日本人が我慢の限界を超えたとき
大東亜戦争初期の昭和16年12月10日に、マレー半島沖で日本海軍の攻撃機は、当時七つの海を支配した英国海軍が誇る東洋艦隊戦艦プリンス・オブ・ウェールズと巡洋戦艦レパルスを撃沈させました。
時の英国首相チャーチルは、戦後に第二次世界大戦を回顧して、「日本にこれほどの力があったのならもっと早くいってほしかった。日本人は外交を知らない」と書いています。
さて、どんなに嫌がらせを受けても、理不尽な仕打ちをされても、ただひたすら我慢、我慢、我慢を続け、そして、堪忍袋の緒が切れたとき、高倉健が演じる粋な着流しの男一匹が桜吹雪の舞い散る中をドスを片手に殴り込みをかける任侠映画に、己を重ねて酔いしれた世代でした。
そして、昨今の韓国からは、既に「完全かつ最終的に」(1965年日韓請求権協定)、「最終的かつ不可逆的に」(2015年日韓慰安婦合意)解決したはずの約束や合意が守られない現実に加え、竹島問題、レーダー照射問題、天皇陛下侮辱発言問題等々を前にしても、多くの日本人は、ただ、ひたすら我慢・我慢・我慢・我慢をして、いわゆる大人の対応を続けて来たのです。
それが、ようやく今回、戦略物資である高品質の半導体の製造に必要な材料が軍事転用の虞があると「フッ化ポリイミド(絶縁材料)」、「レジスト(感光材)」、「エッチングガス(フッ化水素)」の3品目の輸出を他の国並みに管理すると表明しました。
それに続いて、安全保障上の友好国27か国である「ホワイト国(輸出規制緩和国=安全な国)」 から韓国を外すと宣言しました。この戦略物資である高品質の3品目の輸出を他国並みにする措置やホワイト国から外すことは、基礎研究開発に殆ど投資しない韓国の最大の弱点・急所を見事に突いた措置と見られ、煮え湯を飲まされ続けた日本人も、ようやく溜飲を下げたはずです。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、日本の当然すぎる措置に対して、「盗っ人たけだけしい」「これ以上、(日本を)友好国と考えることはできないだろう」と遠吠えの反応をしていましたが、大統領引退後に、どんな泣き言を発するのか見ものです。
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