カテゴリー「06 暴力団・右翼問題」の20件の記事

2017年3月28日 (火曜日)

民進党は関西の地雷に触れた

 大阪の松井一郎知事が、「メディアの皆さんは、民進党の要請受けて忖度してるじゃないPhotoですか。なんで辻元清美の名前は一切出さないのかね」と語っていましたが、これをテレビは全てカットしたそうですから、一般国民は何があったのか新聞・テレビでは知ることが出来ません。
 報道しない自由を見事に行使しています。
 思い起こせば、当初、「森友学園」の国有地払い下げ問題の追及に、あれほど熱心だった民進党の辻本清美議員が早々と雲隠れして逃げ回っているそうです。その理由は、
 触れてはいけない関西の暗部に触れてしまったのです
 表向きは「子どもがいる幼稚園に侵入しようとした」、また、3月1日の籠池諄子氏のメールに記された辻元氏が「作業員を小学校建設現場に送り込んだ疑惑」、更に、森友学園の小学校建設地に隣接する「野田中央公園」に関連した疑惑を上げていますが、森友問題の奥には、関西の同和問題、ヤクザ、部落解放同盟、在日圧力団体、極左労働組合などがが絡んでいるそうですから、何が起きても不思議ではありません。最近の報道も国会も、土地の問題には触れずに、「夫人に100万円を貰った、いや、やってない」などと、巧妙に別問題に移しています。第一、大阪の学校への寄付行為は違法ではないのです。
 マスコミと国会の野党陣営は、何処で矛を収めるのか相談しているはずです。

■民進党「触れてはいけない関西の暗部に触れてしまった・・・」(17/03/25)   https://youtu.be/7mpfKsRIjjY

■マスコミが報道しない民進党の疑惑、
【森友学園】辻元清美氏が
「大阪兵庫生コン経営者会」から献金を貰った証拠が発掘される 2017/3/24    https://youtu.be/ SY1NBMDWydM   
【なぜなのか】安倍総理「事実無根」⇒ マスゴミ「疑惑深まる」 民進党「事実無根。報道するな」⇒ マスゴミ「御意」 : 正義の見方 https://t.co/EkaookNpw2

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2014年10月 3日 (金曜日)

今こそ国民は暴力団撲滅に立ち上れ

 暴力団排除条例に関して、「ビートたけし」はかつて、
  「暴力団は必要悪。彼らがいることで逆に街は安全だった。一番危ないのは暴力団でも堅気でもない奴ら」 などと暴力団を賛美するようなコメントをした。
 同じ映画監督でも、00000594
 片や、暴力団を徹底的に批判した映画づくりをした故伊丹十三監督は、「毅然と対決すべきです。脅しには屈しない。いわれのないお金は払わない」、「警察は、民主主義を守る砦であるという理念を高く掲げてもらいたい」と語ったと言う。
 どちらを評価尊敬するかと問われれば、当然後者だ。
 警察は暴力団を社会から追放するために、
 「暴力団を利用しない
 「暴力団を恐れない
 「暴力団に金を出さない
 の3点を掲げているが、最近は、
 「暴力団と交際しない」という原則を加えているそうだ。
 暴力団はあらゆる機会を狙って、カネを動かす人物、シャブなどの違法薬物や拳銃等を欲しがる人、地位や名誉を有する人、政治家・芸能人等々に近づいて行く。
 そして、その交際が不当要求のキッカケになり、暴力団を育てることになる。
 今、福岡県北九州市に本部を置き、日本で一番凶暴といわれる暴力団・工藤會を特定危険指定暴力団”として、警察庁長官の大号令の下で壊滅作戦を展開する。000000mml_2
 工藤會は、
 福岡県北九州市小倉北区神岳1-1-12に総本部
 福岡県北九州市小倉北区熊谷4-19-5に総本家
 福岡県北九州市戸畑区菅原1-2-23に本家を置く、
 2012年時点で650名の特定危険指定暴力団だが、これを育てたのは県民・国民だ。
 まもなく、警視庁機動隊から約150名を福岡に派遣し、正に再起不能、とどめを刺す壊滅作戦を展開し、福岡県民の安全・安心な街づくりをサポートする。
 むすびに、
 福岡県民も工藤會をここまで育てたことは、自分達だったことを反省し、暴力団を「利用しない・恐れない・金を出さない・交際しない」との約束を貫いて欲しい。
 そして、「ビートたけし」のように 「暴力団は必要悪」などと評価する人がいなければ、暴力団は必ず壊滅できる。かつ政治も「戦後レジュームからの脱却」を願うなら、先ずは「暴力団との腐れ縁からの脱却」が必要だ。

治安の最後の砦警視庁機動隊」: 多摩湖畔日誌
http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-3.html

民主公認・谷亮子の裏の顔: 多摩湖畔日誌

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2012年8月 8日 (水曜日)

今の日本に本物の右翼はいない。

 本当の右翼なら「一源三流」を大切にせよ。200911221801052fc
 「一源三流」とは. 友のために「」を流し. 家のために「」を流し. 国のために「」を流すことと言われる。

 8月は「反ロデー」や「終戦記念日」などに関連して、ロシア大使館や靖国神社周辺で、みっともない街宣右翼が目立つ季節だ。日本国民に多大の迷惑をかけ、忌み嫌われるだけの「街宣右翼」を、本当の右翼と勘違いしている人達が余りにも多い。
 「街宣右翼」など、日本のゴミ、ゴキブリ以下なのだ。
 毎年8月9日は、「反ロシアデー(反ロデー)」(ソ連当時は反ソデー)だ。「反ソデーの日は半袖で仕事だ」などと、親父ギャグを飛ばしたことも昔話となった。 
 さて、例年の反ロデーには、街宣右翼が在日ロシア大使館などへ、日の丸、旭日旗を掲げ、軍歌などを大音量で流しながら、「北方領土返還」などを求める姿を見る。一見、日本国民の総意をアピールしているような、この活動から、「街宣右翼の正体」を観察出来る日でもある。
 けっして、日本の現状に憂いを持つ、憂国の士の活動ではない。
 日本の恥ずべき、一つの形態なのだ。 101463563
 街宣車に乗っている連中の殆どは、暴力団、在日、同和出身者や暴走族あがり程度のレベルの低い輩であり、こんな連中が、真から日の丸、旭日旗、靖国神社、軍歌を尊重するはずがない
 単に普通の日本人(保守層)に、国旗や国歌、靖国神社や軍歌に嫌悪感を覚えさせることが目的なのだ。
 けっして間違ってはならない
 よって、「右翼標榜暴力団」「似非右翼」「偽装右翼」「営業右翼」と呼ばれている。
 在日が多いことから、「日韓友好」ならぬ韓日友好という書き方をしたり、2月22日の「竹島の日」に韓国大使館などに「竹島返せ」と押し掛けることはない。
 彼らの資金源は、
●企業の経営内容や役員等のスキャンダル等、弱みに乗じた「会社ゴロ」、
●機関誌を利用した「新聞ゴロ」「恐喝」、
●株主総会で会社が金を出せば協力し、出さなければ攻撃する「総会屋」、
●最近では原発事故処理の「苦役人夫」集め
 等々だ。
 今の日本には、
 「親や家族のためには汗を流せ、友のためには涙を流せ国のためには血を流せ」といった気概を持った憂国の士本物の右翼や右翼団体など皆無。
 
