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2012年1月 9日 (月曜日)

昨年夏、遊佐駅八日町であわや踏切事故

山形県遊佐町で、踏切付近で線路点検のために使用した、「列車接近警報表示装置」を工事関係者が線路上に置き忘れた事案があった。
 列車に跳ね飛ばされていたら、民家や通行人に衝突した虞があったが、運転士が手前で発見し大事にいたらなかった。543m
 きっと地元の皆さんは知らないことであろうし、関係者も知らせるほどのことではないと思っている事案であろう。

 昨年9月、山形県遊佐町を走る羽越本線の遊佐駅構内八日町踏切であったことだ。
 このことは、ある業界の文書で昨年末に知った。

 「平成23年9月1日(木)12:51頃、羽越本線遊佐駅構内八日町踏切で、LEDを認め、543M列車が停止している旨を受報した。12時59分に543M列車乗務員がLEDを踏切外に移動させ、運転に支障ないことを確認し、13時01分に運転を再開した。この事案は、検修責任者は、列車見張員に対しては作業終了及び待避完了の旨を伝えたが、LEDLed_1に関する指示はしておらず、EJストローク検修に使用したレールの温度計の取り外しと車の回送を依頼した。列車見張り員はLEDを撤去せず、踏切脇に停めてある車で移動した。」とある。

 この文章の中には、業界の専門用語が多用され、何があったのか読み取り難いので解説する。
  まず「543M」とは、よくローカル線を走っている普通列車のこと。
 
 

 「LED」とは、最近は節電に有効だとして家庭でも使用される電球のことだが、JR関係では「列車接近警報表示装置」のことを言う。軌道や線路付近で工事を行う際に、工事関係者らに列車の接近を知らせる装置のこと。

 「EJストローク検修」とは、線路(軌道)のロングレールの伸縮継目(EJ)検査のこと。
 線路の伸び縮みは二ヶ月に一度実施しているそうだ。
 庄内地方は寒暖の差が大きい地域であり必要なことであろう。
 「列車見張員」とは、鉄道工事の列車保安業務のこと。
 全身黄服になって、作業員の安全を守る仕事で通称・列見と呼ばれている。

  この文章からは、543M列車乗務員はLEDを踏切外に移動させ、約10分後に運転を再開しており、運行上大したことがなかった印象を受けるが、安全輸送第一のJR関係者にとっては大事件と捉えているようだ。
 是非そうあって欲しい。Tc_2
 原因は「検修責任者」と「列車見張員」の事前打ち合わせが無かったか不足していたことを伺わせる。

 それから、「TC型無線式列車接近警報装置」は、通称「TC列警」或いは「TC列近」というが、JR東日本では100億円以上の開発費を掛けたそうだ。
 列車が接近すると「◯◯上り」などと音声で案内する装置なのだが、庄内地方はこれを持っていないか、使用出来ない地域なのだろうか。
  「TC列警」のTCは、テクニカルセンター(Technical Center)の略だそうだ。
 鉄道フアンにとっては是非欲しい一品だ。
 この「TC列警」は25.900円で市販されている。
 http://www.iijimakiko.co.jp/2011/09/12/626/
 「飯島機工(株)」 東京都杉並区高円寺南5-42-1 
      TEL.03-3389-3221
   

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