守るべきものがあると強くなるのか
「守るものがあるから人は強くなる?」いや「守るものがない人の方が強い?」
どっちだろうか。
例えが適切でないかも知れないが、喧嘩のような場面では隣に女や家族がいると男は必要以上にイキガル.ことが多い。これは、守るものがあると人間は必死になる典型だろう。逆に、失うものが無い人間は、世間体も何も考えず捨て身で行動するから強くなれるという見方もある・・・・・・
こんな低次元なことを新聞記事から考えていた。
戦争終結から今年で70年。産経新聞は年間を通じて「戦後70年」を紡いでいくというから、微力ながら応援したい。
元旦は、天皇、皇后両陛下は4月8日から2日間の日程で太平洋戦争の舞台となったパラオを訪れ、戦没者の霊を慰められる見通しを記事にしていた。
今日3日はパラオの国民に焦点を当てていた。
パラオは大正から昭和20年までの31年間、日本の委任統治領であった南国の島で、親日国と聞く。ロース・テロイ(日本名・テルコ)さんは、「日本には大切なものが四つあります。天皇陛下と靖国神社と富士山と桜の花です。」と語り、「日本人になれるものならなりたかった」という。
この「陛下・靖国・富士・桜」、いずれも日本の象徴だが、現在の日本では戦前ほど尊重されていない。戦後教育の害毒で“個人主義という利己主義”が徹底され、第一に守るべき家族でさえも守らない国民が醸成された結果でもある。
今、日本中で大きな問題になっている、少子化、晩婚化、空き家、孤独死、独居老人、介護、自殺、ゴミ屋敷、遺品処理等々の問題は、その誤った個人主義の延長線上に派生した当然の成り行きでもある。
勿論、これはGHQが憲法に仕掛けた時限爆弾 の一つなのだ。
日本国民は早くこれに気づいて早期に憲法を改正し、本当に守るべきものは何かを国民に教える以外にない。
しかし理想的に改正しても、立て直すには100年はかかるであろう。
戦後の失われた70年は、あと数年で食い止めて欲しいものだ。
そして結論だが、人間は守るべきものがあった方が間違いなく強くなるのであり、守るべきものの第一が自分だと教える今の憲法や教育は間違いだ。
■日本の家庭を破壊した現憲法第24条: 多摩湖畔日誌
■「憲法24条」に潜む共産主義思想: 多摩湖畔日誌
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