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2015年12月13日 (日曜日)

COPでは後進国に化ける国「中国」

 よみうり時事川柳に、「COPでは後進国に化ける国」(作・我孫子つれづれ)と掲載されていましたが、どう見てもこの「化ける国」は中国のことでしょう。00000512120021
  先般は、ドルやユーロ、英ポンド、円とともに元が「国際通貨」と認められ、いよいよ中国も先進国の仲間入りかと見ていました。しかし、地球温暖化対策を決める「COP21」では、中国は発展途上国側に立って先進国にいっそうの排出削減を主張するという実に狡猾な使い分けです。
  つまり、世界から支援を受けたいときや、国際社会からの批判を避けるときは「発展途上国」と言った方が都合が良いはずで、中国一流の「戦略」なのでしょう。日本は、中国のずる賢い戦略にはまり、無償で提供される多国間援助と合わせて約6兆円のODA(政府開発援助)を行って来たというから、何ともアホらしいことです。
 今回の「COP21」交渉では、二酸化炭素の排出量の26%を占める中国、16%を占める米国の2か国の話が纏まれば成功と言われていました。ところが、5年ごとの削減目標見直しの義務化や、先進国が20年までに官民で「年1000億ドル(約12兆3000億円)を下限として、新しい数値目標を25年までに設定する」などと法的拘束力のない玉虫色の合意がなされたといわれます。000imgp5031
 前回の「COP」では、中国、インド、南アフリカなどは、経済成長と発展を妨げると条件の受け入れに合意しなかったので、今回の交渉では、INDC(各国が自主的に決定する約束草案)という仕組みを導入し膠着を回避したとされます。今回は「京都議定書」以来18年ぶりとなる新たな枠組み「パリ協定」を採択しましたが、アメリカは勿論、中国やインドの今後を注目したいものです。

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