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2014年9月10日 (水曜日)

山形県庄内平野は津波に注意が必要

 先日、産経で平地や盆地に聳える独立峰で円錐形の周辺に温泉が少0000000000000map_021ない富士山・鳥海山・羊蹄山・岩木山などは噴火による山体崩壊の恐れがあると報じられた。この山体崩壊への備えはどこも十分ではないが、せめて、津波だけでも万全の対策をとって欲しい。
 その鳥海山が聳える山形県の庄内平野は津波対策は万全だろうか。山形県津波浸水想定CG
  縄文後期までは、今の庄内平野には海水が流れ込み、所々に島や砂山が広がっていた海抜の低い土地だ。
 日本海側で「」が付く地名は、「象潟」、「新潟」、「八郎潟」、「十三潟(青森の十三湖)」、「砂潟(酒田の旧名)」などだが、いずれも海水が入る「湾」だった。
  それが、「象潟」は1804年の地震で隆起して平地に、「八郎潟」は昭和30年代の干拓事業で田園風景になったが、「新潟」や「砂潟(酒田」は全て海面の後退と言われる。
 (「新潟」の越後高田辺りは江戸中期の1751年4月26日の地震で隆起)
 「酒田」は、古い文献に「砂潟」とあり、昔の象潟のような「湾」だったそうImage_2だが、縄文後期あたりから徐々に海面の後退により、今のような平地になったそうだ。
 それに庄内の内海には所々に島や丘が点在した。
 地名にも、蕨岡、藤島、米島、京島、楸島(ぐみしま)、平津、海老島、富岡、豊岡、吉岡、飛鳥(あすか)、砂越、郡山、等々、島や丘、或いは湊だったと思われる地名が点在するが考古学等の研究ではヒントになりそうだ。
 古来、「」は「湊」を現す地名と言われる。
 また、この近くの縄文遺跡は全て山沿いから発見されているし、平野部には〇〇新田、〇〇荒野などの地名が、後の人々に開発された名残りと推測される。
 それから、庄内平野には、最上川、赤川、日向川、月光川の四本の河Image_3川が流れているが、全て人の手で流れを変えた人口河川であることは、地元でもあまり知られていない。
 きっと、月光川は違うと言うだろうが、遊佐町宮田の古川いう地名は月光川の名残りであろう。また、枝流の野沢村の野沢川近くにも古川と呼ぶ土地があり、野沢川の流れを変えた名残りだ。 
 なお、庄内平野北部は「飽海」と言うが、古くは「阿古の海(アコノウミ)」が転じたといわれ、その根拠は、「秋田県由利郡には、飽海郡に阿古之入江と称する南北二十里の江海があり、阿久美(後世:飽海)の名称は、之から起こったという」所伝もあるという(日向川水害予防組合「日向川史」)。
 きっと、遊佐町吹浦辺りの入り江から、今の平野部に舟で入ると「阿古の海(アコノウミ)」が広がっていたのであろう。
 長々と前置きを書いたが、言いたいのは、この辺りは海抜が低いところなので、津波に注意して欲しいこと・・・・・・・これまでも似たような注意喚起のブログを数回書いたが、知識があると無いとでは、万が一の行動に大きな差が出るものだ。
 右画像の、いずれの地域にも妹らの嫁ぎ先、妻の実家等々の親戚が多い。

庄内地方は津波に用心して欲しい。
  http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-1003.html
日向川(にっこうがわ)は人工河川
  http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-8a42.html
面白地名「飽海」は阿古の海
  http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-3108.html

■山形県津波浸水想定CG  

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