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2011年11月20日 (日曜日)

警視庁「コールド・ケース班」

 「コールド・ケース班」のことは、11月19日付けの産経新聞に元警視総監・米村敏朗氏が「物来順応」に寄せた論文で思い出した。

 コールドケース (Cold case) 専門の捜査班は、殺人罪に時効がない米国の警察に設置されているが、日本で注目される切欠は、2008年にロス疑惑の三浦和義がサイパンで再逮捕(後に自殺)だった。米のテレビドラマ「コールドケース」や日本では「絶対零度~未解決事件特命捜査~ Special 」も人気があったそうだ。

 米国の制度を範にし平成21年11月、警視庁捜査1課に重要未解決事件を専門に捜査する「特命捜査対策室」(通称コールド・ケース班)が全国に先駆けて40数人の捜査員で設置された。
 この「コールド・ケース班」による初手柄は、2001年4月15日午後11時頃、豊島区池袋本町3丁目のアパート二階で住人の矢萩昭造さん(当時66歳)が刃物で刺殺された事件だった。この事件を、昨年2010年9月28日、隣の民家に住む派遣社員小林一生容疑者(56)を殺人容疑で逮捕している。同容疑者は当時、全身の筋肉が炎症を起こす難病を抱えており、犯行は困難だとして捜査対象外としていた。

 
 なお、1995年発生の八王子市大和田町4-26-1 のスーパーナンペイ大和田店」強盗殺人事件や、
 1996年柴又三丁目発生の上智大生殺害事件
 2000年発生の世田谷一家4人殺害事件 など一部の事件は専従捜査員を置いており、これら以外の約50件の未解決事件コールド・ケース班の対象となる。
 ※「警視庁事件ファイル 」参照
 また、2005年の法改正で、殺人罪の時効は25年に延長されたことを記憶すべきだ。

  
 それから 「物来順應」は、朱熹(朱子)の「近思録」からの言葉だそうだ。
 更に調べると、
 君子の学ぶべきは、公正で広い心を持って、何か物事が起こっても動ぜず順応することだ、という意味の一節からとった言葉で、物事が起こったときに動ぜずに順応するということは、いかなる状況においても前向きに精一杯努力する。という意味。

 今回の100%の熱意と80%の正義と題した「コールド・ケース班」の紹介や、作詞家の永六輔氏が、警視庁の警察学校で講演し、「皆さんは厳しい仕事でも、自らが正義そのものになっては、かたくなな、幅のないコチコチ人間になって、相手の立場や人Yonemuraによって違う応対もできなくなる。せいぜい正義の味方ぐらいのところが大切ではないか」。
 という話は、 「物来順應」そのものだ。

  ところで、放送作家の永六輔さん(78)が11月16日夜に自宅で転倒し大腿骨頸部を骨折し都内の病院に入院しているそうだ。
 19日生放送のTBSラジオには生で出演していた。
 高齢者は転倒が禁物だ。くれぐれもお大事に。


元警視総監・米村敏朗 100%の熱意と80%の正義
      2011.11.19
 

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