 目立つのは、街宣右翼のような似非(えせ)右翼だけだ。

14/16 リチャード・コシミズ【「似非右翼」09.07.25
   http://youtu.be/VI4YGzFUkko
■「右翼の正体http://www.geocities.jp/uyoku33/

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2012年6月23日 (土曜日)

原監督から1億円をゆすった元暴力団

 常識的に考えて普通の人に一億円も払うだろうか?、それに、一億円もする女など見た事も聞いたこともがない。とはいえ、一億円の女を見てみたい心境に駆られるものだ。
 原さん、暴力団と思い何をされるか分からないので怖かったから払ったのだろう!
 違うか。
 

 『原監督24年前のスキャンダルもみ消しに1億円支払い』、
 6月21日発売の週刊文春には、
 「原監督の現役時代、原辰徳内野手だった1988年当時、兵庫県芦屋市内にある巨人の定宿「ホテル竹園芦屋」で、アルバイトしていた女性と深い関係に・・・・・」
 とある。Bouryokudan

 この原監督のスキャンダル記事を巡り、球界全体に波紋が広がっている。
 特に、「熱海で旅館を経営しており、現役プロ野球選手の父親」と名乗りゆすったとされる、「という元暴力団員」だ。
 記事によると、Kは2006年8月に面識のない原監督の携帯電話に直接連絡し、もう1人の男(07年死亡)とともに巨人の遠征先のホテルで面会。
 問題となった女性の日記のコピーを示し、1億円を要求。
 数日後に都内で、監督のマネジメント会社の社員らから1億円を受け取り、その場で日記をシュレッダーにかけた。
 今回記事にするにあたって同誌記者が訪ねると、「俺をただの人間だと思うなよ」などと威嚇したという人物だ。
 

 記事はもったいぶって匿名にしてあるが、ネット上では実名で報じられている。
 2006年8月に原を揺すった二人組の一人で現役プロ野球選手の父親、元東声会Kは川岸洋一氏。
 熱海で経営する旅館は、スーパーコンパニオン旅館「離れの宿 ほのか」 。
 東亜会は、東京都に本拠を置く日本の暴力団組織で、前身は「東声会
 「東亜友愛事業組合」とも言った。
 息子は、東北楽天ゴールデンイーグルスの川岸強(投手)。

 そして、「2009年の暴力団追放ポスター」のモデルは原辰徳監督だ。
 「暴力団を恐れない」、
 「暴力団に金を出さない」、
 「暴力団を利用しない
 「暴力団のことで困ったら、すぐ相談」
 と、口元をシッカリ結んで、力強く宣言している。
 記事は、金を渡した当時は、2人の男は現役の暴力団員と元暴力団員だったと報じている。
 この騒動の落としどころは何処なのかは見えて来ない。
 この美人局(つつもたせ)の女には「1億円」のうち、ナンボ渡ったのだろう。

 美人局つつもたせ)とは、通常は夫婦が共謀し行う恐喝または詐欺行為である。
 妻が「かも」になる男性を誘って姦通し、行為の最中または終わった瞬間に夫が現れて、妻を犯したことに因縁をつけ、法外な金を脅し取ることである。
 いつの時代でも通用する恐喝の手口だ。
 有名人や金持ちは、常に狙われていると用心した方がいい。
 その背後には、怖ろしい暴力団がいるのだ。

 

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2011年12月 7日 (水曜日)

吉本興業研究「芸人もヤクザも根っこは同じ」

  昨日12月6日から、産経新聞になかなか骨のある記事が掲載中だ。
 まず、第一部の「吉本興業研究」は「芸人もヤクザも根っこは同じ」と題して、「紳助ショック」、そして、今日7日は、「消された社史」「若ぼんと三代目の蜜月」のタイトルで掲載された。
 これを読むと、吉本興行と暴力団・山口組の付き合いは相当に古いことがわかる。
 吉本興業に所属する芸人はもとより、応援する国民も、このような裏社会とのつながりを知るべきだ。
 つまり、吉本興業を応援する人は、暴力団も応援してしていることになる。
 今のように吉本興業が大きくなった陰には、暴力団の存在があったのは間違いないし、今は縁を切ったから関係ないでは済まされない話だ。
 けっして褒められたものではない。

 
 
吉本興業研究消された社史「若ぼん」と「3代目」の蜜月 第1部「黒い影」編)                       2011.12.7 10:36
 平成4年8月に発刊された吉本興業の社史「吉本八十年の歩み」には、編纂段階で意図的に消された歴史がある。
 吉本の「中興の祖」として知られ、3年4月、92歳で他界した元会長、林正之助にまつわる1つの事件。それは吉本社内では“タブー”とされた暗い過去でもあった。
 昭和43年1月、正之助は経営不振に陥った兵庫県西宮市のレコード会社「マーキュリーレコード」の乗っ取りを画策。
 山口組の威を借り、レコード会社社長らを脅したとして、恐喝容疑で兵庫県警に逮捕された。
 「わしが親分に電話したら、山口組の兵隊を300人は呼べるんや。血の雨降らしたるぞ」。この事件で正之助が言い放ったとされる脅し文句は、当時の吉本と山口組がいかに深い関係にあったかを如実に示す。
 吉本の企業体質を知る上で、決して無視できない事実だが、なぜ社史からこの事件が消されたのか。
 編纂を担当したよしもとクリエイティブ・エージェンシー取締役、竹中功(52)は振り返る。
 「あのときは会長もご存命でしたから、とても掲載できるような状況にはなかったですね…。『なんで吉本の汚点になるようなことをわざわざ載せるんや』って言われるに決まってますから」
 竹中は来年4月に創業100年を迎える百年史編纂の責任者でもある。ただ、正之助の事件に触れるかどうかは「今の社長なら『ええんちゃう』の二つ返事でしょうけど、正直微妙ですね…」。
 吉本興業の起こりは、明治45年に吉本泰三、せい夫妻が、大阪天満宮近くの「第二文藝館」という小さな寄席小屋を買収したことに始まる。当時の演芸界の主流だった落語ではなく、漫才や義太夫など、「色物」と呼ばれた傍流の芸が中心のプログラムを編成、大衆の人気を集めて瞬く間に上方演芸界を席巻した。
 「花と咲くか、月と陰るか、すべてを賭けて」。興行の世界で成功するか失敗するかを花と月になぞらえ、傘下に収めた劇場はすべて「花月」と改名し、チェーン店化にも成功した。
 その後も「近代漫才の祖」と呼ばれた横山エンタツ・花菱アチャコのコンビを世に送り出すなど、せいの実弟だった正之助は芸人のマネジメントでも辣(らつ)腕(わん)を振るったが、ライバルの興行会社から人気芸人を引き抜くことも多く、トラブルが絶えなかった。社史に「若ぼん」として描かれた正之助の人物像はこうだ。
 《興行の世界にはヤクザが絡む。吉本の若ぼんには、ヤクザたちも迂闊(うかつ)に手を出せない強さがあった。それがもし欠けていれば、ヤクザ者だけではなく、ほかの興行主たちに好きなように荒らされ、吉本の今日の隆盛はなかったのではないか》
 裏社会との間に有形無形のコネクションをつくり、この関係をうまくコントロールできるかが興行師としての腕のみせどころだった時代。現在の尺度からみれば逸脱した関係だが、芸人という「異能者」たちを束ねる彼らにとって、ヤクザとの付き合いは必要不可欠だった。
 だからこそ、希代の興行師として名をはせた正之助は、山口組3代目組長、田岡一雄との関係も公言してはばからなかったのである。兵庫県警が昭和43年10月に内部資料として作成した「広域暴力団山口組壊滅史」には、正之助と田岡の親密な関係を指摘するこんな記述がある。
 《大阪中央体育館でのプロレス興行に田岡と同席して観戦したり、昭和40年2月、林の亡妻の葬儀に田岡が参列し、その後、田岡の入院先である尼崎労災病院へ林がしばしば見舞うなどのことがあげられる》
 「壊滅史」では、正之助が田岡の妻名義で吉本興業株4080株を持たせていたことも触れており、県警が「山口組準構成員」と位置づけ、正之助をマークしていたことが分かる。
 芸能界の頂点に立った吉本と、日本最大の暴力団組織との因縁めいた関係。「壊滅史」の巻末には、吉本の実態を知り驚愕(きょうがく)した捜査員の所見が付記され、こう綴(つづ)られている。
 《林のこれらの所業が明らかになるにつれ、「笑いの王国」として有名な吉本興業の暗い一面にりつ然としたのである》 (敬称略)

