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2011年7月25日 (月曜日)

これが今の日本人の現実だ。

7月25日(月)午後7時15分ころだった。
 帰宅時、渋谷駅に向かうため、渋谷警察署前の歩道橋を歩いていると、若い娘さんが、なんと橋の欄干を跨いでいるところに出会わした。
Sibuya_2
 国道246側に体重を移動し、今にも飛び降りようとしている様子だ。
   自殺企画者だ。
 下の道路は、国道246号線と明治通りが交差する都内有数の交通頻繁な道路。
 飛び降りて死ぬには十分な場所だ。
 高さではない。
  車で轢かれてだ。

 咄嗟に身体が動いた。
 多数の歩行者が行き交う歩道橋を横切りながら、今にも転落寸前の娘さんの脇腹辺りに手を差し入れ飛び込むところを防いだ。
 そして、娘さんに「危ないだろう。早まるな」と一言告げる。
 娘さんは無言だった。

 しばらくしてから娘さんは答えた。

 「いろいろ厭になりました。声を掛けてくれたのはオジさんが始めてです」と言う。
 この反応から自殺は本気ではないと察知する。

 そして娘さんに
 「ゆっくり、こっちに体重を移しなさい。」と言いながら、娘さんの横腹に力を入れない程度に諭しながら移動させる。
 すると、徐々に足や身体を当方の歩道橋側に移して来た。

 その頃、右後ろから制服姿の若い警察官が息を切らして来ていたことに気づいた。
 方角からしてハチ公前交番から来た警察官であろう。
 「通報があったので来ました」と言う。息子ぐらいの25歳前後だった。
 そして、娘さんに「どうしましたか」「なにをしているんですか」などと、まだ状況を把握していない質問をしている。

 それでも、この状況からして、当方の役割は終えたと判断し、娘さんに「お巡りさんが来たので帰りますよ」と告げる。
 すると、 警察官の質問にはほとんど答えていない娘さんが、突然、両手で当方の右手を強く握って来た。
 そして、涙目で「ありがとう御座いました」と何度も言う。
 「早まったことをしてはだめだよ。」と、ありふれた声をかけて、その場を後にした。

 この娘さんのことは、この歩道橋を通るたびに思い出すことだろう。
 なにがあったか知らないが、強く生きてほしいものだ。

 それにしても、この時間帯は歩道橋には何百人もの目撃者がいたはずだ。
 何もしてくれなかったという印象が、当方にも娘さんにも伝わった。
 これが今の日本人の現実だ
 110番を入れたのは、246から目撃した車の運転手からだろう。

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