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2014年5月12日 (月曜日)

「美味しんぼ」の鼻血表現は正しい。

 漫画「美味しんぼ」の鼻血表現は、正しい問題提起と思う。
 これを風評被害を助長すると言うなら、二年前に自民党議員らが鼻血問題を国会で取り上0000975げたことは何だったのか・・・・・・
 よって、作者や発行元の批判は間違いだし、風評被害を批判するなら、国立環境研究所、東京電力、政府、環境省、自治体、マスコミなどだ。
 矛先が全く違う。
 「美味しんぼ」の鼻血問題に菅義偉官房長官、石原伸晃環境相らが「風評被害を助長する」などと同作品への批判を強めているが、2年前、鼻血や被ばくを国会で問題にしていた自民党議員(長谷川岳、熊谷大、森まさこ、山谷えりこ)達のことも忘れてはならない。
 この議員達は先見の明がある。

 「美味しんぼ」(雁屋哲・作、花咲アキラ・画)の「福島の真実」で東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出すなどの描写があった0008852
 これに批判が出た問題について、
 鼻血の表現を批判することは、「悪人が善人をバッシング」しているようなものだと武田教授は批判する。また、松本人志も2年前、「鼻血で一番騒いでいたのは自民党だった。」と怒りを見せる。
 同感だ。
 漫画の作者や発行元を批判することは間違っていると思う。
 原発事故被害と現状を正しく伝えないほうが悪い。
 まさに、「悪者が良い人をバッシングする」という典型例だ。

  --------武田教授のブログを引用-------  http://ch.nicovideo.jp/takeda/blomaga/ar529208
 あるマンガに福島の被曝地帯で鼻血が多かったという内容があり、これに対して、こともあろうに大臣が「不快だ」と言い、地元が「差別」と言って、漫画の作者を非難した。まさに現代の社会「悪者が良い人をバッシングする」という典型例である。
 まず第一に、軽度の被曝によって鼻血がでたのは事実であり、小学校でも記録されている。原発事故直後、子供も大人も鼻血で悩まされた。50歳の男性が今まで人生で一度も鼻血を出さなかったのが、大量の鼻血が突然出たのでびっくりした人など、枚挙にいとまがない。-----中略-----
 もし、隠さなければならないほど原発や被曝が怖いなら、原発の再開などありうるはずもない。「風評」の専門家は「風評が起きるのはデータ不足から」と言っているが、風評を作り出しているのは、政府、環境省、自治体、そしてマスコミであり、国民は情報が提供されれば正しく冷静に判断するだろう。今回の鼻血の件も「悪人が善人をバッシングする」と言う現代日本の悪弊が表面化した一つの例になった。今、甲状腺がんは100倍とされ、思春期の子供の急性白血病が増加していること、二本松市の死亡者数が20%以上も増大していることなど、日本人として関心を持たざるを得ないことが起こっている。
私たちは何のために政府を雇い、国立研究機関にお金を出しているのか。データを出す必要がないというなら、なぜないのかについて誠意をもって説明してもらいたい。
(平成26年5月10日)

武田邦彦ニコニコブログショート論評
 「鼻血」問題に見る日本人の魂の喪失  2014-05-12 08:30

 ホンマでっかTVでおなじみ・武田邦彦が【美味しんぼ】鼻血の内容の批判に「悪人が善人をバッシング」
  http://youtu.be/M6ZoDF4hEVI

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