「半島有事」に韓国の甘すぎる期待
中国の朝鮮半島でのスタンスは、北朝鮮、韓国どっちにあるのか。
習国家主席は友好国である北朝鮮より先に韓国を訪問するなど、良好な関係を築いているが、有事にはどちらを応援するのだろうか。
さて、日本の集団的自衛権の行使容認から、韓国の軍関係者らは半島有事には、米軍の後方支援に日本の自衛隊の協力が得られるとの甘い期待感があるという。
反面、
「自衛隊が朝鮮半島内に入ることは、我々の要請・同意がない限り決して容認できない」、「侵略を反省しない日本が戦争のできる国家になることを看過できない」などと反発する。
これに対して、日本国民は、
「要請もされないのに誰が行くか。要請されてもゴメンだ」
などの拒否反応が当然強い。
更に、韓国は日本の米軍基地から米軍が応援に来ると信じているが、
「日本は米国との事前協議において、米軍が日本国内の基地を使うことを認めないこともあり得る 」との意見もある。
それ程、日本国民の感情が悪化していることに、韓国は気付いているのだろうか。
また、アメリカは2015年中には在韓米軍は全て撤退させる方針だ。
最近の親中路線の動きから「米韓相互防衛条約」破棄、そして「作戦統制権」の韓国移譲で在韓米軍の撤退が加速する可能性もありうる。これを機に、1992年フィリピンから米軍が撤退すると1995年にフィリピン領を中国が占領したような道を歩むのか。
つまり、北朝鮮は米軍撤退を待って南侵する。
果たして、そのとき中国は南北どちらを応援するのか。
在日米軍にしても、日本との事前協議で基地使用が認められず、米軍は暫く戦況を傍観する可能性もある。 かつての朝鮮戦争(1950年6月25日~1953年7月27日から休戦中)では、北朝鮮軍の勢いが勝り韓国軍は南端の釜山まで敗走したが、1953年9月15日、国連軍(米軍)が「仁川上陸作戦」を成功させ、韓国軍と国連軍の反攻が始まっている。
このときのように、ギリギリまで様子見して、日本に被害が及ぶ頃を見計って協力支援すれば十分であろう。それとも、その頃には「日朝友好条約」が結ばれ、日本は北朝鮮を支援すべきとの世論が高まっていることも有り得る。
「それは絶対無い」と言い切れない昨今の嫌韓情勢だが、どっちにしても、難民を口実に、これ以上在日が増えることだけはお断りだ。
■「日本は、助けない」韓国高官は凍り付いた
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140315/waf14031509060005-n1.htm 「朝鮮半島で再び戦火が起きて、北朝鮮が韓国に侵攻しても、日本は韓国を助けることにはならないかもしれない」
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