食べ物屋は「リンガーハット」を見習え
「信用第一」、「お客様第一」、「品質第一」が表看板の一流どころのホテル・旅館、デパート、レストランなどの「食品偽装問題」が次々と日本中に拡散している。
まるで、「流れに乗り遅れるな」と言わんばかりだ。
我々消費者も、いちいち何処の店舗で何を偽装していたかなど覚え切れない。
ただ、名乗り出たところは、「今後は改善します」と良心的に見えてしまうから不思議だ。
それでは、名乗り出ない二流三流のところは全く問題ないのだろうか。
そんな筈はないだろう。
経営者にコストダウンを迫られ、一円でも安価な食材を仕入れして、美味そうに味付けして客を呼び、利益を上げる手法は何も最近始まったことではない。
その証拠に発覚したところは、全て値の張る食材を使っていると表示しつつ、姿や形、食味が似たような安価な食材で誤魔化しているではないか。
これがもし、安価な食材の表示で高価なものを使っていたら、それこそ本物の期待以上の「おもてなし」として賞賛されるのだが、そんなところがあるはずがない。
身近なところで、「中華料理店」ではニンニクを使う料理が多いが、青森県田子町(たっこまち)産のニンニクを使うだろうか。
もし使っていたら客を呼び込む看板メニューにするはずだ。
まず殆どが、農薬まみれの安価な中国産ニンニクを使っているはずだ。
利益を度外視して、客の健康を最優先して食材を選ぶ食べ物屋があったら教えて欲しい。是非、ここで紹介したい。
また、格安「回転寿司」でも、「偽装魚」や「代用魚」、「死魚」使用の噂がある。
「牛丼屋」もしかりだ。
タダ同然の米国では捨て肉にされる「ショートプレート(バラ肉)」を使っているとの噂だ。
もっとも、これら食材の利用には店サイドもあえて触れないし、食べる方も覚悟の上で腹に入れているのだから、相互納得、相互理解で商いは問題なく成立しているのだろう。
まぁ何であれ、安いものには訳あり、裏事情ありという前提でのれんをくぐることだ。
殆どの店に対して、こんな疑念を持っているが、推薦したい店もある。
月に数回だが、30年以上家族ぐるみで利用している、全国に展開し株式を上場する長崎ちゃんぽん「リンガーハット」だ。
最近も広島県産の牡蠣を使用した「かきちゃんぽん」を食べたばかりだ。
この店は
「創業以来、新鮮な食材を使用し、お客様に高品質で美味しく、そして健康的で安心してお食事をしていただくことを常に心がけております。」が売りだ。
http://www.ringerhut.jp/quality/
これがもし、この売り口上に反していたなら批判が集中し、それこそ倒産に直結するであろうが、日本人の健康を預る外食産業としては、この経営方針が最低基準の尺度として見習うべきだ。
長崎ちゃんぽん「リンガーハット」の基本方針
「食べることは、健康に生きること。急速に高まる健康志向や食品の安全性を求める声に先駆けて、リンガーハットでは野菜の栽培段階から深く関わり、基本的に農薬や化学肥料を減らした契約栽培を行っていますまた、安全で、味わいにも栄養価にも富む高品質の野菜づくりに熱心な農家の方契約することは、安定供給の面でも大きく貢献しています。」とある。http://www.ringerhut.jp/quality/place_origin/top.html
| 固定リンク
「ごまめの歯ぎしり」カテゴリの記事
- 諦めるな「北方領土の全島返還」(2019.02.07)
- 400万円程度の借金を清算できないとは(2019.01.26)
- 味噌がつきっぱなしの「東京五輪」(2019.01.15)
- 天国に一番近い国、それは日本(2012.09.25)
- ネトウヨは韓国・中国・朝日がセットで嫌い(2018.12.29)
最近のコメント