吉本興業研究】第一部「黒い影」編(1)紳助ショック 芸能界の常識やった
                                      2011.12.6
 「親父(おやじ)にまで心配をかけてしまって、ほんま情けないわ…」
 10月20日、元タレント、島田紳助(55)=本名・長谷川公彦=の父、民雄が静かに息を引き取った。享年87。老衰だった。
 暴力団との交際を理由に芸能界を引退したのは今年8月。それからわずか2カ月後の父の訃報に、紳助はひどくうなだれていたという。「心労も重なっていたと聞いています」。親族の一人は振り返る。
 病床にありながらも、息子の行く末を案じていたという父。京都市内で営まれた葬儀は、近親者だけで執り行われ、タレント時代の仲間にも父の死は伝えられてはいなかったが、吉本興業社長、大崎洋(58)はただ一人参列した。
 「僕にとっては家族みたいなもんやからね」。もっとも、デビューしたてのころから紳助を知る大崎にとって、彼への思い入れは人一倍強かった。ただ、大崎の目には、久しぶりに会った紳助の頬がこけ、少しやつれたように映った。
 「運動も節制もしてるし、ちょっと締まったやろ」とおどけてみせた紳助に、大崎はすかさず「ほんまやなー、でもその方がええやん」。
 何げないやりとりだったが、大崎は何かを感じ取ったのだろうか。「あれ以来、生きる意欲みたいなんがダウンしてたら、すごく嫌やったし。それに僕と紳助にしか分からへん思いもあるからね」
 芸能界を去り「一般人」として生きる道を選んだ紳助。彼にとっても、大崎の存在は今も特別なのかもしれない。
      ■  ■
 「大崎さんごめん! ほんまに忘れててん」。9月9日に発売された写真週刊誌に暴力団幹部との同席写真が掲載された翌日、大崎の携帯電話に紳助から着信が入った。引退会見で写真や手紙の存在を否定した紳助だが、自身の発言の信憑(しんぴょう)性にかかわる内容だっただけに、紳助は「嘘をついてたんとちゃうんや」とわびたという。
 大崎は今でもたまに紳助と携帯メールを交わす。「寝られへん」「どうしよう」…。大崎によれば、女子中学生のように末尾にハートマークがついていることもあるそうだが、このエピソードからは紳助の内面的な弱さもうかがえる。
 「テレビ時代の寵児(ちょうじ)」ともてはやされ芸能界の頂点にまで上り詰めた彼が、なぜ暴力団との関係を断ち切れなかったのか。大崎は興味深い見方を示す。
 「僕も偉そうなこと言えないですけど、純粋で子供だったと思うんです。良くも悪くも、相手がだれであろうと、自分が助けてもらったことへのお礼がしたかった。彼なりに筋を通したんだろうし、そういう意味で罪の意識もなかったんやと思う」
      ■  ■
 全国の都道府県で暴力団排除条例が施行され、「暴排元年」ともいわれる今年。紳助の引退を契機に、芸能界と暴力団の関係が注目を集めた。
 両者の関係は古く、昭和33年に山口組が芸能プロダクション「神戸芸能社」を旗揚げし、美空ひばりらを専属歌手として抱えたのはよく知られた話だ。
 むろん、「興行」の世界が暴力団との持ちつ持たれつの関係で成り立った歴史はぬぐいようもない事実である。それだけに紳助の引退が引き金になった芸能界と反社会的勢力の決別キャンペーンには、芸能界の「常識」の中で長年生きてきた人間ほど複雑な感情を抱いたに違いない。
 あるベテラン漫才師もその一人だ。
 「芸能に従事する人はみな、近世まで『河原者』と呼ばれ、庶民のあこがれと同時に、蔑視の対象でもあったでしょ? 僕はそういう意味で、芸人もヤクザも根っこのところは同じやと思うてます。芸人にとって、堅気の人でも、ヤクザでも劇場まで見に来てくれたら、お客さんには変わりないんですよ。でもね、それは昔の話なんです」
 彼に言わせれば「同胞」にも似た奇妙な関係だが、過去との決別を図る吉本に降って湧いた問題こそ、紳助ショックだった。(敬称略)

 来年4月で創業100年を迎える吉本興業。第一部は、紳助引退で浮かび上がった暴力団との関係に焦点を当てる。

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2011年10月28日 (金曜日)

ミイラ取りがミイラになった話

   人を連れ戻しに行った者が相手方にとどまり帰ってこない、説得しに行って逆に説得されてしまうことを「ミイラ取りがミイラになる」と表現する。
   語源は、ミイラの体から薬用の油を取る為にミイラを探しに行った人間が力尽きて死んでしまい、自分がミイラになってしまうと言う話しから来ている。

