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2011年5月23日 (月曜日)

「勇気与えたい」と上から目線の方々

  二ヶ月も前の高校野球の選手宣誓が、今も話題になっている。
 それは、「被災地の皆さんに勇気を与えたい」などと、上から目線でものを言うプロ選手やタレントらが多いことと比較してのことでもあろう。2011032202_2

  最近では、「勇気与えたい」とボクシングの亀田選手。
 「力強い泳ぎで勇気を与えたい」と水泳の北島選手。
 「少しでも勇気を与えたい」とスケートの小塚選手。
 「プレイを通して、被災地の方々に勇気を与えたい」と本田や長友のサッカー選手。
 「私の歌で元気を与えたい」と、ある女性歌手ら
が臆面もなく語る場面を幾度が目にしている。
 必ずしも、本人の口からではなくマスコミに言わされている場面もある。

 そもそも、感動や勇気は与えるものではなく、受け取るものだと思っている。
 自分の口から「勇気を与える」などと言うものではない。
 第一、被災地ではテレビや新聞も十分に見たり読んだり出来ないという。
 このような環境の方々に全く失礼な話だ。
 「被災地の皆さんの頑張る姿に勇気を貰いました。」なら話はわかるが、若造選手やタレントが「勇気を与えたい」では立場が逆だ。
 奢り、傲慢さ、上から目線の何者でもない。

  今後も、「勇気を与えたい」などとコメントしてみたいプロ選手、タレント、歌手らは、今年の選抜高校野球大会開会式で、岡山市の創志学園高の野山慎介主将が東北の被災地へ思いを込めた選手宣誓を聞いて勉強すべきだ
 何か勘違いしているプロ選手やタレントが多すぎる。

創志学園高の野山慎介主将が行った選手宣誓全文
 「宣誓。私たちは16年前、阪神・淡路大震災の年に生まれました。今、東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。被災地ではすべての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。頑張ろう日本。生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。」

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