« 酒田甚句で伝わる遊郭の繁盛 | トップページ | ノーベル賞選考委員会に拍手 »

2010年10月 8日 (金曜日)

中高生の喫煙「格好悪い」

  我が家から7~80m位のところに200坪程の小公園がある。
 この公園は、この地域の土地開発の条件で無償提供された公園だ。
 引っ越した当時は、小さい子供達のいい遊び場だったが皆成長し、最近はどこかの中学か高校生のタバコを吸う溜まり場になっていると聞いていた。
T_no12
 先日、午後4時ころ出かける際、この公園を抜け道に使った。すると、7~8名の高校生がベンチに座り全員がタバコを吸っている。
 見たことがある同じ制服姿だ。
 この高校生が、最近集まって来る連中かと思いつつ見ていると、全員がこちらに視線を送る。ガンを飛ばすほどではない。
 大人の反応をみているのだ。
  出かける途中でもあり、どうしようか一瞬迷うが反射的に身体が反応してしまった。
 「みんなは中学か高校か、ここはタバコを吸うための公園じゃないぞ」、「すみません」と気の弱そうな一人が揉み消しながら反応した。
 しかし、一番ガタイのいいのが、いかにも文句ありげな顔つきで斜めから視線を飛ばして来た。 このような場合、この男から先に押さえる必要がある。
 「キミが頭か、見たことある顔だな」、男は無言だ。D991e3d3
 「その制服は、俺も昔着ていたんだ」、ここはハッタリだ。
 男は軽く頭を垂れた。
 
 「全員立て」、そして、「気を付け」と大声で号令を掛けた。
 8人の高校生はピクリと反応し、仕方なさそうに両足を揃えた。
 更に、「休め」、そして再び「気を付け」と声を張り上げた。
 号令に素直に反応している。
 「タバコはゴミ箱に捨てろ、次に、公園の掃除をしてから帰れ」と命じる。
 「全部俺たちが汚したのと違いますよ」と言う男がいる。「うるさい、言うとおりしないと、学校か警察に電話するぞ。どっちがいい」と聞くと、「どっちも嫌です」と答える。
 10分位で公園は綺麗になった。
 「よし今日は帰れ、いい思い出になっただろ。また来い」と告げて帰宅させた。
 果たして、タバコを止める切っ掛けになってくれるだろうか。
 その日、遅く帰宅すると、我が家に近所から菓子折が届いていた。
 一部始終を見ていた近所の人からの差し入れだという。
 こんなことを、いつもしている訳ではない。
 大多数の日本国民と同じで見てみない振りをしていることが多い。

 20年もには、この公園は数ヶ月間も暴走族10人位の溜り場にされたことがあった。近所で警察に連絡していたが、いたちごっこで全く効果がなかった。
 ある深夜に、この暴走族が花火を始めたのでヌンチャク一本で追い払った。
 木刀2本は奪いとり公園を掃除させた。以来、公園に来ることはなかった。
 この事例は、尖閣諸島に群がる中国漁船を暴走族や喫煙少年に置き換えると、どのように対処すれば効果的かヒントになると思う。

 それはさておき、家族からは「もう歳なんだから止めて」と言わるが、こんな親父がもっと増えて欲しいと願っている。
 しかし、今の日本の風潮では無理だろう。
 この日本、政治家から国民全体までが劣化し、可笑しくなっている。
 範を示すべき大人が存在しない?
 
 犯罪は、見つからなければ何をしてもいいと思っている人がなんと多いことか。
 万引き、違法薬物、買春、売春(援助交際)、贈収賄、何でも有りだ。
 遵法精神など、言葉にするだけで笑われそうだが、まず、非行や犯罪の入り口となる中高生の喫煙が「格好悪い」と認識して欲しいものだ。 
---------------------------------
中高生の喫煙激減、「格好悪い」定着 厚労省調査(産経新聞)2010.4.12

 喫煙習慣がある中学生や高校生の割合が、過去10年ほどの間に大きく減少したことが、厚生労働省研究班(主任研究者・大井田隆日本大教授)が実施した全国調査で分かった。特に変化が目立つのが高校生の男子。
 1996年度の調査で5人に1人が「毎日吸う」と答えたが、2008年度は20人に1人に減った。大井田教授は「成人男性の喫煙率もこの間、大きく低下しており、たばこを吸うのは格好悪いという社会的イメージが定着した効果では」と話している。
 研究班は全国から無作為に中学130校、高校110校を選び、全生徒分のアンケート用紙を送付。無記名で喫煙頻度や友人関係、家庭環境などを記入してもらい、学校を通じて回収した。08年度は約70%の学校が協力、約9万5000人の学生が回答した。
 「毎日吸う」と答えた高校生の全生徒に占める割合は、男子4.7%、女子1.7%で、96年度調査の18.0%、4.6%からそれぞれ低下した。
 中学生はもともとこうした生徒の割合が低く、男子0.8%(96年度2.4%)、女子0.3%(0.7%)だった。「毎日吸う」を含めて「月に1回以上吸う」と答えた生徒も減少した。
 高校は男子9.8%(30.7%)、女子4.5%(12.6%)で、中学は男子2.9%(10.9%)、女子2.0%(4.9%)だった。大人が見本示して、厚労省が今回実施した調査の結果は、生徒の喫煙と家族の喫煙に関係があることも示している。毎日喫煙すると答えた生徒の家庭環境を調べてみると、両親やきょうだいに喫煙者がいる場合が大半を占めていたことが分かった。
 この点について、大井田隆日大教授は「大人が禁煙の見本を示すのが、未成年者の喫煙防止に最も効果的だ」と話している。
 

|

« 酒田甚句で伝わる遊郭の繁盛 | トップページ | ノーベル賞選考委員会に拍手 »

01 ごまめの歯ぎしり」カテゴリの記事

コメント

この事例は、何も自慢話で紹介したわけではありません。沖縄の尖閣諸島に群がる中国漁船を暴走族や喫煙少年に置き換えると、国家はどのように対処すれば効果的かヒントになると思います。無法者は、どのように反応するか様子を見ているのです。子供が親の反応をみながら門限や遅刻するときと同じと思います。ここ一番ではタイミング良く注意警告することが大切と思います。傍観は最悪です。

投稿: 管理人 | 2010年10月10日 (日曜日) 午前 07時34分

さすが、痛快ですね。happy01
その高校生達も本来在るべき姿の大人に初めて遭遇して良い経験になったことでしょう。
彼らの人生にしっかりと波紋を残したことに間違いないと思います。

投稿: メモル | 2010年10月 9日 (土曜日) 午後 04時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1208592/37127534

この記事へのトラックバック一覧です: 中高生の喫煙「格好悪い」:

« 酒田甚句で伝わる遊郭の繁盛 | トップページ | ノーベル賞選考委員会に拍手 »