現役を離れたら「寅さんになれ!」
先日、高齢者数人の会話に加わっていたら、現役を引退したら「フーテンの寅さん」のようになったらと言われたことが頭に残った。
それは、
■過去の肩書を一切忘れる。
どんな立派な経歴の持ち主で、トップだか、管理職だか知らないが全部忘れること。
■おしゃべり好きになれ。
誰とでも親しくなれて、日常会話が楽しくできる年寄りになる。
■時々、ふらりと外出や旅に出る。
いつも家にいて、奥方や家族から粗大ごみ扱いされるよりは、寅さんのように時々ふらりと外出したり旅に出かける。
■異性への関心を忘れない。
寅さんのように何度もフラれても、家族や相手に迷惑かけない程度の色気は死ぬまで忘れないことは、若さを保つ一番の秘訣だそうだ。
このようなことを、元気な80歳前後のお年寄りたちから指摘された。
この中には、会社経営者だった人や学校の先生だった人、中央官庁の国家公務員もいたことを後から聞いたが、そんな素振りは一切見せなかった。
片や我が身を振り返ると、まだまだ現役当時の勢いで立ち振る舞っていたり、知ったような言葉を遣っていることもある。尤も、今の嘱託は、之までの知識とスキルを買われたもので、それを全て断ち切ることは難しいが、私的な面では、そろそろ意識的に隙だらけになるのもいいのか・・・・・・
そして、いつかは「フーテンの寅さん」流の生き方をしてみたいものだ。
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