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2011年2月 1日 (火曜日)

「恵那雑巾」の精神を忘れるな

 この言葉は自分に言い聞かせていることで、他人に押しつけるつもりは毛頭ない。

 「恵那雑巾(えなぞうきん)」という言葉をご存じだろうか。2011_1
  30数年も前、岐阜県恵那出身の同僚から教わった。
 以後、ひそかに真似て自分の処世訓にして来たが、その精神を会得出来ず平凡な人生を歩んでいる。
 一方、恵那出身の同僚は当初は目立たなかったものの着々と地位を固めつつ、能力を発揮する姿を目の当たりにした。
 きっと、故郷では「恵那雑巾の精神を忘れるな」と言われて上京したのだろう。

 「恵那雑巾」の由来は、明治41年編制された岐阜県岐阜市にあった帝国陸軍68連隊(幸3704部隊)(通称ロッパチ)の軍隊生活から生まれた。
 兵隊達は、掃除の時間になると要領のいい兵隊は楽に掃除のできるほうき等の用具を競って持ったという。
 しかし要領の悪い恵那出身の兵隊達は、いつも最後に残った雑巾を持つことが多かった。ここから、「雑巾がけをするのは恵那人」となったとされたが、愚直な姿勢は徐々に周囲に認められる存在になった。

 岐阜県恵那の所在地は現在の恵那市ではない。
 昔からの「恵那」は美濃国恵奈郡と呼ばれた地域で、現在の長野県木曽郡全域も含まれたそうだ。
 この辺りは土地鑑がないので深入りしない。
 「恵那雑巾」は、いろいろな思いを込めて、良い意味でも悪い意味でも恵那人気質として使うようになった。
 要約すると、
 1 岐阜県恵那出身者の気質・生き方・在り方を言う。
 2 要領が悪く、愚直で他人を疑うことを知らない恵那人を蔑視する意味もあった。
 3 自虐的な意味もあるが、結果的に周囲に認められる人物になった。

 我が家の子供たちにも、掃除をするときは「楽な箒や掃除機より、雑巾を持て」と話して送り出しているが、その精神を理解できるまでは何年かかることやら。
 もっとも当方も、今もって会得できずにいるのだから人のことは言えない。

 簡単に言えば、人が嫌がる仕事、つまり雑巾がけのような仕事もバカにしてはならないのだ。

恵那の地名由来と「恵那雑巾」
  http://baba72885.exblog.jp/11661478/

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