« 小保方さんの応援団長・武田邦彦教授 | トップページ | テレ朝・報道ステーションの珍問答 »

2014年5月10日 (土曜日)

ナイジェリアの民族・宗教対立は根深い

 ナイジェリア(Nigeria)だけではないが、アフリカのテロ過激派による集団拉致や集Image団殺戮は余りにも惨い。最近でも、イスラム過激派「ボコ・ハラム(西洋の教育は罪)」がナイジェリア・ボルノ州で、女子生徒240人以上の集団拉致や町を襲撃し125人以上を虐殺しているのに日本のメディアは何故か静かだ。
 縁遠いから報道も少ないのだろうが、「ここは地の果てナイジェリア」と捩り、「ここは地の果て アルジェリヤ. どうせカスバの夜に咲く」と昔流行った歌を思い出した人も多いはず・・・・・・アフリカ西海岸のガーナやナイジェリアの辺りは、16世紀から19世紀にかけて奴隷貿易の中継地、「奴隷海岸」と呼ばれたところだ。

 白人が黒人を奴隷狩りした方法は悪質、かつ残忍だ。
 まず、「死の商人」と呼ばれたユダヤ人がアフリカに武器を運び、黒000000000020100320_711310人同士の内乱を起こさせ、捕虜として捕まえて奴隷としてアメリカやカリブに運んだ。特に、白人はナイジェリアの総人口の約20%を占める「イボ族」をキリスト教徒に仕立て、内乱を起して奴隷狩りをやらせ、奴隷海岸で白人に売り飛ばし、他の黒人から「黒い白人」、白人からは「黒いユダヤ人」の異名をとった。
 日本人を経済的な強さから「名誉白人」と呼ぶことと同じで、白人社会に利用されていただけであり、日本人も喜んでいる場合ではない。

 現在では、ナイジェリアにおける「イボ族」の主体性は薄れたと言われるが、キリスト教徒のイボ族に何かと反感を持つ部族は今も多い。過激派は、キリスト教会や学校を「西洋教育の象徴」とみて襲撃を繰り返すが言いがかりにすぎない。事件の背景には、民族対立、イスラム教とキリスト教の対立、石油利権争いなど単純ではないが、このような白人による民族分断や奴隷狩りの歴史も見逃すわけにはいかない。
 なお日本で活躍するボビー・オロゴンさんはナイジェリのアイバダン出身だ。
 少しは関心をもつ機会にしたい。Bneibvcigaarhqk

 また、黒人奴隷の末裔とされる、米国のオバマ大統領のミシェル夫人も「少女を返して」と書いた紙を持って「行方が分からないナイジェリアの少女たちと家族のために祈る」とツィッターでつぶやいた。 

2011年12月24日、州都ジョスと周辺でキリスト教系住民が集まる市場など7カ所で次々と爆発が起き、32人が死亡、74人が負傷。さらに同日、ボルノ州の州都マイドゥグリで、キリスト教会が武装集団に襲撃され80人が死亡、牧師ら6人が殺害された。
2014年2月、ボルノ州のキリスト教徒が多く住む村が襲撃され、100人以上が虐殺。
2014年4月、ボルノ州の学生寮を襲撃し女子生徒240人が拉致。「奴隷として売り飛ばす」と犯行声明。
2014年5月、ボルノ州の町を襲撃、少なくとも125人を虐殺。
2014年5月6日、これとは別に8人の女子生徒が誘拐されていたことが判明。

ナイジェリア女子生徒の集団拉致、「ボコ・ハラム」が犯行声明
   http://youtu.be/qhm6h-jy94w

|

« 小保方さんの応援団長・武田邦彦教授 | トップページ | テレ朝・報道ステーションの珍問答 »

01 ごまめの歯ぎしり」カテゴリの記事