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2010年10月 9日 (土曜日)

ノーベル賞選考委員会に拍手

 「民主化運動の象徴」劉暁波(りゅうぎょうは)氏のことは、はじめて知った。
 中国に気を遣う日本のメディアは、このような人達のことを放送や記事にはしない。
 結果的に中国の人権弾圧を黙認し肯定している。2010_china_liuxiaobo
 日本のように国際社会が、中国の人権弾圧を黙認する傾向にノーベル平和賞は警鐘を鳴らす。
 ノルウェーに国家の気概と健全さを感じている。
 中国の国内テレビで、文学者で詩人でもある劉暁波(りゅうぎょうは)氏にノーベル平和賞に決まった放送が流れそうになると画面が真っ黒になる様子が、9日午後7時のNHKで放送された。
 この辺りはNHKもバランス良く放送している。
 それにしても、政治犯で服役中の人間に、ノルウェーの選考委員会でノーベル平和賞を決めたことに中国共産党は苦々しく思っていることであろう。中国を、国際的視野で見た場合は、監獄の中にいる政治犯がノーベル賞に相応しく、中国政府関係者は全くその対象に値しない人材で固められているということになる。
 今後、中国はノーベル平和賞という国際的権威のある賞に、どのように対処するのだろうか。9784894347212
 ノーベルの命日にあたる12月10日の授賞式には氏は出席出来るのだろうか。妻の劉霞女史が代理出席し、約1億2400万円の賞金を受け取ることであろう。まあ、中国とは、基本的人権も放送の自由も表現の自由もない共産主義の独裁国家だということを国際的に知ってもらう、いい機会になるだろう。
 ノーベル賞選考委員会も、なかなか粋な選考をするものだ
 それに引き替え、中国共産党を礼賛する日本人評論家や政治家達の体たらくは見物だ。
 同氏の著書に、天安門事件から「08憲章」へがある。
 中国民主化のための闘いと希望と副題がある。
 中国人民は、日本にいろいろ文句を言う前に、まず、このような書を読み、自国の実態を勉強すべきだ。

劉暁波著「天安門のパンドラ」でも 劉暁波氏のことが紹介されている。
http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-0f04.html

人権や民主化促進で功績があったノーベル平和賞受賞者
1975 A・D・サハロフ ソ連 1921-1989 ソ連の行動的批判派としての活動
1983 L・ワレサ ポーランド 1943- 自主労組「連帯」の指導者
1989 ダライ・ラマ14世 チベット 1935- 少数民族の権利獲得を主張
1991 アウン・サン・スー・チー ミャンマー 1945- 民主主義と人権回復の非暴力闘争
1993 マンデラ 南アフリカ南アフリカ 1936-1918- アパルトヘイト政策の撤廃等
1996 C・F・X・ベロ司教、J・ラモス・ホルタ氏、東チモール独立紛争に活躍
2003 S・エバーディー イランで1947- 民主主義と人権擁護に貢献

■「08憲章」とは、
 中国人の作家や学者ら303人が共産党の一党独裁を批判し、人権擁護を求め署名した声明。世界人権宣言採択60周年に当たる2008年12月10日付で、インターネット上で発表された。全面的な民主選挙の実施や言論・宗教の自由、司法の独立など19項目の要求を掲げた。10月時点の署名者は約1万2000人。
 中国国内ではネットで閲覧できないよう規制。起草者の1人で民主活動家の劉暁波氏が憲章の発表直前に拘束され、「政権と社会主義制度を公然とひぼうした」として国家政権転覆扇動罪に問われ、今年2月に懲役11年の判決が確定した。
 チェコ初代大統領ハベル氏らが1977年、当時の共産党政権に人権尊重を求めた「憲章77」の影響を受けている。(北京時事)(2010/10/08-18:47)
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ノーベル平和賞、中国で服役中の劉暁波氏にhttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101008-OYT1T01158.htm?from=top
 ノルウェーのノーベル賞委員会は8日、2010年のノーベル平和賞を服役中の中国民主活動家・劉暁波氏(54)に授与すると発表した。「中国における人権のため、長年にわたり非暴力的闘争を行っている功績」によるもので、中国側が強く反発するのは必至だ。
 同委のトールビョルン・ヤーグラン委員長は記者会見で、「中国は地位に見合った責任を果たせねばならない」と、責任ある「大国」としての行動を促した。中国人の受賞は、1901年に始まった同賞の歴史で初めて。
 中国共産党の一党支配を批判してきた同氏への授与は、同委としての中国政府批判にほかならず、中国側の猛反発は必至。同委が本部を置くノルウェーとの外交問題に発展する可能性もある。
 同委は、中国政府が民主化運動を弾圧した天安門事件が起きた1989年には、チベット独立運動の指導者ダライ・ラマ14世に同賞を授与している。今回の授与は、増強する中国の国力を前に、国際社会が中国の人権侵害批判を控える傾向が出る中、「北欧の良心」と称される同委の見識を示した形だ。
 文学者で詩人でもある劉氏は、1989年の民主化運動に身を投じ投獄された。釈放後も運動を続け、中国共産党の一党独裁を批判し、民主化を求めた2008年の「08憲章」の起草では中心的な役割を果たした。この翌年、「社会主義制度の打倒を企てた」などとして国家政権転覆扇動罪で逮捕され、今年2月に懲役11年の判決が確定、現在、遼寧省内の刑務所で服役している。中国政府は、劉氏を「中国の法律を犯した人物」(中国外務省の姜瑜・副報道局長)と評している。
 授賞式は12月10日、オスロ市庁舎で開催されるが、中国政府が劉氏の出席を認める可能性は皆無に近い。賞金は1000万スウェーデン・クローナ(約1億2400万円)。
                   (2010年10月8日19時20分  読売新聞)

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