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2010年9月25日 (土曜日)

中国の三十六計に屈した日本

 「戦争になるよりはいい。このまま行けば、駐日大使の引き揚げ、国交断絶もありえた」。――首相に近い政府筋は9月24日夜、船長釈放に政治判断が動いたことを、周囲に苦しげに認めた。=読売=  
      ◆みたか、これが民主党の言う、見事な政治主導だ

 尖閣諸島沖中国漁船拿捕事件では、中国は三十六計を次々に繰り出して来た。
 兵法三十六計中国の兵法書で、三十六通りの戦術を六段階に分類してある。
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 思うに今回は三十六計のうち、
 18計:擒賊擒王(きんぞくきんおう)
  敵を壊滅させるには、敵の中枢部を壊滅させる作戦。
  中国の胡錦涛国家主席と温家宝首相が先頭に立って、すかさず
  経済、軍事、外交の各分野で具体的な対日報復措置で、日本
  の中枢部を攻めて来た。
 25計:偸梁換柱(とうりょうかんちゅう)
  相手を堕落させ骨抜きにしてしまう作戦。
  中国は腑抜けの、日本の商人国家を見抜き、観光、資源、金融面から
 揺さぶりを掛けて来た。(日本は昔、サムライ国家と呼ばれていた)

もちろん、中国は平時から日本に対してけん制を忘れない。
 10計の:笑裏蔵刀(しょうりぞうとう)
  平時は友好的に接し、相手が油断したところを攻撃する作戦。
  笑顔の裏に、常に隠し武器を持っている。
 14計借屍還魂(しゃくしかんこん)
  利用できるものは何でも利用する作戦。
  例えば、過去の戦争や靖国神社のことを常に持ち出して揺さぶり続ける。

 この三十六計を前に日本はオロオロするだけで、何の策も無く白旗を揚げた。
 挙げ句の果てに中国は
 「日本は違法に船長を違法に逮捕し拘留した」として、謝罪と賠償を求めている。
 こんなことは簡単に予測されることなのに、国家としての対面は何処にあるのか。
 しかし、これも5計の:趁火打劫(ちんかだきょう)
 敵が弱体化している時は、温情などかけずに一気に攻撃して葬ってしまう狙いがある。情け容赦ない国であり国民性なのだ。 
 只々、国家としてあってはならない決断、悪しき前例を作ってしまった。
 今後は何処まで譲歩し、国際社会から笑いものにされるか見物だ。

 三十六計には奥の手、最上の策として36計走為上(そういじょう)がある。
 「三十六計逃げるに如かず」と言われるが、三十五の計略を繰り出しても勝利の見込みが無い場合は一旦退却し再起をはかることで、直ぐ白旗を揚げることではない。
 中国は、今回の謀略で益々自信を付けた。
 日本は、今後も「平和、平和」「冷静、冷静」と念仏を唱えることが関の山だ。
 中国の日本乗っ取り作戦は確実に進行した。

 三十六計では、「三国志演義」の「赤壁の戦い」でとった、敵を欺くために自分の体を傷つけてまで謀略した「苦肉の策」や敵の舟を連結させた「連環計」が有名だ。

情け容赦ない中国人の国民性を映した動画
http://www.youmaker.com/video/sv?id=7f35bab2c4da430a88b7f0757fd4e1b7001
 中国には、「水に落ちた犬を討つ」という魯迅の教えがあるそうだ。
 中国人には謝っても許すことはない、情が通じない国民性であることを、この動画が証明している。回りで見学する中国人も同じ感覚になっているのだ。
 気の弱い人は見ないほうがいい
 この論理と三十六計で、これからも日本に襲いかかるのは間違いない。

