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2013年10月26日 (土曜日)

映画「おしん」と「蚊遣り豚の謎」

   今日は、映画「おしん」を観てきたが、小生が還暦に達していることから夫婦二人で2000円で鑑賞できるから、お手頃料金だ。Photo
 本題に触れる前に、二・三の感想だが、あまりにも「反戦」のイデオロギー色が濃い映画にしていると思った。
 この映画は山形県の全面協力で作成したそうだが、その見返りだろうか、民主や社民、連合が応援する左翼出身の県知事をさりげなく出演させるなど、見え見えの反戦色を出している。

  かつてのNHK「おしん」でも、日露戦争の脱走兵・修作兄ちゃんからの強い影響Photo、夫・竜三の軍相手の商売への反対、長男・雄が軍人に志願する際の反対、共産党の地下運動を指導する浩太と出会いと生涯の協力関係等々、反戦色が強かったものの、放送時間の長さや俳優陣の演技力など他の面白さが、その色を中和していた。

 今回の映画「おしん」では、幼い「おしん」に脱走兵の修作兄ちゃんは、与謝野晶子の「君死にたもうことなれ」「名誉の戦死などはない。戦争は絶対してはならない」と教え、おしんに「ああ弟よ君を泣く 君死にたもう事なかれ」と幾度も諳んじさせる。
 挙句には、おしんの目前で軍人に修作兄ちゃんを情け容赦なく射殺させ、これを決定づけていた。00000000000l__sl500_aa300_
 

  さて本題にも多少は触れるが、「おしん」が最初の奉公先「中川材木店」で居眠りする場面があるが、おしんの頭近くに、我が家にもある「蚊遣り豚」が映された。
  「おしん」の時代設定は明治40年であり、こんな昔から「蚊遣り豚」があったのかと思い調べると、『蚊遣り豚の謎』という本があった。
 これによれば、蚊取り線香が明治以降に大量生産され、「土管の中に藁を敷き、その上に蚊取り線香を置く」という方法で、養豚場で使われるようになった際、その土管から程よく煙が出るように焼き物業者が工夫して豚のような形に進化した、という説が有力だという。000000044f163e
 実に息の長いヒット商品だ。

  また、おしんが井戸水を汲む場面があるが、この撮影は今年2月、遊佐町比子の旧・青山邸(国指定重要文化財)で行われている。

 先日、青山邸隣の友人宅で聞いた話だが、撮影当日は、酒田市穂積字尻地の大場建設経営の農家レストラン・え〜こや八福神」の駐車場に、撮影クルーや報道陣などの車両を駐車させて、道幅が狭い青山邸前は交通規制して行われたそうだ。
 ここの他にも、遊佐町の中山河川や月光川ダム辺り、酒田市の山居倉庫などの、知った撮影ポイントが数多く登場していた。
 きっと、おしんの娘時代の続編も作られることであろうが、多少はイデオロギー色を薄めて欲しいものだ。

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