩大全」(文藝春秋刊)、文庫本「闇の穴」(新潮文庫刊)に収められた短編小説。42枚84ページの1時間程度で読み切れる内容だ。

■ 「小川の辺(ほとり)」あらすじ
 海坂藩藩士(戌井朔之助、いぬいさくのすけ/東山紀之)は、主君の命を受け、妹(田鶴/菊地凛子)の夫(佐久間森衛/片岡愛之助)を討つことを余儀なくされた。
 戌井朔之助の葛藤と、その妹に思いを寄せる若侍(新蔵/勝地涼))の苦悩がみどころ。
  妹の田鶴自身が剣術遣いでもあり、もし刃向かえば兄は妹を斬らなくてはいけない。
 朔之助が佐久間を探す道中に付き従うのは、戌井家に仕える若党の新蔵。
 新蔵は朔之助や田鶴とは兄弟同然に育った仲。News
 新蔵は田鶴に主従関係以上の思いを抱いていた。
 妹を思う兄と、愛する人を死なせたくない新蔵。
 二人の男の心情は、田鶴との再会によって揺れる。
 橋の下で豊かな川水が軽やかな音をたてていた。

 キャストは、東山紀之、菊地凛子、片岡愛之助、尾野真千子、松原智恵子、笹野高史、西岡徳馬、藤竜也、勝地涼 ら。
 菊地凛子の茶髪から黒髪への変化も面白い。

 篠原哲雄監督は、「藤沢先生が描く日本人の高潔さや潔さ、美しさを表現したい」との意気込みを示したという。
 この映画づくりは国内でも例のない、地元マスコミが連携した「オール山形」方式での製作される。製作に参加するのは、山形新聞と、山形放送、山形テレビ、テレビユー山形、さくらんぼテレビ、ケーブルテレビ山形のテレビ5局。「メイドイン山形」。
 映画作りの新たなモデルケースだそうだ。
 2011年初夏に全国で公開。まだまだ先だが楽しみだ。

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