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2012年1月28日 (土曜日)

震源・富士山付近の地震に想う。

  今日1月28日は朝から強い地震があった。
 正確には午前7時43分ころ、震源は山梨県東部・富士五湖で震P4度5弱の地震だ。
 この地震が富士山の噴火に直接結びつくと思えないが、皆、心配することは同じだ。

  地図を見ると分かるが、富士山は見事にプレート同士が衝突する場所にそびえ立つ山だ。
 まるでフィリッピンプレートが押し上げた印象もある。

  富士山の噴火の歴史を振り返ると、ここ二千年の間に少なくとも75回の噴火が発生しているそうだ。
 平均すると30年に1回以上の頻度で噴火している計算になる。
 しかし、最近では300年前の1707年、宝永の大噴火以来、一度も噴火していない。
 ということは、この間、10回分のマグマが地下に蓄積されている計算になる。
 そして、間もなく活発な火山活動期に入るという専門家の予測があるそうだ。

  「元禄地震」と呼ぶ大地震は、江戸時代もっとも栄えた「元禄時代」を終わらせる結果になったとされる。
 発生年は1703年、元禄16年に発生する。350pxpredicative_map_of_mt_fuji_vol
  そして元禄地震から4年後、1707年(宝永4年)に、日本史上最大規模の地震「宝永地震」が発生している。
 さらに続いて、49日後に富士山が大噴火を起こすることになる。
 これが「宝永の大噴火」だ。
 これは、偶然に地震と噴火が重なったのではなく、地震が噴火を誘発したとされる。
  この宝永の大噴火では、周辺に直径4、50センチの火山弾、焼け石が山ろくに絶え間なく降り注ぎ、焼け石は、地表に落下すると、粉々に砕けて燃え上がり、周囲を焼き尽くした。
 さらには、その焼け石が3メートル以上も降り積もり、家や畑があっという間に埋まり、川をせきとめ、この噴出物による直接的な被害と、飢饉の発生、そして大水害という甚大な被害をもたらしたそうだ。
 また富士山から100キロ以上離れている江戸にも、数センチの火山灰が降り積もり、江戸の町は日中でも真っ暗になったといわれる。

  はたして、現在の東京に同規模の火山灰が降り注いだら、どのような被害を受けるのであろうか。
 数センチの降雪でも、交通機関等のインフラ機能が麻痺する脆弱な都市機能だ。
 とんでもない経済被害を受けるはずだ。
 さらに、降灰による気管支炎などの健康被害は。
 パソコンや携帯電話など精密機械への影響は。
 火山灰が川や下水道に流れ込み、堰止めによる溢れと衛生面の被害は。
 道路や屋上、飛行場や公園などに降り積もった膨大な量の火山灰の処理は。
 時の為政者や専門家は、どのような対策を持っているのだろうか。
 心配したらキリがない

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