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2011年11月 9日 (水曜日)

警察官用携帯「ピーフォン」の威力

 警視庁では警察官用携帯 ピーフォンを、今年8月末時点で約5千台が都内の交番勤務の警察官らに配布されているそうだ。
 ピーフォンは警察官に一斉に画像やメールを送ったりして指示することが可能なうえ、GPS機能で警察官の位置も把握できると言う。
 東日本大震災では、九段会館の天井崩落現場の写真を一斉送信するのに利用され、素早い救助活動につながった。

 ただ、「ピーフォン」の採用は、2007/08/20.警視庁立川警察署富士見台交番勤務だった、友野秀和巡査長(40)による殺人事件がきっかけになっている。
 この事件は、友野巡査長が管轄外の国分寺市内のキャバレー「ハリウッド」に勤務していた佐藤陽子さんが住むアパートに出向き、佐藤さんを殺害したことだった。
  ピーフォンが一番最初に採用されたのは、当然ながら立川警察署の交番やパトカー勤務員からとされたはずだ。

容疑者写真一斉送信→5分で逮捕 
  「ピーフォン」威力発揮 2011.11.8
 東京都東大和市の高齢者夫婦から数百万円をだまし取ろうとしたとして、東大和署が詐欺未遂の疑いで男を逮捕していたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。男は現場から逃走したが、被害者が撮影した写真が警察官専用の撮影機能付き携帯電話「ピーフォン」で、瞬時に周辺に送信されたため、5分後に逮捕された。犯人の早期逮捕などを目的に導入されたピーフォンの“威力”が発揮された。
 警視庁によると、逮捕されたのは新宿区歌舞伎町、飲食店経営、綿引恒夫容疑者(34)。容疑を認めているという。
 逮捕容疑は10月26日、同市内の70代の夫妻方に電話で、息子を装って「脱税したと疑われるのでカネを用意してほしい」と虚偽の話をし、数百万円を詐取しようとしたとしている。
 綿引容疑者は翌日、「俺は取りに行けなくなった。代わりに『ツボイ』が行くから」と話して、「ツボイ」を装い、被害者の妻と市内の信用金庫に同行。数百万円を引き出させたが、不審に思って駆けつけた夫がデジタルカメラで顔を撮影したところ、綿引容疑者は現金を受けとらず、逃げ出した。
 駆けつけた東大和署員がすぐに夫の撮影画像をピーフォンで接写し、他の署員の持つピーフォンに一斉送信。約5分後、約3・2キロ離れた武蔵村山市内の交番にいた男性巡査(23)が、写真をもとに綿引容疑者を発見。取り押さえた。
 警視庁地域部によると、平成21年から導入が始まったピーフォンは、今年8月末時点で約5千台が交番勤務の警察官らに配布されている。警察官に一斉に画像やメールを送ったりして指示することが可能なうえ、GPS機能で警察官の位置も把握できる。
 東日本大震災では、九段会館の天井崩落現場の写真を一斉送信するのに利用され、素早い救助活動につながった。警察官からは「現場対応が早くなった」という声があり、地域部では今後も活用していく方針。

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