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2012年3月 7日 (水曜日)

6億円強奪事件で20人目の男逮捕

 平成23年5月12日、東京都立川市の警備会社「日月警備保障」立川営業所で、約6億円が奪われた事件が発生した。
 この事件は比較的順調に捜査が進み、既に19名の関係者が逮捕されている。
 関係する犯人は、この程度が定員と思っていたら、20人目が逮捕されたという。

 逮捕者数からして捜査は順調のように見えるが、そうでもない。
 特に奪われた6億円のうち、約2億4千万円の現金を押収したが、約3億6千万は未発見だ。

これまでの事件関係者
 ①主犯格.山口組系組員の・小沢秀人容疑者(42)
 ②住所不定、無職中川大介(26)
 ③横浜市中区、自称ビル管理業 西本尚央容疑者(45)
 ④住所不定、自称会社員有銘盛勝容疑者(27)
 ⑤主犯格、羽村市、元山口組系組員、トラック運転手、藤沢千秋容疑者(41)
 ⑥主犯格山口組系の元組員・佐久間努容疑者(37)。
 ⑦主犯格、中古車販売「和光商事」、住吉会系暴力団・蓑田哲郎容疑者(46)
 ⑧職業不詳の山口組系暴力団組員、亀治中(かめじなか)博之容疑者(40)
 ⑨横浜市保土ケ谷区法泉3丁目のグループ連絡役・伊藤彩人容疑者(25)
 ⑩住所、職業不詳、植木秀明容疑者(31)
 ⑪埼玉県春日部市内居住の渡辺豊容疑者(41)
  ⑫無職、橘健二容疑者(32)=東村山市美住町一丁目=
 ⑬土木工事会社経営、折内義広容疑者(37)=八王子市左入町=
  ⑭指名手配されていた住所不定、職業不詳の進藤和哉容疑者(26)
 ⑮横浜市で理容業を経営する鎌倉市居住の男(42)は書類送検
 ⑯10月17日八王子市台町、主犯格職業不詳、栗原崇容疑者(42)を逮捕
 ⑰10月21日武蔵村山市残堀5丁目、空調設備会社経営山田哲也容疑者(41)
 ⑱元・日月警備の契約社員で羽衣町の美容師、東松(とうまつ)容疑者(44)
 ⑲12月5日、大阪市の職業不詳奥村亮祐容疑者(26)逮捕
 ⑳24年3月6日犯人隠避の疑いで羽生市上村君、江口悟史容疑者(34)を逮捕。
 
