田中慎弥氏の憎まれ口も憎めない。
1月17日芥川賞が発表され、下関市在住の田中慎弥さんの作品「共喰い」が選ばれた。
この方も本の内容も知らないが、1月17日夜、受賞発表後の記者会見が実にユニークだった。
記者会見では、受賞の喜びの声の期待に反して、ふてくされた態度で現れた田中さんは「とっとと終わりましょうよ」「こういう場が好きではない」などと言い、終始不機嫌な様子がニュースに流れた。
「ここらで断るのが礼儀ですが、私は礼儀を知らない。もし断って気の小さい選考委員が倒れたら、都政が混乱します。都知事閣下と東京都民各位のために、もらっといてやる」
と話す場面があった。
田中さんのキャラクターが大ウケしているのか、早速、お笑い爆笑問題の太田光が物真似のネタにされていた。
昨日22日、日曜日のテレビ番組でも、本人の期待とは逆に好意的な内容で番組が編集されていた。
きっと、テレビや出版界が待ち望んだキャラクターなのかも知れない。
憎まれ口を叩いているが、なぜか憎めないところがある。
これから、顔出しの機会が増えることであろう。
そう言えば、爆笑問題の太田光とタイプが似ている。
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