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2011年2月26日 (土曜日)

今日「2月26日」に想う。

 「南無妙法蓮華経」は、日蓮や法華経系の宗教団体の「お題目」だ。B116_2
 南無とは「帰依する」の意で、宇宙の神々を一声で呼び表すために日蓮が考えた言葉だそうだ。
 この「南無妙法蓮華経」を繰り返すことを「唱題」と言うそうで、この修行を「正行(しょうぎょう)」と呼び最も重視しているそうだ。日蓮は、お経の文字の一つひとつを釈尊と見るべきと教えていると言う。

 さて、2月26日は、昭和11年2月26日~29日にかけて、 陸軍皇道派の影響を受けた青年将校らが1483名の兵を率いて、「昭和維新断行・尊皇討奸」を掲げて起こしたクーデター未遂事件が発生した日だ。
 昭和7年の血盟団事件、昭和7年の5.15事件、そして、昭和11年磯部浅一、村中孝次、安藤輝三ら日蓮主義の青年将校らが蹶起した2.26事件と続く。
 これらの事件で特徴的なのは、井上日召、石原莞爾、北一輝、大川周明、田中智学ら日蓮の崇拝者が裏で暗躍していることだ。
 今で言う「極右」の人物たちだ。

  最近、日蓮系で元気がいいのは「顕正会」だ。
 この宗教団体は「日本国民に告ぐ」、「日蓮大聖人に帰依しなければ日本は必ず滅ぶ」と教えている宗教団体だ。
 「顕正会」は「創価学会」からの分派で、独善的な体質は双方全く変わらないといわれ、引き抜き合戦は過激と言われている。そして、自衛隊や警察官らにも信者拡大に触手を伸ばしているという。Hirohito
 自衛隊や警察官の信者たちも、「南無妙法蓮華経」と「お題目」を唱えているのだろうか。果たして、その先には、どんな計画があるのか。

 あらためて2.26事件を想うと、惹起した将兵の心情をどのように理解しても重大な犯罪だ。
 昭和天皇が、「朕ガ股肱ノ老臣ヲ殺戮ス、此ノ如キ凶暴ノ将校等、其精神ニ 於テモ何ノ恕(ゆる)スベキモノアリヤ」。
 「朕自ラ近衛師団ヲ率ヰ此レガ鎮定に当タラン」と激烈したことに陸軍上層部は色を失い、情勢は一気に鎮圧へと流れは変わったとされる。
 当時34歳という若き昭和天皇の見事な英断だ。

渋谷区二・二六事件慰霊像226giken
 渋谷税務署の隣に、二・二六事件の青年将校らの慰霊像がある。
 かつての、東京陸軍刑務所跡地の一角で、ここで青年将校らが処刑された。
 この慰霊像は、事件関係者全員の犠牲者を合わせて慰霊するため1965(昭和40)年に事件30周年を記念して建立された。刑死20名と自決2名、殉職警官5名など事件の犠牲者の霊を慰めている。
 昼休みにでも、手を合わせに行こうと思う。 

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