« 第177通常国会1月24日召集 | トップページ | 入札プレゼンテーション »

2011年1月25日 (火曜日)

「犯罪機会論」を支持する

 近年、境遇や生い立ちが犯罪に向かわせるとする「犯罪原因論」に代わって、「犯罪機会論」が注目されている。
Image3
 それは、犯罪を犯そうとする者に犯罪のチャンス機会を与えないことによって、犯罪を未然に防止しようとする考え方だ。
 つまり「犯罪機会論」は被害者の視点から、隙(すき)を見せなければ犯罪者は犯行を思いとどまるとする考え方だ。

 この立場では、犯罪者と非犯罪者との境界はほとんどなく、平素、犯罪性が低い者でも犯罪の機会があれば犯罪を犯すおそれがあるし、犯罪性が高い者でも犯罪機会がなければ犯罪を実行しないと期待されている。
 この考え方に基づいた犯罪抑止対策は、犯行に都合F4721690e96442fbca689dfcf6459d29の悪い状況を作り出すことだといわれる。

 「犯罪機会論」の柱は、「抵抗性」「領域性」「監視性」の三点。
 「抵抗性」とは、泥棒に強い鍵や防犯ブザーや非常ベルの設置など、
 「領域性」とは、フェンスや塀で区画をつくることなど、
 「監視性」とは、警備員や防犯カメラによる監視・見張りの強化など
 これらの対策に加えて、地域住民の防犯意識の向上が期待される。
D0114_01
 もちろん、「犯罪機会論」が万能とは思ってはいない。
 これまで通り、「犯罪原因論」に基づく、検挙と検挙後の教育に力を入れた犯罪対策と両輪の関係を持続させることがベターでベストであろう。

 Photo

|

« 第177通常国会1月24日召集 | トップページ | 入札プレゼンテーション »

02 「うんちく」知ったかぶり」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1208592/38565675

この記事へのトラックバック一覧です: 「犯罪機会論」を支持する:

« 第177通常国会1月24日召集 | トップページ | 入札プレゼンテーション »