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2012年10月14日 (日曜日)

解散の鍵を握る? 「特例公債法」

 臨時国会の召集が与野党の駆け引きに利用されている。
 なぜだろうか。
 池上彰が、14日(日)のテレビ朝日「学べるニュース」で詳しく解説していた。

 今、心配されるのが、今年度の国家予算の4割を占める38兆円の赤字国債(特例国債)を発行する法案が国会を通過せず、予算執行延期の虞があることだ。
 この法律が成立しないと、年金支給、公務員給与、生活保護などに影響することは勿論、国家予算が枯渇することになる。

 この赤字国債を発行するための「特例公債法」は、1年限りの特例法で、一年一年更新が必要であり、毎年のように政治的に利用される面倒な法律だ。
 この法律は、1965年の補正予算で赤字国債を発行するため制定された法律。
 この法律が、今年も人質にされている。
 勿論、この法案の国会通過の先には、解散が見えているからで与野党真剣だ。

  安住淳財務相は31日の閣議後記者会見で、赤字国債発行に必要な特例公債法案が今国会で成立しない場合、9月以降、自治体への地方交付税(約4.1兆円)の支払い延期や国立大学への補助金の減額など、予算執行を抑制する方針を正式表明した。
 野田佳彦首相への問責決議が可決されて国会が空転した与野党対立の構図が、国民生活に影響を与えかねない異例の事態になる。
 そして、今、この法律の国会通過が解散の鍵になる。

 その意味が下段の動画で理解することが出来ることだろう。

  臨時国会、月内召集も=公債法案成立で合意なら―輿石氏
                 2012年 10月 14日  18:06 JST
 民主党の輿石東幹事長は14日のNHK番組で、野田佳彦首相と自民、公明両党首との3党首会談について、15日の3党幹事長会談で特例公債法案や衆院選挙制度改革関連法案の成立に向け一定の合意が得られれば、今週中に開催されるとの見通しを示した。
 その上で、次期臨時国会について「月内に始まってもいいのではないか」と述べ、10月中の召集もあり得るとの考えを明らかにした。
 具体的な召集時期に関し、民主党幹部は「どんなに早くても月末になる」と語った。
 輿石氏は、自民党が年内の衆院解散を要求していることについて「解散したくてもできる状況ではない。信を問える状況に一日も早くなる、そういう国会運営をしてもらうのが前提だ」と述べ、特例公債法案や衆院選改革などの懸案処理が条件との立場を強調。
 特に、公債法案については「国民生活に直結していく。最優先課題として成立させてもらいたい」と野党に協力を求めた。
 また、首相と自民党の谷垣禎一前総裁が「近いうち」の解散で合意したことに触れ、「2人の考え方はつながっていると捉えるのが普通だ」として、合意自体は今も有効との認識を示した。[時事通信社]

輿石氏「臨時国会、月内にも」自公幹事長と会談    党首会談も要請、18日に再会談

2012/10/15 13:55

 民主党の輿石東幹事長は15日午後、国会内で自民党の石破茂幹事長、公明党の井上義久幹事長と約20分間会談した。週内に3党の党首会談を開き、月末にも臨時国会を召集したいと要請。(1)赤字国債発行法案(2)衆院の選挙制度改革関連法案(3)年金や医療制度の将来像を議論する社会保障制度国民会議の設置――の3課題について「避けて通れない臨時国会の最大のテーマだ」と強調した。石破氏は、野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一前総裁が「近いうち」の衆院解散で合意したことについて「しっかり受け止めてもらわないといけない。国民への約束だ」と主張。井上氏も次期衆院選について「12月の早い段階で選挙が行われることがタイムリミットだ」と述べた。3氏は18日午後に改めて会談する。

「首相が『信を問う』と言えば補正予算協力も」 石破氏

2012.10.14 21:41

 自民党の石破茂幹事長は14日午後、高知市内で講演し、野田佳彦首相が早期の衆院解散を確約すれば、臨時国会での2012年度補正予算成立に協力することもあり得るとの考えを示した。「首相が『信を問う』と言えば公債発行特例法案も、衆院の『1票の格差』を是正する法案もすぐに通す。補正予算もあるかもしれない」と述べた。

 同時に「『自民党も大人になり解散、解散と言わず協力してやれ』と言う方が多いが、そうした途端に首相は必ず『近いうち』を忘れ果てる」と強調、解散を求める党執行部の方針に理解を求めた。

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