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2013年2月18日 (月曜日)

「山の日」制定に賛成する。

 朝な夕なに霊峰・鳥海山(2,236mの活火山)を仰ぎつつ成長した。
 周辺地域の人々にとって、この山は精神の拠りどころであり、Lrg_16自然への畏敬の念が育ち、五穀豊穣を期待させ、そして、四季の移ろいで表情を変化させる山姿が脳裏に刻まれる。

 何も鳥海山に限らず、各地の山々は、特にその地域で育つ人々に何かしらの影響を与えつつ存在している。

 「海の日」という祝日はあるが、遅ればせながらか、対抗する意味からか「山の日」制定の動きあるそうだ。
 「日本人の心の底にいつも山があった」。
 国民を納得させる力がある文章だ。
 制定も遠くないであろう。

  「山の日」は、けっして最近言い出したものではない。
 日本で初めて「山の日」制定の声が上がったのは昭和36年のことだったという。
 深田久弥の『日本百名山』後記の一文がある。
  「日本人ほど山を崇び山に親しんだ国民は、世界に類がない。国を肇めた昔から山に縁があり、どの芸術の分野にも山を取扱わなかったものはない。近年殊のほか登山が盛んになって、登山ブームなどと言われるが、それはただ一時におこった流行ではない。
日本人の心の底にいつも山があったのである。」

 国民の「山の日」を
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130217/trd13021709530003-n1.htm
            2013.2.17 09:52
 全国一斉の「山の日」をつくる動きがある。
 日本は周囲を海に囲まれた海洋国家だが、山だって負けてはいない。
 広義に解釈すれば日本の領土の約7割が山だという。
 祝日にもなっている「海の日」はあるのに、なぜ「山の日」はないのか。
 山を愛するひとりとして疑問に思っていたことだ。
 昨年10月、東京で「~みんなで山を考えよう~『山の日』ネットワーク東京会議」が開かれた。日本山岳会など山岳5団体でつくる「山の日」制定協議会が主催し、全国レベルで「山の日」を考える初めての場となった。協議会がつくったアピールでは、「日々の生活と文化に結びついた山の恵みに感謝するとともに、美しく豊かな自然を守り、育て、次世代に引き継ぐことを国民のすべてが銘記する日」とうたっている。
 全国一斉の「山の日」はないものの、各地にはさまざまな山に関する記念日がある。山の雑誌「山と渓谷」(山と渓谷社)の平成24年12月号によると、「山の日」を制定しているのは13府県、「森の日」制定は12県などとなっている。制定趣旨に共通しているのは、山の大切さを知ったうえで守り、それを後世に伝えていく、ということだ。
 同誌によれば、日本で初めて「山の日」制定の声があがったのは今から半世紀以上前の昭和36年のことだったという。興味深い一文を引用する。
 《日本人ほど山を崇(たっと)び山に親しんだ国民は、世界に類がない。国を肇(はじ)めた昔から山に縁があり、どの芸術の分野にも山を取扱わなかったものはない。近年殊(こと)のほか登山が盛んになって、登山ブームなどと言われるが、それはただ一時におこった流行ではない。日本人の心の底にはいつも山があったのである。》
 昭和39年7月に新潮社から刊行された深田久弥の『日本百名山』後記の一文である。当時は日本隊によるマナスル登頂などで、山への関心が高まっていた。最近の登山ブームとは質的に違うかもしれないが、深田が言うように、日本人の心にいつも山があるのは不変なのかもしれない。
 協議会が提案する「山の日」は6月の第1日曜。日にちについては検討の余地があるが、国民が山を考えることは大切だ。まず山に足を運んでほしい。残念なことに遭難は増えているが、真摯(しんし)に向き合えば山は裏切らない。心と体で感じた山へのさまざまな思いが、国民の「山の日」に結実する。(大阪編集局総務 小代みのる)

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