   あってはならないはずなのに、このような話しが大阪府警で本当にあった。Photo
   暴力団関係者の元不動産会社役員(41)に捜査車両などの情報を漏らしたり、数百万円を受領したりしたなどとして、大阪府警は27日、西淀川署に勤務する黒木晋平巡査部長(40) を懲戒免職した。

【府警情報漏洩】巡査部長を懲戒免職 暴力団関係者から現金
                                           2011.10.27
   大阪府警西淀川署の男性巡査部長(40)が暴力団関係者の元社長(41)に内部情報を漏洩(ろうえい)する一方で金品を受け取ったとされる疑惑で、府警は27114_ps0日、地方公務員法(信用失墜行為の禁止)違反にあたるとして、巡査部長を懲戒免職とした。
   府警は、巡査部長を同法(守秘義務)違反容疑で捜査しており、懲戒処分を先行させるのは異例。事案の重大性や捜査の長期化などを考慮したという。
 巡査部長は府警に対し、「元社長を情報源にしようと思って接触を始めた」と話し、当初は事実関係をおおむね認めていた。だが、後に「(元社長から)一切現金を受け取っていない」と説明を翻し、一部事実関係を否定しているという。
   府警監察室によると、懲戒免職の理由は、巡査部長が平成19年から今年にかけ、元社長側の求めに応じ、車の所有者を照会し、警察車両十数台の情報を知人の自営業者を通じて伝達。約20回で総額数百万円の現金を受け取ったほか、スーツ2着を贈られた。また、元社長の融資の連帯保証人となり、交際していた女性の就職を元社長に依頼したという。
 巡査部長は、これまで主に暴力団捜査を担当。平成18年ごろ、暴力団が絡んだ傷害事件の捜査を通じ、元社長と面識を持った。元社長は、約5年前まで指定暴力団山口組系組織に所属。違法風俗店を経営しており、店周辺に警察車両がいないか確認するため情報を求めたとみられる。元社長は現在、所在不明という。

【府警情報漏洩】転落した“マル暴の刑事” 手柄を焦るあまり…つけ込まれ癒着か
                                  2011.10.27  
   “マル暴の刑事”に誇りを感じていたはずの警察官は、一体どこで道を踏み外したのか。暴力団関係者の元社長に内部情報を漏らす一方で金品を受け取ったなどとして、懲戒免職となった巡査部長。
 同僚の捜査員らは「手柄を焦るあまり、逆に取り込まれてしまったのか」と苦々しげに話した。
 巡査部長は、大阪府内の高校を卒業後、府警に。当初から暴力団捜査の刑事を志望していたといい、西署に勤務していた20代のころ、念願がかなって刑事課に配属。
 このころから、口ひげを生やすなど“マル暴刑事”を意識した風貌に変わっていったという。
   平成12年、府警本部の暴力団対策課(現・捜査4課暴力団対策室)に異動。暴力団情報を管理、分析する資料係に在籍し、その後に勤務した吹田、西淀川署でも暴力団対策を担当した。
 元社長と知り合ったのは吹田署時代。こうした人間との交際は当然リスクが伴うが、巡査部長にとっては暴力団情報を得ようとして接触を持った面があったといい、いつしか飲食接待を受けるなど、逆に相手に取り込まれていった。
 捜査員が暴力団の内部情報収集のため組関係者らと接触するケースはあるが、これは同時に暴力団側にとっても捜査情報を得るチャンスとなる。
 ほどなく現金を受け取るようになった巡査部長の周辺では「金払いが良くなった」「暴力団に情報を流しているのでは」と噂になったこともあった。
 ある元同僚は「熱心な仕事ぶりの一方、部下や後輩に横柄で、職場で浮いた存在だった」と話す。捜査関係者によると、暴力団情報を得ることが年々難しくなるなか、組関係者に情報源を持つ捜査員が評価される面もあり、駆け出しの刑事が「とにかく組員と親密になればよい」と安易に考えてしまう可能性は否定できないという。府警で暴力団捜査に当たる現役の捜査員は「プロならば暴力団側に情報を漏らすことはありえない」と強調した。疑惑が発覚し、府警監察室の事情聴取を受けた巡査部長は「こんな関係は許されないと分かっていた」と話したという。

【府警情報漏洩】暴力団排除 活動に水さす不祥事 
                              2011.10.27 22:48
 全国47都道府県すべてで暴力団排除条例が施行されるなど暴力団追放の機運が高まるなかで明らかになった現職警察官と暴力団関係者の癒着は、反社会的勢力との決別を進める活動にも水を差すことになる。
 いかに綱紀粛正を図るか、大阪府警の姿勢が問われている。
 ジャーナリストの大谷昭宏氏は「大阪府警は、市民に暴力団排除を訴える当事者として猛省すべきだ」と指摘する。
 そのうえで、今回の事案を「警察官個人の問題として片づけず、組織全体のあり方としてとらえる必要がある。府警は、取り締まる側が取り込まれてしまったという実態に目を向けて、再発防止を徹底しなければならない」とする。
 一方、暴力団対策に詳しい弁護士で元慶応大教授の加藤久雄氏も「今回の不祥事を、トカゲの尻尾切りで終わらせてはならない」とし、今後の捜査を通じての全容解明の必要性を強調。
 「もし、できなければ、警察の信頼は地に落ちるだろう」と危機感を示した。

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2011年10月20日 (木曜日)

立川の6億強奪事件で16人目逮捕

   警視庁立川警察署の捜査本部は10月19日、東京都八王子市弐分方町、自営業、八木沢浩一容疑者(49)を強盗傷害容疑などで逮捕した。
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   警備会社の警備態勢などの内部情報を入手し、犯行グループに伝えた疑いが持たれている。
   八木沢浩一容疑者と警備会社との接点は今のところ分かっていないが、情報を仕入れた者がほかにいるとみて事件の全容解明を急いでいるそうだ。

6億円強奪】
「警備会社の話をした」 内部情報入手に関与か 自営業の男を新たに逮捕

                                             2011.10.19 22:05
 東京都立川市の警備会社「日月(にちげつ)警備保障」立川営業所で約6億円が奪われた事件で、警視庁立川署捜査本部は19日、強盗致傷などの疑いで、東京都八王子市弐分方町、自営業、八木沢浩一容疑者(49)を逮捕した。強盗事件をめぐる逮捕者は16人目となった。
 捜査本部によると、八木沢容疑者は、警備態勢などの内部情報を入手し、犯行グループに伝えた疑いがあり、調べに対し「警備会社の話をしたことは間違いない」と供述。捜査本部は情報の入手先を調べている。
 捜査本部によると、関係者の供述や、携帯電話の通話履歴などから関与が浮上した。
 八木沢容疑者は、同容疑で逮捕され、警備会社の情報入手に協力した疑いがある職業不詳、栗原崇容疑者(42)と古くからの友人だったという。
 逮捕容疑は、犯行グループと共謀して今年5月12日午前3時ごろ、営業所に侵入し、宿直の男性警備員を刃物で刺すなどして重傷を負わせ、金庫室の暗証番号を聞き出し、約6億円を奪ったなどとしている。

