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2014年10月11日 (土曜日)

今日は、映画三昧になりそうだ。

 我が家は、ささやかな贅沢として、WOWOWに他に時代劇専門、日本映画専門も視聴できるが、今日は「BS日本映画専門チャンネル」に観たい映画が並んでいる。
 すでに、数か所にビデオ予約をセットしたが、出演が三國連太郎/高倉健/左幸子/伴淳三郎らの「飢餓海峡(1964年)」と三船敏郎/仲代達矢/山崎努らの「天国と地獄 (1963年)」は録画しつつ、同時に番組も視聴しそうだ。
 いずれも、刑事ものの醍醐味を感じさせる映画だ。
 特に「天国と地獄 (1963年)」は
横浜が舞台「天国と地獄」と「悲しい酒2013.1.26
  http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-0c67.html
  でも紹介したが、
 この映画で、50年前当時の貧しい横浜の街並みを知ることが出来るし、その後、個人的にも多少は接点があった地域が映し出される。
 昨年のことだが、
 天国とした地域は浅間台125の高台や浅間神社辺りから、地獄と表現された高台の南側の浅間町二丁目、横浜貧民街だった黄金町界隈の大岡川沿いを歩いてみたが、今では様相が一変していた。
 また「天国と地獄 (1963年)」の放映直後に有名な営利誘拐事件が発生した。
 台東区入谷町の村越吉展ちゃん(4歳)が1963年(昭和38年)3月31日、台東区入谷378、現在の台東区松が谷3丁目23番7号「入谷南公園」で誘拐され殺害されるが、犯人の小原保は「天国と地獄」の予告編 を観たことで犯行を計画したと供述した。

 大岡川沿いには「横浜容器株式会社」の看板が見える。高台の権藤邸はセット。

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天国と地獄 High and Low 1963 Trailer Kurosawa 
  http://dai.ly/xnfe31  

「飢餓海峡」あらすじ
 昭和二十二年九月二十日十号台風の最中、北海道岩内で質店一家三人が惨殺され、犯人は放火して姿を消した。
 その直後嵐となった海で、青函連絡船の惨事が起き、船客五百三十名の命が奪われた。死体収容にあたった函館警察の刑事弓坂は、引取り手のない二つの死体に疑惑を感じた。船客名簿にもないこの二死体は、どこか別の場所から流れて来たものと思えた。そして岩内警察からの事件の報告は、弓坂に確信をもたせた。事件の三日前朝日温泉に出かけた質屋の主人は、この日網走を出所した強盗犯沼田八郎木島忠吉それに札幌の犬飼多吉と名のる大男と同宿していた。
 質屋の主人が、自宅に七八万円の金を保管していたことも判明した。弓坂は、犬飼多吉の住所を歩いたが該当者は見あたらず、沼田、木島の複製写真が出来るまで死体の照合は出来なかった。だが弓坂は漁師から面白い話を聞いた。消防団と名のる大男が、連絡船の死体をひきあげるため、船を借りていったというのだ。弓坂は、直ちに犬飼が渡ったと見られる青森県下北半島に行き、そこで船を焼いた痕跡を発見した。犬飼が上陸したことはまちがいない。その頃、杉戸八重は貧しい家庭を支えるために芸者になっていたが、一夜を共にした犬飼は、八重に三万四千円の金を手渡し去った。八重はその恩人への感謝に、自分の切ってやった爪を肌身につけて持っていた。そんな時、八重の前に犬飼の件で弓坂が現われたが、八重は犬飼をかばって何も話さなかった。八重は借金を返済すると東京へ発った。一方写真鑑定の結果死体は沼田、木島であり二人は、事件後逃亡中、金の奪い合いから犬飼に殺害されたと推定された。その犬飼を知っているのは八重だけだ。弓坂の労もむなしく終戦直後の混乱で女は発見出来なかった。
 それから十年
 八重は舞鶴で心中死体となって発見された。
 しかしこれは偽装殺人とみなされた。
 東舞鶴警察の味村刑事は女の懐中から舞鶴の澱紛工場主樽見京一郎が、刑余更生事業資金に三千万寄贈したという新聞の切り抜きを発見した。八重の父に会った味村は、十年前八重が弓坂の追求を受けたと聞き、北海道に飛んだ。樽見が犬飼であるという確証は、彼が刑余者更生に寄附したことだ。弓坂と味村は舞鶴に帰ると、樽見を責めたが、しらをきる樽見の大罪は、八重が純愛の記念に残した犬飼の爪と、三万四千円を包んだ、岩内事件の古新聞から崩れていった。

飢餓海峡』・石川さゆり(作詞・吉岡治、作曲・弦哲也)1994年発売。
ちり紙(し)に包んだ足の爪
後生大事に持ってます
あんたに逢いたくなったなら
頬っぺにチクチクさしてみる
愛して愛して身を束ね
たとえ地獄の果てまでも
連れてって
ああ、この船は木の葉船
漕いでも漕いでもたどる岸ない
飢餓海峡

一夜の逢瀬でわかります
口は重いがいい人と
遣らずの雨ならよいけれど
泣いてるみたいな恐山
殺して殺して爪たてて
首にあんたの手を巻いて
連れてって
ああ、この海は赤い海
漕いでも漕いでも戻る道ない
飢餓海峡

愛して愛して身を束ね
たとえ地獄の果てまでも
連れてって
ああ、この船は木の葉船
漕いでも漕いでもたどる岸ない
飢餓海峡

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