兵法三十六計
勝戦の計
1計:瞞天過海(まんてんかかい)
 作戦開始時期をたびたび変更し、相手に「またか!」という気を起こさせて
 油断させ、一気に攻撃する事。
2計:囲魏救趙(いぎきゅうちょう)
 敵の弱い所を攻撃し、敵が兵力を分散し救援に行かざるをえないようにする事。
3計:借刀殺人(しゃくとうさつじん)
 自分は直接手を下さずに、他の者を利用して敵を攻撃する。
4計:以逸待労(いいつたいろう)
 防御を行い、敵を疲労させてから攻撃する事。
5計:趁火打劫(ちんかだきょう)
 敵が弱体化している時は、温情などかけずに一気に攻撃して葬ってしまう事。
6計:声東撃西(せいとうげきせい)
東を攻めると言って、西を攻める陽動作戦の事。
敵戦の計
7計:無中生有(むちゅうしょうゆう)
 ありもしない噂を流し、相手の判断を狂わす事。
8計:暗渡陳倉(あんとちんそう)
 陽動作戦を使用して、実際に攻撃する事。
9計:隔岸観火(かくがんかんか)
 敵が内紛している時は、そのまま相手が自滅するのを待つ事。
 下手に攻撃すると団結されてしまうので注意。
10計:笑裏蔵刀(しょうりぞうとう)
 友好的に接し、相手が警戒を緩めたところで攻撃する事。笑いの下に、刃あり。
11計:李代桃橿(りだいとうきょう)
 大戦果を挙げる為に、局部的な損害をあえて受け入れる事。 肉を切らせて、
 骨を絶つ。
12計:順手牽羊(じゅんしゅけんよう)
 敵の隙をついて、戦果を拡大する事。
攻戦の計
13計:打草驚蛇(だそうきょうだ)
 偵察の事。 あるいは敵の反応を調べる為に実際に作戦を行う事。
14計:借屍還魂(しゃくしかんこん)
 利用できる物は何でも利用する事。
 例えば、大義名分の為にはるか昔の事を持ち出したり。
15計:調虎離山(ちょうこりざん)
 敵が要害にいる時は、そこからおびき出して攻撃する事。
16計:欲擒姑縦(よくきんこしょう)
 完全包囲してた敵は死兵となり必死になって反撃してくるので、自軍の損害が大きく
 なる。この場合は、一部逃げ道を開けておいてやると敵の気が緩むので良い。
17計:抛磚引玉(ほうせんいんぎょく)
 敵が食いついてきそうなエサをばらまき、敵をおびきだす事。
18計:擒賊擒王(きんぞくきんおう)
 敵を壊滅させるには、敵の中枢部を壊滅させなくてはいけないという事。
混戦の計
19けい:釜底抽薪(ふていちゅうしん)
 敵が強力な時は、その根本の問題を解決しなくてはならないという事。
 兵糧責めしたり、有力な敵将を君主と離間させたり。
20:混水摸魚(こんすいぼぎょ)
 敵の内部に混乱を生じさせ、それに乗じて攻撃する事。
21計:金蝉脱穀(きんせんだっこく)
 現在地にいるように見せかけ、敵に気づかれないように移動する事。
22計:関門捉賊(かんもんそくぞく)
 敵が弱体化している時は、一気に攻撃して滅ぼしてしまう事。
23計:遠交近攻(えんこうきんこう)
 戦線が膠着した時は、近くの敵を攻めるべきで、遠くの敵は
 攻めてはならない。秦王朝の天下統一時に使用。
24計:仮道伐虢(かどうばつかく)
 小国の危機に乗じてその国を併呑する事。
併戦の計
25計:偸梁換柱(とうりょうかんちゅう)
 相手を堕落させ骨抜きにしてしまう事。
26計:指桑罵槐(しそうばかい)
 直接相手を批判するのではなく、
 別の者を批判する事によって間接的に相手を批判する事。
27計:仮痴不癲(かちふてん)
 馬鹿を装い相手を油断させる事。
28計:上屋抽梯(じょうおくちゅうてい))
 後続部隊との連絡を絶ちきる事。
 味方に対しては、退却は出来ないと必死に戦わさせる。
 敵に対しては、後方と分断してこれを撃滅する。
29計:樹上開花(じゅじょうかいか)
 各種の手段を使用して、味方を大兵力に見せかける事。
30計:反客為主(はんかくいしゅ)
 相手に隙があれば、すかさずつけ込んで権力を奪い取る事。
敗戦の計
31計:美人計(びじんけい)
 女を使って相手を弱体化させる事。
32計:空城計(くうじょうけい)
 味方が劣勢で勝算が無い時、ことさら無防備に見せて相手の判断を狂わせる事。
33:反間計(はんかんけい)
 偽の情報を流して、敵を内部分裂させる事。
34計:苦肉計(くにくけい)
 反間計を成功させる為に、わざと自分を傷つけて相手を信用させる事。
35計:連環計(れんかんけい)
 敵が互いに足をひっぱりあうようにさせ、敵を弱体化させる事。
36計:走為上(そういじょう)
 今までの35個の計略をたてても勝利の見込みが無い場合は、
 一旦退却し再起をはかる事。 これが有名な三十六計逃げるに如かず

 話にきくと、勇敢な拳闘士は、すでに地に倒れた敵には決して手を加えぬそうである。これはまことに吾人の模範とすべきことである。ただし、それにはもうひとつ条件がいる、と私は思う。
 すなわち、敵もまた勇敢な闘士であること、一敗した後は、みずから恥じ悔いて、再び手向かいしないか、あるいは堂々と復讐に立ち向かってくること。これなら、むろんどちらでも悪くない。しかるに犬は、この例を当てはめて、対等の敵と見なすことができない。
 何となれば、犬は、いかに狂い吠えようとも、実際は「道義」などを絶対に解さぬのだから。まして、犬は泳ぎができる。かならず岸へはい上がって、油断していると、まずからだをブルブルッと振って、しずくを人のからだといわず顔といわず一面にはねかけ、しっぽを巻いて逃げ去るにちがいないのである。
 しかも、その後になっても、性情は依然として変わらない。愚直な人は、犬が水へ落ちたのを見て、洗礼を受けたものと認め、きっと懺悔するだろう、もう出てきて人に咬みつくことはあるまいど思うのはとんでもないまちがいである。
(『フェアプレイ』はまだ早い」 魯迅 『魯迅文集3』竹内好訳 ちくま文庫)

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