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2011年10月18日 (火曜日)

暴力団排除条例関連で初の逮捕者

 東急グループ279社9法人(2008年3月末現在)にのぼる一大企業グループだ。
 その事業は、交通、不動産、流通、レジャー・サービス、建設など多岐に亘る。
 東急建設株式会社はその一つであろう。
 本社は渋谷区渋谷1-16-14 渋谷地下鉄ビルに所在する。
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 この「東急建設」から現金1億円を脅し取ろうとしたとして、10月18日、福岡県久留米市南1、型枠工事業菊池興業」を経営する菊池通昌容疑者(63)を警視庁組織犯罪対策3課警視庁渋谷警察署は、恐喝未遂と会社法違反(利益供与要求)容疑で逮捕した。
 菊池興業は右翼団体の代表が幹部を務めるほか、菊池容疑者の実弟は暴力団道仁会系の元組員だった。

 10月1日施行の暴排条例を巡り、暴力団との関係を断ち切ろうとした上場企業への脅迫が明るみに出たのは初めてだ。Shibuyaps
 いずれにしても、「東急建設」は、これまでの暴力団との関係を世間に晒すことを覚悟で、警察に被害届けを提出したものであろう。

  このケースは、暴力団関連の芸能人を使うプロダクションやテレビ局をはじめ、汚れ役を暴力団に依頼しがちな不動産、金融業界等の業界や団体などの今後の姿勢に影響する事例になりそうだ。

 きっと、暴力団と交際が噂される政治家や芸能人、スポーツ選手、著名人そして会社経営者達は、戦々恐々としていることであろう。 暴力団と手を切りたいなら、東急のように早目に警察に相談した方がいい。  東京都暴力団排除条例専用フリーダイヤル:0120-342-110

絶縁通告の東急建設脅す、道仁会系社長を逮捕
  http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111018-OYT1T00639.htm
暴力団排除条例の施行を受けた取引中止の通告に腹を立て、中堅ゼネコン「東急建設」(本社・東京都渋谷区)から現金1億円を脅し取ろうとしたなどとして、警視庁は18日、福岡県久留米市の建設関連会社「菊池興業」社長・菊池通昌容疑者(63)を恐喝未遂と会社法違反(利益供与要求)の疑いで逮捕した。
 警察関係者によると、菊池容疑者の実弟は指定暴力団道仁会系の元暴力団幹部。
 全国で成立した暴排条例を巡り、暴力団との関係を断ち切ろうとした上場企業への脅迫が明るみに出たのは初めてという。
 同庁は同日午前、菊池興業本社など関係先も捜索した。
 捜査関係者によると、菊池容疑者は今年2月、東急建設九州支店(福岡市博多区)が菊池興業との関係を断とうとしたことに腹を立て、「退職金をよこせ」と1億円を脅し取ろうとした疑いが持たれている。
 また、3~4月には、「あんたの会社と暴力団との関係を公の場で説明する」などとする株主総会への質問状を東急建設に郵送し、取引の継続を求めるなど利益の供与を要求した疑い。東急建設本社が同庁に被害届を提出していた。
 福岡県暴排条例は昨年4月に施行され、企業が暴力団と関係が深い業者に工事を発注することなどを利益供与として禁じた。
 その後、東急建設九州支店は、道仁会と関係が深いとされる菊池興業との取引は、条例に抵触すると判断し、同社に関係遮断を通告していた。
                  (2011年10月18日14時33分  読売新聞)

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2011年10月 6日 (木曜日)

山口組組長、暴排条例に批判意見

 産経新聞が、暴力団山口組の篠田建市組長にインタビューした記事に大反響があるそうだ。
 いずれ消されるおそれがある内容だ。
 内容をここにコピペしておこうと思う。
 だが、言っていることは、暴力団幹部特有のへ理屈だ。
 その言い分は、
昔から何ら変化していない。
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■山口組組長のインタビューが大反響
  「詭弁と同じ」「言い分はとても響く」…
                       J-CASTニュース 10月3日
 日本最大の指定暴力団山口組篠田建市(通称・司忍)組長(69)のインタビューを産経新聞が報じた。
 長文になった産経のネット配信記事には、上下2本で計1万件以上もツイッターで反応が寄せられており、大きな関心を集めている。
 暴力団排除条例が2011年10月1日、全都道府県で出そろったことを受け、産経新聞がネットでは1日と2日、新聞では2日付朝刊で伝えた。
 記事への関心が高い背景には、島田紳助さんが暴力団関係者との交際をめぐり芸能界を引退したことが関係しているようだ。

■「今、解散すれば、うんと治安は悪くなるだろう」 新聞の方は要約版で600字弱だが、2本のネット記事は一問一答形式で、「上」(1日配信)3600字、「下」(2日)3000字程度とたっぷり紹介している。
 いずれも篠田組長の写真が載っている。
 10月3日13時現在、「msn産経ニュース」サイトの「24時間総合ランキング」で、「下」が1位、「上」が2位を占めていた。上下合わせて1万件以上の「ツイート」がついており、3位の記事「不倫相手を放置死 35歳人妻、転落の軌跡」(2日配信)の45件、4位記事(同)の550件に比べ、突出して多くの人がツイッターで「つぶやいた」ことが分かる。

 一問一答の一部を引用すると、
 全国の暴力団排除条例に関連しては、
 「異様な時代が来たと感じている」
 「法を犯してなくても当局が反社会的勢力だと認定した者には制裁を科すという一種の身分政策だ」
 「今は(略)暴力団が対象だが、今後拡大解釈されていくだろう」
 との考えを示した。
 「山口組を解散する」考えはないか、との質問へは、
 「今、解散すれば、うんと治安は悪くなるだろう」「若い者は路頭に迷い、結局は他の組に身を寄せるか、ギャングになるしかない」と指摘。その上で「俺にできることは、これまで以上の任侠道に邁進する組織にすることだ」と語った。
 芸能界との関係については、昔は興業で関わりがあったが、現在では「芸能界から恩恵を受ける」ことや「利益供与」もないと断言。「むしろ、われわれは利用されている」として、芸能事務所などが仕事を取るために、「どこそこの組と関係があるとうたって」おり、また、「祝儀をあてにしてわれわれのところを訪ねてくる芸能人もいる」と話した。

■ネット上「載せるべきではなかった」の声も
 また、インタビューの最後半部では、一連の暴力団排除キャンペーンについて、「(過去の例では)結局、警察OBの仕事が増えた。
 今回も似たような背景があるのではないだろうか」と疑問も呈している。
 インタビュー記事へのネット上の反応は、「暴力は嫌いだが、言い分はとても響く」「論理的だ」「服装かっこいい」(ツイッター)といった好意的なものから、「(言ってることは)やっぱり脅し」「詭弁と同じ。(産経新聞は)これは載せるべきでなかった」(はてなブックマーク)と批判的なものまで幅広く寄せられている。

