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2012年5月26日 (土曜日)

シンガポール(Singapore)旅行記(1)

 
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東南アジアに、こんなにバランス良く発展した国があろうとは正直知らなかった。
 経済、治安、政治体制、宗教政策、教育体制、環境に配慮した街並み、近代兵器と国民皆兵による強力な軍隊等々が完備されている。20125
 これら全てを絶賛するつもりは無いが、政治、経済などに閉塞感の強い日本は見習うべきところが多いはずだ。

 さて先日、数日だがシンガポール に旅して来た。
●移動中に見た限り、電信柱が一本も無いから街並みが整然とし綺麗だった。
●路上生活者が一人もいないほど、国の管理、保護政策が徹底している。
●道路が広々とし、緑が多く、汚れが無く、道路標識、表示が綺麗なほか、1990年から車両割当制度(Vehicle Quota System)を高額設定して全体の総量規制したことから、結果的に車を大切にする習慣が生まれ事故や車犯罪が減少した。
●高層建物や施設がバランス良く配置され、ケバケバしいネオンサインが無いから景観が非常に良い。
●樹木、植物が何処に行っても大切に保護されている。
 緑化政策では、高速道路下など太陽が射さない場所でも生育する植物を熱帯、亜熱帯地域から移植した。
●いろんな宗教が混在するが平等に尊重され、信教の自由が尊重されている。
●元々が多民族だったことから、人種差別が全くなく、結婚・葬儀などには宗教の垣根を越えて気軽に参加する習慣がある。
●ゲイラン(Geylang)地区には公認の風俗街があり、ここの女性は3ヶ月毎に性病検査を行い性病の蔓延と性犯罪の抑止、結果的に一般女性の貞操を保護している。
カジノを公認し、外国人は入場料無料だが、自国民からは利用制限と賭博癖を抑制するため1日100シンガポール・ドル(約6500円)の入場料を徴収している。
国民皆兵制で18歳になると民族・芸能人・金持ちなど関係なく徴兵される。
 重病人以外に特恵は無く徴兵され、兵役を終えないと公務員になれない。
●エネルギーは現在は火力中心だが、現在、原子力発電はシンガポール本島の南20キロの海底を候補に調査を行っている。

 国家を維持するには、日本のように、戦争放棄、売春禁止、カジノ禁止、政教分離、原発禁止などと現実と相反する綺麗事を並べても維持できないのだ。
 それがシンガポールでは、現実社会に即した国家運営がなされている。
 それだけだ。
 
 これらは全て、シンガポールの建国の父と言われるリー・クアンユー初代首相(1965~1990年まで首相)が、日本を反面教師とした実績と国民が見ているそうだ。

 まず、目に付いた良い点やガイドの言う良い点ばかりを羅列した。
 東京の街並みで目障りなものといえば、電柱、路上生活者、暴力団、捨て看、ケバケバした看板、公然と学校や住宅隣にある賭博場(パチンコ)等があるが、これらが全て無い街と思えばいい。
 「シンガポールは1965年の独立以来、日本に追いつけ追い越せの合い言葉で頑張ってきた。そして最近では、一部は追い越したところもある。」とガイドが胸を張った。
 いや、そのとおり、「かなりの部分で追い越されている。」と感じた。

 一・二点押さえておく情報がある。
 それは、シンガポールの土地は8割方が国有地であり、家を購入しても土地の所有権はなく、それに基本的に外国人には売らない。
 当然ながらビルや施設の建築では、階数やデザインに国が条件を付けるそうだ。
 また、道路網、地下鉄網、公園、ビル建設、観覧車の回転方向等々の街づくりの基本には、中国風水P1考えがあり、「風水のことは華僑に学べ」と言われているそうだ。
 最近では、スマップのCM撮影で話題の「マリーナ・ベイ・サンズ」も風水に基づいてつくられている。
 日本で言う「パワースポット」の奪い合いもあり、これが景気を左右しているそうだ。
 当然、風水師の社会的地位が高い。
 正にシンガポールは華僑の街、中国風水で造られた人工的に演出された街だ。
 自慢げに語るガイドには、東京も、江戸時代は 天台宗の僧侶「天海僧正」の意見により風水に基づいて造られた街 だったが、明治以降の近年は、それを徹底できないでいることを伝えた。

 なお、路上生活者やゴミのポイ捨てが無いのは、厳しい罰金や強制労働が待っているから、暴力団がいないのは、組織犯罪や資金源の麻薬の密輸入は一定量以上で死刑になるから、日本ヤクザも中国蛇頭なども死刑が怖くて入って来ないという。
 当然ながら死刑執行の人数は、中国や北朝鮮に次いで多いそうだ。
 日本には生活保護問題があるが、単に生活費を配るだけでは解決にはならない。
 シンガポールのように、道路清掃、公園の樹木管理、駅など公共場所の清掃、農業、山林保護伐採などにと、生活保護と同時に働く場を提供したらいい。
 それなら、月15万円前後の税金を使った保護をしても、誰も文句は言わない。
 治安が良い背景には、このような国の毅然とした姿勢がある。

 外務省のホームページによると、シンガポール(Singapore)は、東南アジア・マレー半島南端に位置するシンガポール島を領土とする都市国家。島の東西40kmで東京23区や淡路島程度の広さ。人口は去年6月末段階で約518万人(内・シンガポール人20125368・永住者は379万人)で、中華系74%、マレー系13%、インド系9%、その他3%の他民族国家だ。宗教は、仏教、イスラム教、キリスト教、道教、ヒンズー教で平等に保護している。赤道直下で熱帯海洋性気候の常夏の国で一年中半袖シャツだそうだ。国土は狭く人口密度も高く、貿易国で一人当たりのGDPはアジアで一番高い。

 現在、シンガポールが政府主導で力を入れているのは、観光、金融、バイオ・医薬、水処理、教育だそうだ。
 近年の繁栄は中東のドバイ (アラブ首長国連邦)に似ていると言われる。
 空の玄関口・チャンギ国際空港は東端に位置するが、飛行機が上空に差し掛かると、テレビで見たことがあるドバイに似た金持ちの国の印象が伝わって来る。
 しかし、にわか作りの国だけに欠点も目に付いたが、それは次回以降にする。

 
シンガポール地図(Map of Singapore)
○.シンガポール・チャンギ国際空港(Singapore Changi International Airport)
○.タンジョン・パガー駅(シンガポール駅、Tanjong Pagar KTM Station)
○.ジョホール・シンガポール・コーズウェイ(Johor-Singapore Causeway)
○.マレーシア・シンガポール・セカンドリンク(Malaysia-Singapore Second Link)
○.セントーサ島(Sentosa Island)
○.オーチャード(Orchard)
○.ゲイラン(Geylang)
○.クイーンズタウン(Queenstown)
○.ブキテマ(Bukit Timah)
○.自然保護区(Nature Reserve)
○.ベドク(Bedok)
○.マリーナ(Marina)
○.マリーン・パレード(Marine Parede)
○.チャンギ(Changi)

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