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2012年1月31日 (火曜日)

地球が人間を養えない時が来る。

  高額の食事など、贅沢三昧を続ける国民は早く滅びると予言する。
 その理由をウナギの稚魚の乱獲から考察する。Sirasu

  最近、ウナギの稚魚が高騰しているそうだ。
 ウナギの養殖方法は、「天然うなぎの稚魚(シラスウナギ)」を川で捕まえて、大きくしてから出荷している。
 しかし、近年、乱獲や環境の変化によりシラスウナギの漁獲が年々減少しており、それがウナギの価格に反映し、最近ではうな丼うな重が4000円近くもしている。
 一般庶民が簡単に注文できる価格ではない。

 このように高価になっても、なおウナギを乱獲し、流通に乗せて売買し、それを調理して店舗に出すのは、これを食する多くの日本国民がいるからだ。
 ウナギ好きの例を見るまでもなく、日本国民は生きるために費用が掛かる国民だと思う。そして、徐々にウナギなどの動植物を絶滅させ、自然を破壊し、生態系のバランスを崩して、人間も滅亡に向かう。 いずれ、地球が人間を養えない時が来るのだ。

 「費用の多くかかる民族は、その結果ことごとく消滅するであろう。」 
  この言葉は100年以上前、小泉八雲(1850~1904)が、「極東の将来」として題して語った言葉だ。
 まるで、今の日本人に対する警鐘とも受け止めることが出来る。
 きっと100年も前は、日本人も質素な生活をしていたはずだ。
 だが、小泉八雲は当時の日本人に贅沢に憧れる兆候を感じたのであろう。

 いまでは、物を簡単に捨てたり、粗末にしたり、贅沢三昧の日本人が多いが、よーく考えて欲しい。
 先進国は、国民総所得 (GNI) 、国民総生産(GNP)、国内総生産 (GDP) などが高いと喜んでいる場合ではないのだ。
 それだけ、地球資源を粗末にし、滅亡を速めている国家・民族だということだ。

 その内容をコペーペーストする
http://www.kumamotokokufu-h.ed.jp/kumamoto/bungaku/yakumo3.html
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  諸君は動物学で、絶滅した動物について読んだことがあるであろう。
 かつて、敵を恐れる必要がないほど強く、また暑さ・寒さ・干ばつなどによって滅ぼされることのないほど恵まれた、驚くべき動物がこの地球上に存在した。
 この中には、ただ生存価格が高くつくだけのために消滅したものがいたことは確かである。
 地球が彼等を養えない時が来たのである。き
 それで肉体だけに関する限り、人間も動物と同じような運命を辿るだろう。
 生活費が余りにも高いというだけの理由で、滅亡する民族が出てくる可能性がある。
 西洋と東洋が将来競争する場合に、確かなことは、最も忍耐強い、最も経済的な、最も簡素な生活習慣を持つ民族が勝ち残ることである。
 費用の多くかかる民族は、その結果ことごとく消滅するであろう。

 自然は偉大な経済家であり、決して間違いをしない。
 生存最適者は自然と最もよく共生でき、必要最小限の生活で満足できる人びとである。これが宇宙の法則である。
 現在、イギリスにおける青年の教育費は、日本円で1万6千円から2万円の間である。
 それと同じ教育は日本ではその半額以下で受けられることはいうまでもない。
 単に教育の問題だけでも、東洋は西洋の強力な競争相手となるだろう。
 終わりに、私は日本の貧困はその強みであるという固い信念をあえて述べたい。

 裕福は将来、弱体化する原因になりうる。
 諸君は「貧困」という言葉が好きでないとすれば、次のことを思いおこしてもらいたい。
 「ヨ-ロッパで最も貧しい国はロシアであること、それにもかかわらずロシアはあまりにも強いので、ドイツ、オ-ストリア、イタリア三国が、それぞれ自らを守るために同盟していること、それから全世界がロシアを恐れていること」である。
 ロシアは貧しくても、有事の際にはいつでも、600万人の騎兵を召集できる。
 同様に日本も貧しくはあるが、将来少なくとも300万人の強兵を防衛のために動員できないはずはない。
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 ウナギに異変!稚魚不漁で“卸値”平年の3倍
                       2012,1.29
 ウナギの稚魚であるシラスウナギの価格が高騰している。
 養殖業者向けの卸値は前年の2倍、平年の3倍近くに上昇している。
 現在、最盛期を迎えている漁で漁獲量が少なくなっているためで、昨年に続き、かば焼きなどの値上がりにつながる可能性が高い。
 稚魚の不漁は3年連続で、資源量そのものが減少しているとの見方も。稚魚の漁獲減が今後も続けば、ウナギが富裕層だけの食材になりかねない。(高橋寛次)
 「かつてない不漁だ」
 相模湾(神奈川県)河口でシラスウナギ漁に携わる地元漁業関係者は、深夜の浜辺で黙々と網をすくいながら、そうつぶやいた。
 不漁は価格に跳ね返る。養殖業者でつくる日本養鰻漁業協同組合連合会(日鰻連)は「異常な高値だ」と戸惑いを隠さない。組合を通さない一般的な取引による稚魚の卸値は平年、1キロ70万~80万円程度。
 それが現在は200万円程度にまで上昇しているという。
 国内では静岡や徳島、鹿児島などが産地だが、軒並み水揚げが少ない。台湾や中国でも不漁で、輸入も減少している。
 水産庁によると、今月中旬までに養殖業者が国内外から集めたシラスウナギは4トンで前年の同じ時期の7トンと比べて大幅に少ない。
 ウナギの価格は成魚の需給バランスによる。漁期は4、5月まで続くため、今後、水揚げが増える可能性もあり、最盛期の稚魚の不漁が価格に直結するとは限らないが、「ここ数年は(稚魚の不漁とウナギ価格が)連動している」(日鰻連)という。また、最需要期である夏場に店頭に並ぶウナギには、今月中旬ごろまでの稚魚が使われるため、成魚の数も少なくなる可能性が高い。
 昨年までの不漁ですでに成魚の価格も上昇し、今月値上げした料理店も多い。
 大阪市の老舗店もそのひとつで、うな重の中心価格帯のメニューは700円程度引き上げ、3660円にした。
 「値上げしなければ赤字だ」という。
 昨夏に値上げした東京都目黒区の人気店「八つ目や にしむら」の松本清社長も「再値上げやメニュー変更を検討せざるを得ないが、どこまで高くなるかがわからず対応しにくい」と、先行きの不透明さを嘆く。
 不漁の原因について水産庁は「特定できない」と首をかしげる。養殖が盛んな静岡県の担当者も「資源が危機的な状況にあるのでは」と懸念を強めている。
 業界団体などは、親ウナギを放流して稚魚を増やす取り組みを行い、水産庁も補助金を出しているが、大きな成果は出ていない。
 昨年、ウナギの天然の卵が初めて発見され、卵から成魚に育てる完全養殖への期待も高まるが、コスト面など課題は多く、商業化のメドはたたない状況だ。

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