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2012年7月12日 (木曜日)

プール監視は「警備業務」に当たる。

   これによって、警備業務が拡大されるが、警備員(監視員)が監視しているプールで、万が一の事故が発生すれば警備会社が賠償責任を負うことになる。
 特に夏はプール事故が多い、果たして期待に応えられる警備会社を育成出来るのだろうか。夏休み直前にして、プール関係者は対応に困惑していることであろう。

  警備業の監督官庁は警察(公安委員会)であることは知られている。
 監督官庁であることは、その業界の健全育成と同時に、業界の秩序を乱す行為などには厳しく対応することが求められる。
 警察(公安委員会)が指導・監督する業種は、意外と多い。
 警備業や探偵業をはじめ、質屋、古物、風俗営業関連、銃砲刀剣類店、自動車教習所等々、また、自動車運転免許、車庫証明、道路使用許可などが列挙される。
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 最近、この警備業関連で、今後、利用者の安全確保に重大な影響を及ぼすと思われる見解が、警察庁から下された。
 「プールの監視業務は警備業法上の警備業務に当たる」という。これまでのように、高校生の簡単な夏休みのバイトというわけには行かないようだ。
 今後、公共施設のプールはもとより、学校やホテルなどのプールの監視業務には、それなりの救助技能や救急救命技術を習得した警備員(監視員)による、公安委員会から許可を受けた警備業者が請け負うことになりそうだ。
 当然、無資格の業者は請け負うことは出来ないし、各地の警備業協会は、この期待に応えるべく態勢や能力を備える必要がある。


<警察庁>
 プール監視は警備業務…泉南市立小の事故受け通知
          毎日新聞 7月11日(水)15時0分配信
   大阪府泉南市立砂川小のプールで昨年7月に起きた男児の死亡事故を受け、警察庁が「プールの監視業務は警備業法上の警備業務に当たる」と各都道府県警や全国警備業協会(東京都)に通知したことが分かった。
 警察庁はこれまで、プールの監視が警備業務に当たるかどうか明確な見解を示していなかったが、今回の通知により、今後は警備業の未認定業者が業務を受注できなくなり、違反した場合は刑事罰が科される可能性もある。
 先月25日付で出された通知は「一般開放された同小のプール監視業務を未認定業者が受注し、監視員が不足していた」と指摘。
 その上で、監視業務について「事故が発生した場合には人命救助等を行うもので、警備業務に当たる」と明記し、認定業者に委託することで業務の適正化が期待されるとしている。
 警察庁は各都道府県警に対し、自治体からプール監視業務について問い合わせがあった際には今回の通知を伝えるよう指導。
 全国警備業協会には、契約で決まった監視員の人員確保を徹底するよう要請した。これを受け、各地の警備業協会は加盟する計約6500社に対し、適正な業務実施の徹底を呼びかけた。
 警備業法は各都道府県の公安委員会が警備業者を認定すると規定しており、認定業者には知識・経験が豊富な教育責任者の配置や指導計画書に基づいた従業員の教育などが義務づけられる。
 一方、同小のプール監視業務は02年以降、未認定業者が受注してきたが、数年前から監視員不足が続き、事故発生時はプールの周囲に監視員が一人もいなかった。
 警察庁は05年に各都道府県警に出した通達で、プールの監視業務は「警備業の一部と解釈できる」との考えを示していた。
 しかし、通達の表現があいまいだった上、自治体などに十分伝わっていなかった。
 警備業法は、認定を受けずに警備業を営んだ者に100万円以下の罰金を科すと定めており、今後は未認定業者がプール監視業務を請け負うと罰則の対象になる。【服部陽】
 ◇泉南市立小学校プール事故
 昨年7月31日、夏休みに一般開放されていた砂川小のプールで同小1年の保苅築(ほかりきずく)君(当時7歳)が溺れ、翌日死亡した。身長による入場制限が守られていなかったことや業者の慢性的な監視員不足が発覚。
 市の事故調査委員会は昨年12月、「安全性の観点でなく予算ありきだった」「安全性確保に誰も責任を持たない体制」と市や業者を厳しく批判する報告書をまとめた。
2012年07月11日 15時03分

www.npa.go.jp/safetylife/seianki/20120719_seian.pdf

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