 9月に「暴力団」(新潮新書)を出したノンフィクション作家でジャーナリストの溝口敦氏に、産経インタビュー(ネット版)の感想を聞いた。
 暴力団について篠田組長は、「世間になじめない人間の互助会」という趣旨の見方も示したが、溝口氏は「現実の暴力団はそうなっていない。
 違和感がある」と指摘。
 さらに、「『上納金なんて一切ない』という発言も信じられない」と厳しい見方を示した。ネット上では、篠田組長発言に対して「説得力がある」といった反応も少なくないが、鵜呑みにしてはいけない、というわけだ。
 一方、インタビュー記事の内容とは別に、各地の暴力団排除条例については、問題があるとの考えを示した。
 警察が自らの責任を棚上げし、「市民に一線にたって暴力団排除にあたれ」と言っているに等しく、「不備がある」という。

■(上)全国で暴排条例施行「異様な時代が来た」
                                                  2011.10.1 12:00
 暴力団への利益供与などを禁じる東京都と沖縄県の暴力団排除条例が1日、施行された。これにより、暴力団の資金源根絶を目的にした暴排条例が全都道府県で出そろった。日本最大の指定暴力団「山口組」の篠田建市(通称・司忍)組長(69)は条例施行を前に、神戸市灘区の山口組総本部で産経新聞の取材に応じた。一般の事業者にも暴力団との関係遮断の努力義務が課された都条例について、「異様な時代が来た」と批判したうえで、山口組の解散を明確に否定した。一問一答は次の通り。

 --全国で暴力団排除条例が施行されるなど暴力団排除の機運が急速に高まっているが、どのように捉えているか
 異様な時代が来たと感じている。やくざといえども、われわれもこの国の住人であり、社会の一員。
 昭和39年の第1次頂上作戦からこういうことをずっと経験しているが、暴力団排除条例はこれまでとは違う。
 われわれが法を犯して取り締まられるのは構わないが、われわれにも親がいれば子供もいる、親戚もいる、幼なじみもいる。こうした人たちとお茶を飲んだり、歓談したりするというだけでも周辺者とみなされかねないというのは、やくざは人ではないということなのだろう。しかも一般市民、善良な市民として生活しているそうした人たちがわれわれと同じ枠組みで処罰されるということに異常さを感じている。
 先日、芸能界を引退した島田紳助さんの件は条例施行を前にした一種のデモンストレーションだったとしか受け止められない。
 われわれは日本を法治国家と考えている。俺自身も銃刀法違反罪で共謀共同正犯に問われた際、1審では無罪という微妙な裁判だったが、最高裁で実刑判決が確定した後は速やかに服役した。
 法治国家に住んでいる以上は法を順守しないといけないとわかっているからだ。今回の条例は法の下の平等を無視し、法を犯してなくても当局が反社会的勢力だと認定した者には制裁を科すという一種の身分政策だ。
 今は反社会的勢力というのは暴力団が対象だが、今後拡大解釈されていくだろう

--身分政策というのは?
 われわれの子供は今、みんないじめにあい、差別の対象になっている。
 われわれに人権がないといわれているのは知っているが、家族は別ではないか。
 若い者たちの各家庭では子供たちが学校でいじめにあっていると聞いているが、子を持つ親としてふびんに思う。
 このままでは将来的に第2の同和問題になると思っている。
 一般の人はそういう実態を全く知らない。
 ただ、山口組というのは窮地に立てば立つほどさらに進化してきた。
 昭和39年のときもわれわれの業界は終わりだといわれていた。
 ところがそれから1万人、2万人と増えた。
 弾圧といえば語弊があるが、厳しい取り締まりになればなるほど、裏に潜っていき、進化していく方法を知っている。
 今後一層、襟を正すために勉強し、山口組は進化していく。
 だが、裏に潜ることは山口組としてはあまりよしとしていない。任侠を守っていこうとしているが、取り締まりが厳しくなればなるほど、潜っていかないといけなくなる。
 それを一番危惧している。暴排条例ができたこと自体はまったく心配していない。

 --今後、山口組をどのように運営していくつもりなのか。広域暴力団という形を捨てたり、解散したりする考えはないか。
  山口組を今、解散すれば、うんと治安は悪くなるだろう。なぜかというと、一握りの幹部はある程度蓄えもあるし、生活を案じなくてもいいだろうが、3万、4万人といわれている組員、さらに50万人から60万人になるその家族や親戚はどうなるのか目に見えている。若い者は路頭に迷い、結局は他の組に身を寄せるか、ギャングになるしかない。それでは解散する意味がない。ちりやほこりは風が吹けば隅に集まるのと一緒で、必ずどんな世界でも落後者というと語弊があるが、落ちこぼれ、世間になじめない人間もいる。われわれの組織はそういう人のよりどころになっている。しかし、うちの枠を外れると規律がなく、処罰もされないから自由にやる。そうしたら何をするかというと、すぐに金になることに走る。強盗や窃盗といった粗悪犯が増える。大半の人たちはわれわれを犯罪者集団と突き放していることはわかっている。その一因が私たちの側にあるのも事実で、そうした批判は謙虚に受け止める。しかし、やくざやその予備軍が生まれるのは社会的な理由がある。そうである以上、俺にできることは、これまで以上の任侠道に邁進する組織にすることだ。ぜい沢を求めて、自分勝手な行動を取る者は脱落する。組員はごく普通に暮らせればいい。そういう人間を一つの枠で固めているから犯罪が起きにくいという一面もある。矛盾しているように聞こえるかもしれないし、なかなか信じてもらえないだろうが、俺は暴力団をなくすために山口組を守りたいと考えている。そのことはこれからの行いで世間にご理解を願うしかない。

--世間の人は暴力団組員が「普通に暮らせればいい」と思っているとは思っていない。
 これだけ締め付けられ、しかもこの不況下でぜい沢ができるわけがない。そもそもやくざをしていて得なことはない。懲役とは隣り合わせだし、ときには生命の危険もある。それでも人が集まってくる。昔から言われることだが、この世界で救われる者がいるからだと思う。山口組には家庭環境に恵まれず、いわゆる落ちこぼれが多く、在日韓国、朝鮮人や被差別部落出身者も少なくない。こうした者に社会は冷たく、差別もなくなっていない。心構えがしっかりしていればやくざにならないというのは正論だが、残念ながら人は必ずしも強くはない。こうした者たちが寄り添い合うのはどこの国でも同じだ。それはどこかに理由がある。社会から落ちこぼれた若者たちが無軌道になって、かたぎに迷惑をかけないように目を光らせることもわれわれの務めだと思っている。

