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2011年7月 2日 (土曜日)

引率教師の安全配慮義務は大きい。

 クラブ活動の登山は、引率教師等は生徒に対する安全配慮義務を負うことになる。
 軽く考えてはならない。2011528

 山形県立酒田工業高校山岳部の生徒ら12人が乗ったワゴン車が転落し、全員が重軽傷を負った事故で、同校の保護者らが引率していた男性教諭2人への「寛大な処分」を求める嘆願書を県教委に提出したことを知った。
 関係者150人分の署名入りだという。

 この事故は5月28日午後1時すぎ、県立酒田工業高校山岳部の男性教諭2人と男子生徒10人が乗ったワゴン車(定員8人)が通行禁止の道路を運転中、ブレーキが効かなくなり谷あいに転落し全員が負傷したと、全国ニュースで報じられた。
 運転していたのは引率教師の池田三郎教諭=酒田市砂越、同乗は伊藤兵吉教諭=酒田市吉田、男子部員は2年生6人、3年生4人の計12人だった。

 このような事故は、生徒達もふざけて乗り込んだことが推測されるが、引率の先生らも他に通行車両も無く誰も見ていないことから、軽い気持ちで定員オーバーをさせ通行禁止場所道路で運転したものであろう。
 そして、この加害者・負傷者は共に関係者であり利害を共有している。
 いずれ嘆願書のようなものがあると見ていた。
 しかし、この事故を同情すべき事故だと安易に考えてはならない。

 引率教師が二人もいて、このような初歩的事故を防ぐことが出来ないとは、何のための引率責任者なのか。間違いなく給料を貰っている人たちなのだ。
 それなのに、生徒らと同レベルのモラル感で、これまでも繰り返してしたと思われても仕方ない。
 それに今回は交通事故だが、山登りは引率リーダー等の判断は極めて大きいことを知っていたのだろうか

 学校及び教師は、生徒の安全を守る一般的な義務、安全配慮義務を負うことになり、これを怠った過失責任は大きい
 嘆願書も死者がいなかったから集めることができたのだ。
 これが、死者が一人でもいたなら間違いなく感情問題、そして民事問題に発展している事故だ。
 小中学生は自分の安全を自分で守るには心身の発達が未熟であり、学校主催の遠足、登山、ハイキング、水泳教室、社会見学、修学旅行等において、引率教師等の安全配慮義務等の内容は重いものになる。
 高校生は多少軽減されるが
 今回の事故は、この範疇に属すると思う

  この事故から約一ヶ月経過した6月30日現在、負傷した生徒10人のうち3人が療養中。教諭2人は保護者らに謝罪し、既に復帰しているという。
 この事故の原因は、
■定員8人の車に12人が乗っていたため、ブレーキがかからなくなったおそれ、或いはハンドル操作を誤ったおそれがある。
■ワゴン車が冬用のスタッドレスタイヤを装着していた。
 雨の日の交差点などを夏タイヤと同じような感覚で走ると、大回りしたり、リアタイヤが滑ることがある。
■ワゴン車は「関係者以外は通行禁止」の山道を無断で走行していた疑いがある。
 現場入り口には鍵がかけられたままの状態でゲートが外されていたという。
■生徒10人が乗り込んだワゴン車の後部座席は、背もたれを倒し平らにした「フラット」状態で、生徒はシートベルトをしていなかった。

 総合的に検討すると、やはり悪質だ

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