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2010年10月17日 (日曜日)

たかが校名、されど校名

 山形県下で、新設小学校、統合中学校、高等学校の校名の決め方の甘さが話題を提供している。たかが校名の決定だが、民主主義社会の最大の欠点とされる物事が決まるまでの時間の浪費説明責任を果たすことの難しさを露呈している。

 スッキリ決まらない理由や原因はいろいろのようだが、共通しているのは、市民不在の決め方と事前調査、根回しの甘さがある。
 昔ならその地域の一番偉い人に、トップダウン、上意下達で決めてもらうのが一番手っ取り早い方法だったが最近はそれを市民が許さない。それに、決められるほど尊敬と支持を集めた人材は不在と思った方がいい。少しでも不透明感があると、文句を言いたくて待ちかまえている市民の餌食になってしまうことになる。

 まず、酒田の新高校名は、市民から応募したものを採用しないで「酒田光陵」としたことは応募者軽視、しいては市民軽視につながり疑問に思う。
 また、東根市の「さくらんぼ小学校」は市民から応募したことは良かったが、アダルトサイトに同名があった問題は、事前調査に甘さがある。
 東根市議会は9月28日「大森小学校」に変更を決定した。
 そして、酒田一中と五中の統合後の校名を、統合準備委員会が「光ケ丘中」と提案したのに、市教委は「酒田一中」と決め混乱を招いたことは、稚拙さを感じてならない。
 「たかが校名、されど校名」なのだ。
 その地域のセンスの有無が浮き彫りになる。

 それなら、どのようなプロセスを踏んだら市民が納得するのだろうか。
 簡単に言えば、しつこいほどの根回しだと思う。
 これでもか、これでもかと根回しを踏み、「決まったら文句言うなよ」と言わないまでも念を押す以外にない。
 具体的には、地域の公立学校は地域に根差した施設であり、地名を冠するような校名が理想と思う。生徒や市民に納得いく説明ができる。また、数字を冠するナンバースクールを使用するなら、その根拠と必要性を理解してもらう必要がある。
 そのプロセスは、
①校名の決め方は、実際に統合校へ通う生徒や卒業生達も参加させた方がよい。
 生徒が愛着を持って親しむべき校名とするため、協議会で幾つかに絞ったものを提示して両校の生徒や家族に投げかけて意見を聞いてい進め方がいいと思う。
②生徒からの意見を集める方法は、直ぐ投票形式ではなく、選考委員会なりで幾つか候補を選定し、「別の意見があるなら出して欲しい」という形の方が自然と思う。
③候補の校名は生徒は勿論、更に家庭や地域(自治会など)でも検討してもらう。
④最後は、決定権のある議会なりが責任をもって決定する。

■「さくらんぼ小学校」は「大森小学校」に変更決定
     http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-9640.html
  山形県東根市の「神町北部土地区画整理事業地」内に来春開校予定のDainishi、新設小学校と同名のアダルトサイトがあった問題で、東根市議会は28日、小学校の名を「さくらんぼ小学校」から「大森小学校」に変更する条例改正案を全会一致で可決した。
 可決を受け、市教委は「さくらんぼ小学校」の校歌を作詞・作曲した、山形市出身の作曲家、服部公一さんに改めて校歌の一部変更を依頼した。校章は変更しないという。

酒田一中と五中の統合後の校名問題に絡み酒田市教委全員が辞職願
  「光ケ丘中」とする統合準備委員会の提案に対し、市教委は「酒田一中」と決定。
  委員は市教育委員長の高橋修氏と石川翼久教育長を含めた5人。高橋氏の任期が11月28日までとなっており、市当局は9月定例会に人事案件を提出した。市議会では、統合準備委員会が「光ケ丘中」と提案したのに対し、市街地ではナンバースクールが市民に定着しているとの理由で「酒田一中」と決めた市教委の対応に市民が不信感を抱いているとして、高橋氏の再任案を賛成少数で不同意とした。校名問題で両校の統合準備に支障をきたした責任を取る形で、委員全員が不同意とみなされたと判断した。
酒田市教育委員会委員は、Itemfile701090624165759
委員長 髙橋修
委員長職務代理者 池田健一
委員 齋藤義明    
委員 半田結   
教育長 石川翼久
  新校名は、市議会の議決を経て正式決定するが、市教委は当初、「一、五にこだわらず、自由な発想で考えてよい」との方針を示していたため、保護者らから不満の声が続出。学区内で13回の住民説明会を開いて理解を求めたが、「準備委員会の意見を尊重すると言いながら、今ごろになってほごにするのはおかしい」「最初から一中と決まっていたのではないか」などの批判が相次いだ。

酒田の新高校名は「酒田光陵」
   http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-4c2b.html
酒田商、酒田工、酒田北、酒田中央の公立4高校を統合し、2012年4月山形県酒田市に開校する県立の新高校の名称を、「酒田光陵(こうりょう)高校」にするという。Image1_file0110082917453232327s
 きっと、場所が酒田市内の「光ケ丘」と呼ばれる地にあることと、辺り一帯が松林の丘陵だからであろう。校名は今年の5月に公募したところ、応募総数616 件あり、多かったのは、酒田総合(100)、酒田光ヶ丘(28)、酒田中央(24)、酒田(20) などがあった。
 応募多数の校名案を選定しなかった理由を、山形県教育委員会の相馬教育長は「既存の高校名との関連などを勘案し、選定に至らなかった」と説明した。
  これら既存の名称は、教育長の説明と矛盾する。
▼山形県立酒田光陵高等学校(仮称) 山形県酒田市北千日堂前字松境9-1
▼兵庫県私立神戸弘陵高校    兵庫県神戸市北区山田町小部妙賀山10−4
▼埼玉県立 大宮光陵高等学校 埼玉県さいたま市西区大字中野林145
▼福岡県立光陵高等学校 福岡県福津市光陽台5丁目
▼神奈川県立光陵高等学校 横浜市保土ヶ谷区権太坂1-7-1
▼広島県私立高校 広陵学園広陵高等学校 広島県広島市安佐南区沼田
▼東京都立八王子高陵高等学校 (都立翔陽高等学校の開校に併せて閉校)
▼山梨県公立甲陵高校 | -山梨県北杜市長坂町長坂上条 2003
▼奈良県立大和広陵高等学校 奈良県北葛城郡広陵町大字的場
▼拓殖大学紅陵高等学校 千葉県木更津市桜井1403

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