 --解散はしないというが、警察は暴力団の壊滅を目指しているし、一般市民もそれを望んでいるのではないか。
 山口組は他の団体に比べて突出して規模が大きいので、警察は反社会的集団として指弾しやすいのではないか。3万、4万人の反社会的集団というと、警察にとって脅威になるというのは決まっている。警察も山口組を解散し、千人や2千人の組にばらばらにしたいと思っているのだろう。しかし、山口組の存在でわれわれの業界の治安が守られているという事実がある。山口組を解散し、80の直系組織が個々の団体になった場合、当然縄張り争いが起き、抗争事件が続発している九州のようになるのは間違いない。今はほとんど抗争事件は起きていないし、ほかの団体とも平和外交に徹してきた。だからこそ、山口組を維持することが俺の責任であり、義務であると思っている。ひとつ加えると、われわれは暴力団といわれている業界のなかではすごく紳士的だ。一般の人よりも長幼の序とか、そういうことは厳しく守られている。ホテルとか公共の場で徒党を組まないとか3人以上で歩かないとか、そういう面でも厳しくしている。

--しかし、過去にはたくさんの抗争事件が起き、一般市民が巻き添えになっているケースもある・
 やくざがかたぎに迷惑をかけることは理由がどうあれ許されない。これには一分の言い訳もない。やくざと仲間内のけんかはつきものだったが、すでにそうした時代ではないと認識している。

--警察当局は山口組と、組長の出身組織の弘道会を集中的に取り締まっているが、どう考えるか・
 山口組については、多少なりとも法に触れた者が多かったのだろう。法に触れた以上は検挙されても仕方がない。弘道会は山口組若頭の高山(清司被告=恐喝罪で起訴)に代替わりをして、もう6年になる。山口組というのは個々の組が山口組の綱領を守りながらも独立した組織になっている。弘道会がどういうことをしているか把握していない、というよりも関知していない。

--しかし、弘道会は「反警察」の急先鋒とされ、それが集中取り締まりの大きな要因になっている
 弘道会の会長は高山であり、本人が不在のときにうんぬんと述べるべきではないと思う。ただ、そういう捉え方をされるのは、組織の人数が増え、規模が大きくなったからではないか。弘道会という名前に求心力があるのかどうかはわからないが。昔から反警察ではない。地域で何かやるときは警察に協力することもある。例えば天皇陛下が来られる、著名人が来るから自粛しなさいといわれれば従っている。反警察といわれること自体驚いている。

--弘道会は警察の家宅捜索や職務質問の際に非協力的といわれている。
 家宅捜索は、組員とトラブルになったところだけがテレビなどで放映されるので、そういうイメージがついているのだろう。山口組を含めて、6代目の体制になってからは警察に速やかに入り、調べてもらいなさいという姿勢をとっている。昔はどったんばったんやったりして殴られたりもしたが。

(下)芸能界との関係「恩恵受けること一つもない」
2011.10.2
暴力団排除条例の全都道府県での施行前に、神戸市灘区の山口組総本部で産経新聞の取材に応じた指定暴力団山口組の篠田建市(通称・司忍)組長(69)。条例に対する批判のほかに、資金源や注目される芸能界との関係についても言及した。一問一答の続きは次の通り。

 --組長の服役中に暴力団情勢は大きく変化した。この間の組織の運営についてどう思うか。
 社会不在の期間中は、若い者たちに非常に苦労をかけたと思う。山口組の歴史を守ろうと思うと、時代に即応した順応性が必要だ。執行部はそれに沿って対処しており、俺自身は満足している。時代感覚を的確に捉えていない、時代を上手に理解しなくて自分らの形だけを守ろうとしている旧態依然の感覚の者が落後していったというのは事実で、新旧交代が上手にできたと思っている。前よりも組織がまじめになった。時代に即応した組織づくりをして、俺自身というより本部として求心力を増した。みんなには感謝している。

 --山口組は覚醒剤や不良外国人との接触を禁じているが、この方針を守り切れていない状況がうかがえる。
 山口組は厳しく覚醒剤と不良外国人との接触を禁じている。実際、山口組が、薬物の売買や不良外国人との接触を本当にしているのならば、今以上に治安が悪化し、薬物も蔓延しているはずだろう。ただ、末端の組員の一部不届き者たちが禁止事項を破り、われわれの目を盗んで己の欲望を満たすために任侠道の名を汚していることは紛れもない事実。だから、せめてそういう組員を少なくしないといけないということで麻薬撲滅を標榜している。まず内側から浄化していかないといけないということだ。外部に対して撲滅なんておこがましいことを言っているわけではない。不良外国人たちは今、日本のやくざが行き過ぎだと思える法令、条例が施行されて以降、われわれが自粛している間に東京の池袋や新宿、渋谷、あるいは名古屋、大阪などのたくさんの中核都市に組織拠点をつくり、麻薬、強盗などあらゆる犯罪を行っている。これが今後、民族マフィアと化していったら本当に怖くなるだろう。こちらもおこがましいが、それらの歯止めになっているのが山口組だと自負している。中部地方の場合、麻薬は全部外国人がやっている。山口組の組員は一切やっていない。名古屋に錦という飲み屋街があるが、外国人を一人も入れていない。かつては外国人がいっぱいで薬物を売ったりしていたが、20年前に閉め出した。そうしたら新栄という街に流れた。全部閉め出したら、窮鼠猫を噛むで収拾がつかないのでそこだけは外国人に開放しているが、その地域の治安がものすごく悪い。外国人同士の抗争事件もここの地域だけで起きる。しかも外国人は10代の女の子を標的にしている。1人に薬を渡して、今度はその子らが友達に、と輪が広がっているため、麻薬犯罪の低年齢化が進んでいる。もしわれわれが組織的に麻薬に手を出したら、ある程度の矜持といったらおかしいが、子供には渡さない。しかし、外国人は売ってなんぼだから小学生だろうが全然関係ない。

  --窃盗や強盗などで摘発される組員が増えている。この状況についてどう考えるか。
 景気、不景気に左右され、窃盗や強盗で摘発される組員も確かにいる。今後もそのような者が出るようであれば厳しく執行部に指導させていく。しかし、現役の組員はごく一部に過ぎない。新聞には摘発が増えているように掲載されているが、過去に破門、絶縁された者があたかも現役組員のように発表されているためだ。われわれの破門状の郵便消印を比べれば一目瞭然だ。

 --破門した人たちの捕捉はしているのか。
 ある程度はできるが、きりがない。彼らは1人では何もできないから、破門者同士が集まって徒党を組み、グループをつくっている。それが不良外国人と組んで窃盗をやったり、いろんな犯罪をしている。

