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2010年12月26日 (日曜日)

万引き犯人の特徴と対策

 今回の情報提供は、万引きされ1225にくい店舗づくり、また犯人を捕まえるためのノウハウでもある。これを読んだ方は、スーパーなどで買い物に行った際、下記のような動きをする人物を観察したらいい。不審者発見要領をマスターしたら万引きGメン合格だ。

 最近、警察との連絡会議に出席したところ、犯罪の入り口とされる万引き対策に力を入れていると話があった。店側の「初めてだから大目に見よう」という温情主義を払拭し、二Bh37_41度と万引きに手を染めない取組みを推進しているそうだ。そして、小売店舗には万引き被害の全件届出を依頼するとともに、「万引きされ難い店舗」づくり等の施策を進めている。
  今回は、経営者や店員、店舗を利用する皆さんに、万引き犯人の目の動き、挙動、着衣や所持品などの具体的情報を提供する。
 これは、防犯カメラなどで犯人の動きを細かく分析した結果だ。
 万引きをしがちな人は、もう止めよう。必ず誰かが見ている恥ずかしい犯罪行為なのだ。それに学生は就職活動に影響し、社会人は職を失い、高齢者は潔かった人生と経歴を否定することになる。

1 一般的な万引き犯の目の動き   
  万引きに限らず、人の目を盗んで犯罪を犯そうとする者は、その意思が目の動きに表れる。特に万引き犯には次のような顕著な動きが見られることが多い。 
① 最初は何ら特別な動きはない。
② ある商品を見つけそれが欲しいと思った時点で、じっとその商品を見詰める。               
③ 成功の可能性があるかを確認するために周囲を見回すようになる。
   このときの目の動きは「キョロ、キョロ」という状態になる。
④ さらに商品をじっと凝視するようになれば、犯行を決意したときである。
                    (警戒と凝視を何回か繰り返す。)
⑤ 犯行中は自分の手元を見ず、関係のない場所を見たりするが、一見まじめそうな真剣な目つきになる。 
⑥ 犯行直後には、満足感と安心感から目つきが一旦和らいでくる。         
⑦ その場から立ち去るときに、呼び止められることをおそれて警戒するような緊張した目つきとなり、その後平静を装う。

2  万引き犯の挙動 F4721690e96442fbca689dfcf6459d29
① 売り場をやたらに歩き回る。        
② 特定の売り場に直線的に近づく。
③ 店員や他の客の位置を確かめる。
④ 死角となる場所に必要以上に止まる。  
⑤ 自分の身体やそばの商品を使って、手元を隠す。
⑥ 手の動きと目の動きが一致しない。
⑦ 一度に複数の商品を手にする。
⑧ トイレなどに必要以上に長く入る。Manbiki
⑨ 複数の商品を持って試着室へ入る。
⑩ 自分の大きなバッグを持って試着室へ入る。
⑪ 複数の場合に、ことさら大声で談笑する。 
⑫ 複数の場合に、一人が店員にやたらと話し掛ける。
⑬ 複数の場合に、一人が店員などどトラブルを起こす。
⑭ 複数の場合に、一人が他の者の陰に隠れた状態になる。
⑮ 複数の場合に、急に大声になったり沈黙したりする。

3  万引き犯の着衣や所持品    
① 不自然に多くのポケットが付いた服を著ている。Images
② ダブダブのコートなどを着ている。    
③ 季節外れのコートなどを着ている。 
④ 大きめで口が開いた紙袋を持っている。  
⑤ ファスナーを開けたままのバッグなどを持っている。
⑥ 紐で止めずに、単に閉じたままの傘を持っている。
⑦ 多くの荷物を下げている。
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4 万引きが多い店
 万引きが多発する店は、「警備員や店員の巡回が少ない」、「お客様への声かけができていない」、「配列が悪く見通しが利かない」、「レジから遠い場所」などの特長がある。一番効果があるのは、防犯カメラ、鏡などにより、「みられている」という意識を植えつけ、万引きのチャンスを与えないことだ。この被害を受ける側に視点を置いた「犯罪機会論」は、全ての犯罪対策に言えることだ。

5 万引き犯人を発見したとき
  皆さんが万引き犯を店内で発見した場合だが、即、現行犯逮捕は出来ない。
 犯人が、お金を支払わずレジを通過し店舗の出入り口から出たときが、窃盗犯人の現行犯となる。
 レジでは、安価なものは精算し、万引きする高価なものは隠していることが多い。
 現行犯人とは、「現に罪を行い、または現に罪を行い終わった者」を言う。
 また、犯罪が行われてすぐ、また場所もあまり離れていないところで発見された者が、
(1) 犯人として追いかけられているとき、
(2) 盗んだ物や犯罪に利用したと思われる凶器等を所持しているとき、
(3) 身体や衣服に明らかに犯罪を行ったと思われる跡があるとき、
(4) 呼び止められて逃げようとするとき、
 のいずれかにあたる場合には、「準現行犯」(刑訴213条2項)として逮捕できる。

 最近の例では、車で来店している万引き犯人は、万引きした物をカートで車まで堂々と運んでトランクに積み込むことがあるという。
 あまりにも大胆過ぎて気づかないこともあるらしい。
 それに、カートや買い物かごも一緒に盗んで、車に積んでいる輩もいるそうだ。
 そんな場面を発見したときは、車のナンバーや犯人の特徴を110番通報しよう。
 それに、実際の現行犯逮捕は極めて難しいと言われる。
 元々、性悪な常習犯は、捕まりそうになると万引きした物を気づかれないように捨てたり、万引きしたふりして逮捕させて、つまり誤認逮捕させて、公衆の面前で恥をかかされたと高額の賠償金を請求する悪質な事例もあるというから細心の注意が必要だ。 

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