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2015年2月27日 (金曜日)

なぜ見逃された川崎の「上村遼太」君

 マスコミ記事が、日を増すに連れて加熱し取り上げ方が大きくなっている。
 2月20日、川崎市で中学1年生「上村遼太」君(13)が 集団リンチ00000pfの「惨殺死体」が発見されたことだ。この事件に対する見解は今後、各分野で徹底的に検証されるだろうが、これは当たらずと雖も遠からずと思っている。
 「上村遼太」君は、グループを抜けたいと話してからは殴打される頻度が高くなり2~3人に殴られることが多く、その周囲では4~5人が囲んで眺めていたという。
 元々が、暴力を肯定し暴力で組織を維持する性格を有する幼稚な集団の持つ残虐性に群衆心理が相まって、誰もストップをかけることが出来なかった状況を推測している。
  かつても今も、暴力を肯定する集団によるリンチ犯罪は数々あった。
■日本共産党の宮本顕治、袴田里見らによる共産党内部のスパイ疑惑から中央委員の小畑達夫・大泉兼蔵を特高警察のスパイとして査問事件。
■日本共産党革命左派所属の永田洋子らによる連合赤軍の群馬県榛名山アジト「12名リンチ殺人」事件
■東京教育大学生・革マル派活動家の海老原俊夫リンチ殺人事件ほか、数々の極左による内ゲバ殺人事件
■オウム真理教現役信者だった「冨田俊男さんリンチ殺害事件」「落田耕太郎さんリンチ殺害事件」
■創価学会と顕正会の喧嘩別れによる勧誘や脱会をめぐる内ゲバ事件
 等々の事件は、マスコミも時折は問題にしたことがあったはずだ。
 まぁ、これらは思想・宗教を背景にした殺人事件であり、少年事件と同一視するなと反論される方々も多いだろうが、人間の持つ残虐性、集団心理、自己防衛本能などから、誰もストップ出来ない泥沼にはまり込んだ状況は同じと推測している。
  今になって、
 「悪い友達から引き離すことができなかったか」
 「普通の親なら早く気づけ」
 「児童相談所や弁護士などに気軽に相談を」
 「学校の先生や教育委員会は形式的な対応云々・・・」などは、
 事例にあげた思想・宗教を背景にした事件でも似たような形であったはず・・・・・
  今回の「上村遼太」君集団リンチ事件も似たようなもので、周りの人たちも、
 「全く困った連中だ、あんな仲間にだけは入るな」
 程度の認識で様子見していた節もあるし、上村遼太君も、その一員程度に軽く疎んじられて見られていたはずだ。勿論、身体を張ってでも助け出す勇気を持つ大人が一人も居なかったことは残念に思う。

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