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2016年3月19日 (土曜日)

病室にカメラを向ける必要があるのか

 人間には、他人のプライバシーを覗き見したいという心理があるそうです。000000s
 そして、週刊誌やスポーツ紙に限らずテレビ番組なども、国民の「覗き見趣味」を満足させる手段として商売が成立していると見られています。よって、このような取材に当たる記者やカメラマンなどは、覗きの片棒を担いだ下劣な行為のはずです。
 「報道の自由」は憲法で保証された権利で、社会の公器である報道のためには多少の免脱行為は許される。また、芸能人や著名人の事件・事故の関係者は社会の注目を大きく集める「公人」であって、真実を明らかにする以上、「公人」のプライバシーは制限されてもよいという、乱暴で滅茶苦茶な意見がまかり通っています。その結果、記者やカメラマンは、関係者の自宅に土足で入り込んだり、隣家に住居侵入、被害者感情を全く配慮せずカメラやマイクを向けたり、尾行、ストーカー、でっち上げ、やらせ、捏造など枚挙に暇がないことは知れ渡っています。
  さて、今日も朝から「清原被告1日5万円超個室で厳戒治療」などが話題です。
  入院先はすでに、千葉県松戸市にある千葉西総合病院の7階個室であることも暴かれています。そして、18日午後1時40分ごろには病室の窓からカーテンを少しだけ開き、外のマスコミの様子をうかがう清原被告を日本テレビがキャッチ。2月4日に送000139273212512344505227検された際に撮影されて以来、43日ぶりの姿を撮影したと自慢げです。
 果たして、ここまで必要なのでしょうか。
  確かに、清原和博被告は有名人ですが、実際は約0・203gという極めて微量の覚せい剤を押収され「覚せい剤取締法違反罪(所持、使用)」で起訴された身です。しかし、同程度の違反者はごまんといる中の一人であることに気付くべきです。本当に清原和博被告に更生することを期待するなら、そろそろ一斉糾弾の矛を収めて、そっと見守ることが大切なはずです。マスコミの取材や報道で煽ることが収まれば、国民の話題も自然と静かになるのです。マスコミは口では「更生を期待する」などと言いながら、片方では卑怯な取材や報道を平気でやるところなのか・・・・・・
  そして、警察白書によると日本の覚醒剤使用者は推定250万人以上(人口の約2%)といわれていること。押収した覚醒剤の量は年間約800キログラムもあること。この押収量は出回る総量のせいぜい1割以下と言われ、8トン以上の覚せい剤を日本国民が消費していることを心配すべきです。000h44101

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