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2012年1月23日 (月曜日)

昭島市発生の猟奇事件顛末

 「平成の阿部定事件」?と思われた、この事件も自殺の可能性が高いようだ。
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 発覚は、平成24年1月16日午前10時ごろ、東京都昭島市福島町2丁目の「コーポ○○」一階一室で陰部を切り取られた遺体が発見された。
 変死者は、このアパートの住人で八王子市内のタクシー会社勤務の運転手・矢口行さん(49歳) だった。

 巷では平成の阿部定事件だと話題になっていた。
 猟奇殺人事件と思われたが、その後の捜査で覚せい剤常用者に見られる精神錯乱による自殺の可能性が高いようだ。

幻覚で局部が怪獣に? 男性変死、高まる自殺の可能性
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120122-00000562-san-soci
産経新聞 1月22日(日)21時6分配信
衝撃事件の核心
 東京都昭島市のアパートで今月16日、局部を切断されたタクシー運転手の男性(49)の遺体が見つかった“事件”。警視庁は殺人事件とみて捜査に乗りだしたが、具体的な犯人像は浮かばないまま。その後、男性が薬物を使用していた疑いが浮上し、自殺の可能性も高まってきている。
 男性はなぜ死亡したのか。局部はなぜ切り取られたのか。
 謎に包まれた男性変死を追った。

 ■「あるべき物がない」 血の海のベッドの下に…
 16日午前10時過ぎ。男性の自宅アパート前を訪れた勤務先のタクシー会社の上司は、胸騒ぎに襲われていた。
 男性は連休を終えて、14日に会社に出勤する予定だったのに、いまだに出勤してきていない。新聞受けにたまった新聞は外廊下にこぼれ落ち、ドアのチャイムを押しても反応がない。
 「何かがおかしい」。上司は迷った末、ドアノブをそっと回してみると、鍵はかかっていなかった。ドアを開くと直後、想像を絶する光景が目の前に広がっていた。
 2DKの6畳間のベッドに、全裸に靴下だけを履いて、血だらけの男性が倒れていた。 「死んでいることはすぐに分かった」。上司は、当時の状況を言葉少なに振り返る。仰向けのまま大の字になり、手は「バンザイ」をした状態。床は血の海だった。変わり果てた男性の姿に絶句しながらも、上司は、すぐさま110番通報した。
 間もなく駆けつけた警察官は、遺体の異様な状態にくぎ付けになった。「男性の体には、あるべき物がなかった」(捜査関係者)からだ。局部は切り取られ、男性が倒れていたベッドの下にあった。
 ■侵入者の形跡なし 謎が深まる現場
 局部だけではない。警視庁の調べでは、男性の首や胸などには、刺し傷や切り傷が4カ所あった。遺体は死後2日以上がたっているとみられた。発見当時、玄関の鍵も開いていた。遺書もなかった。
 警視庁本部の捜査1課が乗り出し、何者かに殺害された可能性があるとみて、本格的な捜査を始めた。しかし、捜査1課はすぐに殺人事件と断定はしなかった。現場の状況を精査した結果、「自殺の線を消しきれなかった」(捜査幹部)からだ。
 男性の腕などには、刃物で襲われた際に体を守ろうとしてできる防御創が見当たらず、室内には物色された跡もなかった。しかも、男性が負傷した後、室内を歩き回ったような血の付いた足跡が残されているのに、他の人物が侵入して屋外へ立ち去ったような足跡は確認されなかった。
 誰も侵入していないとしたら、なぜ…。「すべての体の傷は、男性が、自分でも刺すことが可能な場所にあった。負傷の程度からみても、けがを負った後、男性は即死したのではなく、しばらく動き回れる状態にあった。つまり自分で自分を傷つけて、部屋を歩き回り、死亡したのではないか…」。ある捜査幹部は、こう分析した。

 ■女性とトラブル? 夜中に怒鳴り声
 男性は、4年前から八王子市内のタクシー会社で勤務していた。上司によると、勤務態度はまじめで、社交的な性格だったといい、人間関係のトラブルもなかったという。同僚とボウリングに行くなど、周囲に慕われていた様子もあった。
 しかし、近所に住む住民は、男性の別の一面を目撃していた。
 「夜中、女性と、とっくみあいのけんかをしていた。『殺すぞ』『ふざけんじゃねえ』と、ものすごいけんまくで怒鳴りあっていた。何度か警察も来ていた」
 男性は独身だったが、交際していた女性がいた。ある同僚は「女性を『オレの嫁』と紹介された。仲が良さそうで、トラブルとは無縁だと思っていたが…。何があったのだろう」と振り返る。
 男性にトラブルがあり、事件に発展した可能性はないのか-。警視庁はこうした視点からも捜査し、女性らに事情聴取もした。しかし、容疑者特定につながる有力な情報は得られなかった。
 ■男性の体内から検出された薬物
 その一方で、男性の「自殺説」を裏付ける有力な“証拠”も浮上した。男性の体内から「覚醒剤」の成分が検出されたのだ。男性の腕には注射痕も残っていた。
 しかし、覚醒剤を使った男性が、幻覚を見るなどして自らを刺したとして、自分の局部まで切り取る可能性はあるのだろうか。
 杏林大学医学部の佐藤喜宣教授(法医学)は「生きているうちに局部を切り取った場合、相当量の出血と痛みを伴う。しかし、薬物の使用で局部が怪獣に見えるなどの幻覚が現れ、退治しようと切断した可能性は否定できない」と分析する。
 男性はなぜ、死亡したのか。警視庁の捜査が続いている。

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