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2012年12月 4日 (火曜日)

経年劣化事故は何処でも起こる。

 12月2日(日)午前8時ごろ、山梨県大月市と甲州市にまたがる中央自動車道の笹子トンネル内の上り線で天井崩落事故があった。
 正確には、東京方面の出口まで約1・7キロの地点から 約130メートルにわたって崩壊したそうだ。
 当然、保守管理に当たる関係者はいたはず・・・
 関係者は、今回の
ような事故は想定外で有り得ないと思っていたのだろうか。

   現在、家を建て替え中なので天井の造り方もジックリ観察した。
 吹き抜け部分は直天井だったが以外は全て吊り下げ天井だった。
 これでは加重に限界があると思った。
 きっと、人が集まるビルや他のトンネルなども同じようなものなのだろう。
 年月を経て品質や性能が低下する経年劣化」は全てに起こりうる。
 よって、平素からのきめ細かい点検は大切なのだ。
 この事故は、ある意味、民主党のスローガン
「コンクリートから人へ」の犠牲者と見ることも出来る。

 なお、このトンネルは施工時に手抜き工事もあったらしい。 http://report.jbaudit.go.jp/org/s50/1975-s50-0159-0.htm
高速道路等のトンネル新設工事におけるアーチ部覆工コンクリート等の施工について処置を要求したもの。

産経抄]12月4日
           2012.12.4 03:36 
 「経年劣化」という言葉を知ったのは、5年前の新聞記事からだ。
 この年の8月、東京都内の民家で火災が発生し、80歳代の夫婦2人が亡くなった。
 37年間使用した扇風機のコンデンサーが、絶縁劣化を起こし、発火したのが原因だった
▼これ以外にも、使い古した家電製品による火災が多発していることが明らかになる。小紙も記事のなかで、消費者に注意を呼びかけた。日曜日に山梨県の中央自動車道上り線の笹子トンネルで起きた、天井崩落事故を伝える記事にも、同じ言葉が使われている。
▼長さ130メートルにわたって、天井板が崩落した原因は、つり金具をトンネル本体に固定する、ボルトの劣化の可能性が高い。
 天井板は、昭和52(1977)年のトンネル開通当初から設置されていた。
▼驚いたことに35年間、ボルトや金具を交換した記録がないという。
 今年9月には、コンクリート部分をたたいて異常の有無を確認する検査を実施したものの、ボルトについては確認しなかった。
▼日本で高齢化が進んでいるのは、人間だけではない。
 高速道路をはじめ、橋、上下水道、市民ホールなど、インフラの老朽化が急速に進んでいる。いずれも高度成長期に集中的に整備されたものだ。国土交通省の試算によれば、2060年度までにかかる維持管理や更新の費用は、190兆円にものぼる。
▼「苦しい、助けてくれ」。トンネル内で閉じ込められた保冷車から、携帯電話で救助を求めていた運転手の男性は、搬送先の病院で死亡が確認された。
 「友達と彼氏が」。
 がれきの下のワゴン車から脱出した28歳の女性は、泣き叫んでいた。悲惨な事故は、日本が直面するもうひとつの危機の始まりを告げている。

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