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2014年7月21日 (月曜日)

小5女児監禁の「二次被害」を憂慮

 岡山県倉敷市の「小学5年女児監禁事件」の報道が過熱しているが、被害者や家族の生活を案じている。Seihannzaihoudou
 岡山県警の犯罪被害者支援 担当者は、「二次被害」から被害者や家族を守るため裏方として活動中のはずだ。初期段階の現在は、過熱したマスコミ関係者の無断接触や無断写真撮影等のプライバシー侵害を防ぐため、被害者に寄り添うなど様々の活動が見えないところで展開しているはずだ。
  今回の事件は、被害者家族から承諾を得たであろうが、被害者の個人名や顔写真を公開し、多方面から情報を受ける手法を採用したこともあり、当初から被害者の家庭環境などがかなり詳細に報道されていた。
 これは、被害者の無事救出に良い方向に向いたとも言えるが、その後の対応の難しさも合わせて派生している。
 簡単に言えば、マスコミを大騒ぎさせた分、鎮静が難しいということか・・・・・
   無事救出後の被害者や家族は、マスコミや心無い世間の目を避けるために、管理の行き届いたホテル、マンション、その他の公共施設などで身の安全を確保しつつ、事情聴取を受けながら報道の鎮静化を待っているはずだ。
 犯行現場の、被害者立ち合いの実況見分にも配慮していることであろう。
 ただ、この一切避ける方法にも一長一短あるとされる。
 記者会見などにより、マスコミが知りたいことに答えながら、報道の2014721_006鎮静化を要請することも一案とされる。だが、これも被害者らの性格・心理状態、捜査の進捗によるもので、門外漢が安易に意見を挟むことではないと思っている。
 このような事件では、
 被害者家族は地域から好奇の目で見られ、地域との新たな戦いが始まるのが常だ。地域の平穏を回復する第一歩は、まず、マスコミ関係者は被害者の無事を見届けたなら、この街から全て退散することだ。
 「心のケア」で一番大切なことは、
 被害者を含めた関係者を「そっとしておいてあげること」に尽きる。
 なお、「二次被害」とは、
 犯人・加害者からではなく、被害者が被害の後に、周囲のさまざまな人の言動によってさらに傷つけられる状態を言う。
 それでは、
一次的被害」とは、犯罪等の被害者に対する直接的な被害をいい、それは「身体的被害」、「経済的被害」、「精神的被害」に分類される。
二次的被害」とは、犯罪の後に待ち受ける警察の捜査、裁判等の精神的・時間的負担、更に、マスコミの過熱した報道によるプライバシー侵害、周囲の人々の無責任なうわさ話、家庭、友人などの人間関係の悪化による転職、転居などがあるとされる。
 こんなことが、倉敷市の被害者家族に起きないことを願っている。

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