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  東京・立川の6億円強奪、犯人隠避容疑で20人目の男逮捕
                              2012.3.6 19:18
 東京都立川市の警備会社「日月警備保障」立川営業所で平成23年5月、約6億円が奪われた事件で、現金を奪い逃走していた元暴力団組員の男(37)=懲役8年の有罪判決が確定=に食事などを届けて逃走を助けたとして、警視庁立川署捜査本部は6日、犯人隠避の疑いで、埼玉県羽生市上村君、職業不詳、江口悟史容疑者(34)を逮捕した。事件をめぐる逮捕者は20人目。
 捜査本部によると、「先輩に言われて食事などを届けたが、元組員のことは知らなかった」と容疑を否認している。
 逮捕容疑は、元組員が強盗致傷事件の犯行に関与し、現金を奪って逃走中だと知りながら、昨年7月下旬、栃木県野木町のアパートで、潜伏していた元組員に食事などを提供したとしている。
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 【衝撃事件の核心】6億円強奪、埋めた? 使った? 消えた金はどこに…
                            2012.1.1 18:00
 東京都立川市の警備会社「日月(にちげつ)警備保障」立川営業所で昨年5月、国内最高額の約6億円が奪われた強盗致傷事件。事件の首謀者や実行犯とされる人物をはじめ、営業所の内部情報を漏らしたとされる元契約社員が相次いで逮捕され、事件に至る経緯や、犯行グループの全容は明らかになりつつある。
 ただ、強奪された金のうち、約3億6千万円の行方は不明のまま。警視庁立川署捜査本部は、関係者の供述や足取りをもとに、隠し先を追っている。
■「それぞれの取り分は…」
 「現金を数えると、すでに4億円に足りないぐらいしかありませんでした」
 昨年12月15日、東京地裁立川支部。奪った金を隠し持った盗品等保管など4つの罪に問われた指定暴力団山口組系元組員、佐久間努被告(37)は、論告求刑公判で淡々と検察側の質問に答えていた。
 佐久間被告が「4億円弱しかなかった」と言及したのは事件直後の状況。捜査関係者によると、犯行グループは営業所から6億円を強奪した後、乗用車で茨城県内まで現金を運搬したとみられている。
 かつて所属した暴力団の兄貴分で、犯行グループの中心人物とされる蓑田哲郎被告(47)に依頼されて現金の運搬や配分を請け負ったという佐久間被告。事件翌日の5月13日、蓑田被告の指示を受け、実行犯とされる渡辺豊被告(42)とともに、茨城県内のグループの立ち回り先に向かった。
 「車の後部座席を見ると袋に入った現金が山積されていた」。佐久間被告はこう振り返る。ところが、数えてみると、6億円あったはずの現金は4億円弱しか残っていなかった。
 「残りの2億円は?」。佐久間被告は蓑田被告に確認したが、明確な説明はなかったという。一方、佐久間被告は預かった約4億円の配分についても、こう証言した。
 《蓑田被告の指示で、5月14日、グループの中心人物の1人とされる亀治中博之被告(41)に1億2千万円を渡した。
 さらに、蓑田被告と渡辺被告の取り分として1億5千万円を預かった。
 自分は残り1億円ぐらいを受け取った》
 「兄貴分の蓑田さんに頼まれ、取り分ももらえると思い、犯行に加わってしまった」。
 一度は犯行に加わることを断ったという佐久間被告。
 ただ、調べによると、分け前を受け取った後は、風俗嬢の女性に130万円を「チップ」として渡すなど、“豪遊”していたことが分かっている。
拡散した“分け前
 「強奪された金をすべて発見しないと事件は終わらない」。捜査幹部はこう話す。捜査本部は犯行グループ周辺から約2億4千万円の現金が押収したが、約3億6千万は未発見のままだ。
 これまでに、捜査本部は佐久間被告から約6400万円を押収。逃走資金や拳銃の購入代金などで費やした残りの金とみられている。
 一方、佐久間被告が横浜市内の知人に預けていた約1億5400万円を発見。これは、蓑田被告らの取り分になるはずだった現金を佐久間被告が預かっていたものだ。
 また、佐久間被告とともに、実行犯の渡辺被告の逃走を手助けしたとされる男(26)=犯人隠避で執行猶予付きの有罪判決=から約700万円を押収。出頭してきた渡辺被告が500万円を所持していたほか、渡辺被告とともに実行犯とされる植木秀明被告(31)が「数百万円を受け取った」と供述している。
 ただ、佐久間被告が1億2千万円を手渡ししたと指摘した亀治中被告の周辺からは現金は見つかっていない。事件直後に合流した際、4億円弱しかなかったとする佐久間被告の証言が事実なら、約2億円が別ルートで流れたことになるが、これらの金がどのように分配されたかも不明だ。
 実行犯とされる渡辺被告らは事件後、車のナンバーを付け替えるなどしながら、立川市から茨城県方面へ逃走したとされる。捜査関係者は「逃走の途中、現金の一部がすでに分配された疑いがある」とみている。
 事件の関与者は、厳しい刑事処分を受けることが予想される。「必死になって得た取り分。使途が明らかになれば、身の危険さえあるかもしれない。隠し先を素直に明かすはずがない」。捜査関係者は、こう指摘する。
■「金は地中に…」
 強奪事件をめぐって、捜査本部はこれまでに19人を逮捕している。ただ、事件の経緯を詳細に語らない容疑者がほとんどという。一方で、現金の隠し先を示唆する供述もあった。
 「強奪金が入った袋を埋めた」。犯行グループのメンバーの供述に基づいて、捜査本部はグループの関係先を捜索したが、現金が見つかることはなかった。
 捜査本部は、首謀者とされる指定暴力団山口組系元組員、小沢秀人被告(42)にも多くの金が流れたとみている。ただ、犯行グループ内の金の流れは未解明な部分が多い。事件は組織的犯行だったことが分かっているが、互いの面識が少なく、会ったことさえないメンバーも多かった。
 犯行グループに営業所の侵入路などを伝えた「情報源」とされる同社の元契約社員、東松(とうまつ)孝被告(44)は求めに応じて現場の見取り図などをグループ側に手渡し、実行犯が侵入した鍵が壊れた腰高窓や防犯カメラの位置、金庫に大金が保管される日時まで漏らしたが、犯行の決行日やグループの全容は知らされず、結局は分け前も与えられなかったという。
 「実行犯から“ネタ元”まで、事件の筋は繋がったが、今後も犯行に関与した人物は厳しく追及していく」。捜査幹部は、厳しい表情で語る。宿直の男性社員に瀕死の重傷を負わせ、金庫の暗証番号を聞き出すなど、社会を震撼させた強盗致傷事件は発生から7カ月以上が経過し、捜査が続く。

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