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2014年4月28日 (月曜日)

「消防用語」を少々学ぶ機会があった。

 先日、東京消防庁の消防官二人を含む20数人の会合があった。
 独身時代は、消防庁の独身寮の隣りに住んでいたので、良く交流を図ったものだが、久々に情報交換の場となった。
 その際、酒席に相応しい話題とは思わなかったが、いろいろ消防用語を勉強する機会になった。

 同席者に消防知識が殆どない人もいたので、出火原因の第1位は昔も今も「放火」であることや、火は何故燃えるのかという基本的なことから話題にした。003element
 まず、「燃焼の3要素」として、
 ①可燃性物質
 
酸素
 ③温度(熱源)が必要であり、消火活動は、その一つを除去することで火は消えることから軽く流した。
 更に、消防隊、レスキュー隊、救急隊、火災原因の調査などの他に、最近の「援護注水」要領や「バックドラフト」などの事例に話は及んだ。
 消防官達は、どんな席でもなかなかの広報マンだ。

■「援護注水」とは、
  火災現場に先頭で放水筒を持って突入する隊員に、別の隊員が後方から直接放水し、更に、二番目の隊員に三番目の隊員が放水して、その隊員を水で冷ましつつ安全を確保しながら前進する方法。多い事例は、
 〇ビル火災などで、はしご車を登る隊員に直接放水しながら行う。
 〇火災現場の室内に取り残された要救助者を捜索するときに行う。
■「消防の緊急配備」とは
  火災などの消防隊出場により、その地域における消防力不足を補充するために、又は二次災害に備えて、指定した署・所に必要な消防部隊を展開させる。簡単には、手薄になった地域に別の消防署から消防車などを派遣しカバーに入ることか。
■「鎮圧」と「鎮火」とは、
 「鎮圧」は火の勢いが収まった状態、「鎮火」は火が完全に消えた状態を言う。
 火災現場からの報告では、「火災は〇時〇分、鎮圧した」、次に「火災は〇時〇分、鎮火した」となる。鎮火の見定めは難しく「再燃火災」はあってはならない。
■「再燃火災」とは、006083
 消防が現場から引き揚げた後、完全に消化していなかったため再出火すること。
■「バックドラフト」とは
  火災により酸素が欠乏し、高温の熱分解ガスが蓄積している閉鎖された区画に、酸素が取り入れられて発生する爆発的燃焼現象。この現象は、消防士が一番恐れる現象で、窓ガラスなどを破って炎が勢いよく飛び出すので直撃すれば命にかかわることもある。
■「フラッシュオーバー」とは、
  火災によって発生した熱が室内に蓄積され、家具・内壁等の可燃物が過熱されて燃焼しやすい状態となり、室全体が一度に燃え出す現象。
 大量の煙と急激な熱膨張によって室内の圧力が高くなり高温の気体が廊下および建物内に一気に噴出される。

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