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2010年10月23日 (土曜日)

アカマンマ遊びは蓼(たで)で

 Inutade

 昨日、「だて食う虫も好き好き」と言う慣用句が耳に入ってきた。
 瞬間、この人は(たで)のことを知っていて使っているのだろうかと思った。
 結婚前は面食いで、相手の容姿にさんざん注文を付けていた人の結婚式に出席したところ、あの当時の注文とあまりにも違う新婦や新郎に出会った人は多いと思う。

 こんなときに使うのが、「だて食う虫も好き好き」という諺だ。
 この諺には、「結婚相手や、好きになる相手に他人がとやかく言うものではない」という意味合いを含んでいるであろう。語源は、蓼(たで)の葉はとても苦いのに、それを好んで食べる虫がいるからで、人の好みは百人百様で、自分の好みを押しつけることは出来ないということだろうか。 
 まあ、我が家も似たようなもので、他人のことは、とやかく言えない。

 この蓼(たで)は、タデ科の植物の総称で、特有の香りと辛味を持ち、香辛料として薬味や刺身のつまなどに用いられる。品種としては、柳タデ(本タデ)、紅タデ、青タデ、細葉タデなどがある。タデの葉をすりつぶして酢でのばしたものはタデ酢と呼ばれ、アユの塩焼きに添えられる。
 日本中何処でも自然にありそうだ。
  郷里の山形でも、秋の季節には田圃の畔や土手の辺りに何処でも咲いていた。
 妹達が子供の頃、ままごとで「アカマンマ(赤飯)」として使っていたのが蓼だった。
 庭にムシロを敷いて、杯程度の入れ物にアカマンマを入れて遊んでいたこInutadeとがあったが、さすがに一緒に遊ぶ気にはならなかった。
 最近でも、このような遊びをする子供はいるのだろうか。
 きっと、最近の子供達は、この花を見ても名前も、そして諺の由来も知る機会もないことだろう。当然、成人してからも子供に教える知識は持ち合わせていないことになる。
 何もアカマンマ遊びを体験しろと言うつもりはない。
 ただ、それで良いのだろうかと思うだけだ。

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