韓流ファン必読「親日派のための弁明」
韓国・李明博大統領の島根県・竹島上陸、更に天皇陛下への謝罪要求発言などから、日韓は決定的亀裂を生じかねない危機的状況にある。
こんな折り、日韓関係を客観視できる韓国人による著作物を知った。
韓国の歴史の捏造を徹底的に暴いた本「親日派のための弁明」が、韓国人・金完燮(キム・ワンソプ)によって出版されている。
韓国で「親日派」とは、日本統治時代に日本に協力した者という意味で、「売国奴」「民族反逆者」という非難を込めて使われるそうだ。
よって、この本は韓国で出版されるやいなや「青少年有害図書指定」を受け、一般の書店で韓国民が入手することが出来ない。
まずは、日本の韓流ファンは必読すべき本だ。
■「親日派のための弁明」 (著・金完燮から引用)
韓国人は幼いときから、学校や家庭で、あるいは社会をつうじて、さまざまなやり方で捏造された歴史を学びます。
これによって、ごくふつうの韓国人は「総督府時代とは、あらゆる朝鮮人が日本人の奴隷として生き、搾取されて死に、追い出された時代だった」という認識をもつにいたります。
私の対日観において決定的な方向転換がなされたのは、海外旅行の結果であることはまちがいありません。
1995年に書いた『娼婦論』がベストセラーとなったおかげで、私はオーストラリアやグアムをなんどか旅行することができ、とくにオーストラリアには二年近く滞在しました。
97年に私はシドニーで「日本の朝鮮支配は結果的によかった」という文章を書きました。
私は海外に出て初めて「実物の日本人」と会い、韓国人と比べて立派な点が多くあることを知りました。
それ以上に私は、オーストラリアと韓国を比較してみたとき、開発途上国として出発した国は一世代や二世代ぐらいの産業発展では、とうてい先進国にはなれないという事実を痛感しました。
オーストラリアと韓国にはそれほど大きな差があったのです。
私は海外旅行をとおして、国際社会における韓国と日本の位置をより客観的に認識できるようになり、朝鮮の開国期と日本統治について、一方的に歪曲された歴史認識から徐々に抜け出し、バランスのとれた認識がもてるようになったのだと思います。[1,p2]
歳月が流れ、最近「パール・ハーバー」という映画をみながら、私は日本軍を応援している自分を発見した。
60年も前に大規模な空母艦隊を率い、地球の反対側まで出征して、アメリカの太平洋艦隊を叩きつぶした日本という国の偉大さに、私は感動し驚きを覚えた。[1,p19]
現代韓国人が知らない日本統治以前の奴隷社会
韓国人が朝鮮王朝を慕い、日本の統治を受けず朝鮮王朝が継続したなら、もっと今日の暮らしが良くなっていると考えるのは、当時の朝鮮の実態についてきちんと分かっていないためだ。
特に子供と青少年は、きれいな道ときれいな家、整った身なり、上品な言葉遣いのテレビの歴史ドラマを観ながら、朝鮮もそれなりに立派な社会で、外勢の侵略がなかったならば、静かで平和な国家を保てたろうと錯覚する。
しかし日本が来る前の朝鮮は、あまりに未開で悲惨だったという事実を知らねばならない。
朝鮮人にとって、併合と総督府統治はおおむね広範囲な支持を受けたと考えられる。ポツリポツリと抵抗運動が発生したり、海外で独立運動する人びともいることはいたが、彼らが朝鮮社会の主流とはいえない。
当時の朝鮮人は自らのアイデンティティーを、大日本帝国の臣民と規定して満足な生活を営んだと思われる。[1.p286]
私たちは国を奪われたのではなく、日本という、(李朝専制政治よりも)ましな統治者を受け入れたのである。
これは明らかに進歩であり、朝鮮民衆の自然な選択だった。[p1,63]
第1部 歪められた英雄たち(閔妃事件と韓国人のアイデンティティ
きつね狩り
東洋のビスマルク
星を射る
朝鮮総督府は強盗だったのか
三一運動の真実
柳寛順ストーリー
独立軍の正体
穂積産業革命)
第2部 大東亜戦争の真実(真珠湾の真実
日本軍のヒューマニズム―軍隊慰安婦
傷しか残さなかった解放―日本の敗戦と韓国
和夫一家殺害事件―敗戦直後の朝鮮の状況
第3部 戦後韓国のアイデンティティ(「韓国モデル」と社会主義の崩壊
日鮮同祖?鮮満一体?
誰が歴史を歪曲しているか―日韓教科書問題に寄せて
金完燮氏プロフィール
作家、評論家。1963年、全羅南道光州生まれ。サレジオ高校、17歳の時、光州民主化運動で市民軍に参入し、全羅道庁舎に籠城、後に国家慰労者として顕彰。ソウル大生時代には、大統領選の不正疑惑に抗議して区役所を占拠。ソウル大物理学部卒業。雑誌記者を経てフリーに。95年『娼婦論』がベストセラーに。2002年『親日派のための弁明』を出版、韓国で有害図書の指定を受け事実上発禁に。韓国で外患誘致罪にも問われている。
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