 --破門者はどれくらいいるのか。
 人数ははっきりとわからないがかなりの数に上る。山口組の1次団体はともかく、2次団体や3次団体は10人くれば9人は破門になっている。厳しいからだ。だれでも組員になれるのではない。もうひとつ心配なのは暴力団排除の行方だ。暴力団を辞めさせるのはいい。しかし辞めた組員は食えない。元組員や前科者を雇ってくれる企業など現実にほとんどない。ましてやこの不況だ。となればすぐに金になる悪事に走る。コンビニ強盗、窃盗、薬物、ほかにもいろいろあると思うが、元組員となればわれわれが意見することもできない。しかも暴対法は指定暴力団を対象にしていて、組を抜けたこうした犯罪集団には何の効果もない。どこか矛盾しているのではないか。

--それでは組の資金源はどういうものなのか。
 基本は正業だ。揺すりたかりや薬物では断じてない。もともと、山口組の出発点は今でいう港湾荷役の人材派遣業だった。その後、芸能などの興業に進出した。昔から世の中に褒められない業種もある。遊興ビジネスなどがそうだが、そういう業種は確実な利潤が見込めないし、複雑なもめごとがつきものだから、大手の資本はリスクを嫌って進出しない。そうした隙間産業にやくざは伝統的に生息してきた。今も基本的には変わらない。建設関係などまっとうな仕事もあるが、今は暴力団と関係があるというだけでそうした仕事はできない。人材派遣も、飲食業もできない。どういう方法で正業が立つかと検討している。不良外国人は飲食店とかいろんなことやっているが、許可は得ていない。次から次へと変えていく。われわれもそうなっていくのかな、と思っている。悪に走ろうと思ったら、明日からでもできるが、任侠を標榜している以上、人の道に反することはしない。

 -犯罪収益が資金源になっているのではないか。
 われわれは泥棒や詐欺師ではない。オレオレ詐欺なんてとんでもない話だ。年老いた親の世代をだましたり、貧困ビジネスという食えない身寄りのない路上生活者をむしるようなことは断じて許されない。少なくとも山口組にそうした者がいれば厳しく処分する。そもそも山口組は下部組織からの上納金で毎月多額のお金を集めていると思っているのではないか。そんなことはありえない。山口組は経費として、全員でその月その月の頭割りで個人負担しているだけで、上納金なんて一切ない。

--今、芸能界との関係が問題視されている。
 昔は興行でかかわったが、今はもう、われわれが芸能界から恩恵を受けることは一つもない。何かあったら芸能人を呼んだりするやくざもいたが、もうほとんどいない。たまに昔から知っている芸能人とお茶を飲んだりすることはあっても、利益供与なんか一銭もない。むしろ、われわれは利用されている。芸能事務所などが仕事をとるために、どこそこの組と関係があるとうたっている。祝儀をあてにしてわれわれのところを訪ねてくる芸能人もいる。一般の人は利益を得ていると誤解している。今後、暴力団排除の動きが強くなるだろうが、われわれは関知しない。一連の流れで思うのは、暴力団排除キャンペーンは警察の都合ではないか。別にやくざ絡みの犯罪が増えているわけではないし、過去にもパチンコ業界への介入や総会屋排除などが叫ばれ、結局、警察OBの仕事が増えた。今回も似たような背景があるのではないだろうか。ともあれ、われわれは任侠に生きる者として、人としての矜持をわきまえ、人の尊厳を守り、いかなる逆風であろうとも揺るぎのない信念で若い者たちを指導していくつもりだ。

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2011年9月24日 (土曜日)

暴排条例「密接交際者」と認定されたら

  島田紳助の芸能界引退劇は、同時に10月1日施行の「東京都暴力団排除条例(暴排条例)」を世間に注目させる手助けになった。
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  9月20日、東京ドームで巨人―ヤクルト戦で樋口建史警視総監が始球式を行うなど暴排条例キャンペーンを行っていたが、比較出来ないほど「紳助の芸能界引退」の方がインパクトが強く、関係者に対するアピール効果は絶大だ。
 きっと、この条例は威力を発揮することであろう。

  この「東京都暴力団排除条例」は、すでに今年の3月18日に公布されており、今回、東京都と沖縄県が施行されると、全都道府県で暴排条例が施行となる。

  憲法39条「刑罰不遡及の原則」により、法施行前の行為まで遡って適用されることはないが、約半年間の告示期間と紳助引退劇で都民には十二分に知れ渡ったことであろう。
 施行後は即刻、都民が期待する威力と効果を発揮して欲しいものだ。

  さて、この暴排条例施行でマスコミや芸能界関係者らが戦々恐々としているのは、暴排条例の「密接交際者」と警察に認定されることにありそうだ。

  警察は、暴力団関係者との会食、ゴルフ、旅行など交際を繰り返す人物を「密接交際者」とみなし公表することになる。
 その方法は東京都の場合は、法人・団体などの立ち入りや勧告を行い、関係した人物名や法人名が「公表」されるが、公表方法は官報なのか、直接マスコミに知らせるのかは判然としない。

  公表されたなら、芸能人ならテレビなどから排除されるだろうし、建設業者なら公共事業から締め出され銀行取引も停止となる。また、都条例では該当者が金融機関からの融資を受けたり当座預金の開設ができなくなったり、住宅の賃貸契約もできなくなるそうだ。
  吉本興業から引退を迫られた島田紳助は、暴排条例の密接交際者」の典型だったのだろう。当面は、紳助の事例が密接交際者」認定の基準にされるはずだ。
 よって、紳助の裏を知る関係者は、次は自分の番だと戦々恐々としているはずだ。

 さて、紳助の次に名前が飛び出すのは、一体誰なのか。

   9月1日、警視庁は民放連へ「10月1日施行の都暴力団排除条例に沿った対策を取ってほしい」、そして契約書に「暴力団関係者と判明した場合には、局側が契約を解除できます」という一文を入れて欲しいと要請した。

 この根拠は、「東京都暴力団排除条例(暴排条例)」に次の条文にある。

事業者の契約時における措置
18条 事業者は、その行う事業に係る契約が暴力団の活動を助長し、又は暴力団の運営に資することとなる疑いがあると認める場合には、当該事業に係る契約の相手方、代理又は媒介をする者その他の関係者が暴力団関係者でないことを確認するよう努めるものとする
  2項 事業者は、その行う事業に係る契約を書面により締結する場合には、次に掲げる内容を契約書その他の書面に定めるように努めるものとする。
   1 当該事業に係る契約の相手方または代理若しくは媒介をする者が暴力団関係者であることが判明した場合には、当該事業者は催告することなく当該事業に係る契約を解除することができること

東京都暴力団排除条例
警視庁の「『東京都暴力団排除条例』の制定について

皇成の恩師、暴力団関係者と交際で免許取り消し
   2011.9.26 17:33
 JRAは26日、美浦・河野通文調教師(61)の調教師免許を取り消したと発表した。
 河野調教師は先ごろ結婚を発表した三浦皇成騎手の指導者だった。
 JRAよると、同調教師は、かねてから知り合いであったI氏について、暴力団関係者との認識があったにもかかわらず、交際を続け、平成22年7月30日に現金1000万円を貸し与えた。(産経新聞) <

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