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2011年3月19日 (土曜日)

東日本50Hz、西日本60Hzの弊害

 平成23年3月11日(金)14時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震が発生した。気象庁は「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名した。

 この地震により、多くの命が失われたことに対して、深くお悔やみを申しあげます。

 さて、被災地の人達のご苦労からすれば大したことないが、関東地方でも電力供給不足で、東京電力による計画停電(輪番停電)をめぐり混乱している。

 特に、病院や交通機関等への影響が大きい。Imge_k
 朝夕の通勤では列車ダイヤを直前まで読み切れない日が続いている。
 現代社会は、いかに電気の存在が大きいか、また人間社会の脆弱性を改めて感じている。

 それにしても、電気を被害がない西側の地域から供給出来ないのかと、誰しも思うことだが、明治20年頃、関東では東京電燈が50Hz仕様のドイツ製発電機、関西では大阪電燈が60Hz仕様のアメリカ製発電機を採用したことが大きなネックになっている。
 日本列島の日本海側の糸魚川、太平洋側の富士川辺りを境に、交流電源の周波数は東日本の50ヘルツ西日本の60Hzの周波数に分かれる。
 日本のような小さな島国で、地域で周波数が違うのは日本くらいだそうだ。
 このようになった背景は、幕末、西側は薩長土佐、東側は幕府側に別れ戦ったが、それぞれが武器供給支援を受けた国や人物が違っていたことだと、何かの本にあった。
 真偽のほどは定かでないが、武器商人では薩長側のグラバーや幕府側のスネルらとの関連があったとしても不思議ではない。
 戊申戦争では、米の南北戦争終結で中古の武器が大量に日本に入っている。 
 
 さて、このような災害時には周波数変換所によって、東西の電力供給は一部可能だが、変換できる電力は100万kWと少なすぎる
  この周波数を統一するには、東西の一方か両方の地域の発電機を総て交換しなければならないため、現実的には殆ど不可能に近いとされる。

  この周波数の違いで、電車が通過する際に「デッドセクション」が生じる場所がある。
 夜行列車を利用していると一時的に電気が消える場所が、それだ。
 これをヒントに殺人事件が発生する推理小説もあった。
  なお、誤解受けないようにお断りするが、デッドセクションは50hzと60hzの境目だけではなく、同じ周波数でも電源の境目でも変電所が違うと、プラスとマイナスの切り替わるタイミングで発生するという。

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