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2010年9月26日 (日曜日)

「不滅の法灯」と「油断大敵」

Yamadera

 比叡山の「不滅の法灯(ほうとう)」は、天台宗を開いた最澄(さいちょう)の時代に始まり、以来1200年以上にわたって途絶えることなく灯っている。Enryaku101c
 この「不滅の法灯」は、山形県の通称・山寺「宝珠山・立石寺(↑写真)」に分灯されていることをご存じだろうか。
 そして実際は、比叡山も山寺も戦国時代に一回づつ消えたことがあるが、分灯していたことが幸いし、引き続き法灯を守り続けている。

 「油断大敵」の語源は種々あるが、この「不滅の法灯」を消さないように、毎日、「菜種油」を注ぎ足している僧侶達の緊張感を思うと理解し易い。
 光は、ただ漫然と守られている訳ではない。
 天台宗を開いた最澄(さいちょう)は、この法灯に
 「明(あき)らけく後(のち)の 仏の御世までも 光りつたへよ 法のともしび」
 と詠まれた。
 仏教の難しい話は分からないが、きっと、この光には後の世まで永遠に照らして欲しいとの願いが込められているのだろう。

 しかし、この法灯も一度づつ消えたことがある。
 いずれもだ。
 「比叡山」は1571年(元亀2年)、織田信長の叡山焼き討ちで全山が消失。
 「山寺」は1521年(大永元年)、立石寺が伊達氏に味方したことで、最上氏の軍勢に攻められ焼失している。
 ここでも法灯を守り続けることの難しさと、万が一に備える大切さ、そして「油断大敵」を教えている。なお「法灯」は、現在、岩手の中尊寺等数カ所に分灯されている。
 一箇所集中は危険であり、リスクの分散は大切なことだ。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100924_9
   
 この「油断」は、国家間にもそのまま当てはめることが出来る。
 中国偽装漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりした事件から、「油断」は国家の存亡に発展する虞があることを教えている。

 中国は尖閣事件の対抗措置として、次々に手を打って来た。
■閣僚級などの政府高官の交流停止
■河北省の軍事管理区域に侵入しビデオ撮影したとして、日本人社員4人が拘束。
■外貨準備で円資産を大量に買い、「円高誘導」の意見。
■中国からの「レアアース」の輸入ストップか。
■中国政府による、日本旅行の自発的中止の指示。
等々、三国志や春秋の群雄割拠していた時代からの国家戦略通りのことだ。
 中国には、兵法三十六計がある。
 この兵法で、日本を貶める長期の計画で動いていることを知ることが出来る。
 ●笑裏蔵刀(しょうりぞうとう)
  友好的に接し、相手が警戒を緩めたところで攻撃する事。
 ●借屍還魂(しゃくしかんこん)
  利用できる物は何でも利用する事。例えば、中国は先の戦争や靖国神社のことを
  持ち出して揺さぶりを掛けることなどは、その典型だ。
  これに日本はやられるがままに、「平和、平和」「冷静、冷静」と念仏を唱える。

 「不滅の法灯」や「油断大敵」の教えは、今の日本には通用しないのか。
 「一隅を照す。これ則ち国宝なり」も最澄の教えだ。
  ただ、ただ、今の日本にはもったいない教えだ。
 
天台宗・東京教区
 ・ 臥龍山 安養院(東京都品川区)
 ・ 澤田山 安養院(東京都日野市)
 ・ 安楽寺(東京都品川区)
 ・ 国宝山 医王寺(東京都稲城市)
 ・ 経王山 圓融寺(東京都目黒区)
 ・ 鷲峰山 玉泉寺〔BOSEのバーチャ極楽〕(東京都あきる野市)
 ・ 東叡山寛永寺 清水観音堂(東京都台東区)
 ・ 浮岳山 深大寺(東京都調布市)別格本山
 ・ 江北山 清水寺(東京都台東区)
 ・ 長命山 徳蔵寺(東京都品川区)
 ・ 泰叡山 瀧泉寺〈目黒不動尊〉(東京都目黒区)

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