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2010年7月11日 (日曜日)

日刊ゲンダイの参議選当落予測

 日刊ゲンダイでジャーナリストの野上忠興氏は、当落を予測している。
 どの程度、予測が的中しているか、明日になれば分かることだが。
 さて、あなたの地域は、どのように分析されているだろうか。 

 ゲンダイ的考察日記
 
大激戦区 21選挙区 最終当落予測 2010/07/10(土)
 11日に迫った参院選はまれにみる大接戦となっている。
 47選挙区のうち、まだ勝敗が見えない選挙区が21もある。
 この激戦区を民主、自民のどちらが制するかによって、全体の勝敗が決まってくる。
 (予想は政治ジャーナリストの野上忠興氏。◎当確、○当選圏内、△やや優勢、▲あと一歩)

Blueline

【青森(改選1)】
▲波多野里奈 37 民新
△山崎  力 63 自元
大島幹事長のベタ張り、地元名門VSミス東京
どの調査も差は1ポイント以下という大接戦。互角だ。自民の山崎は、知事や国会議員を代々輩出している名門一家出身。対する民主の波多野は、ミス東京のアナウンサー。タイプが正反対のため、票の行方が読めない。青森は自民党の大島幹事長のお膝元。立場上、議席を落とせない。普通、幹事長は全国行脚するものだが、大島は青森にベタ張り。ただ、それがマイナスになっているとの声も。
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【秋田(改選1)】
▲鈴木 陽悦 61 民現
△石井 浩郎 46 自新
元プロ野球の石井浩郎5ポイントリード
終始、民主現職の鈴木が優勢といわれてきた。が、最終盤になって逆転。元ブロ野球選手の石井が鈴木を5ポイント程度引き離した。このまま石井が逃げ切るか。
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【山形(改選1)】
▲梅津 庸成 43 民新
△岸  宏一 70 自現
自民候補の高齢批判がネック
優勢と劣勢が行ったり来たりで最後まで読めない。世論調査も1~2ポイント差で、梅津優勢というところもあれば、岸リードというところも、3選を目指す岸は、自民県連が結束していないことと、高齢批判がネック。
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【茨城(改選2)】
○郡司  彰 60 民現
▲長塚 智広 31 民新
△岡田  広 63 自現
民主同士が最後の議席を奪い合う
自民の岡田はほぼ当確。2議席目を、民主同士で争っている。公認決定が遅れた長塚は、競輪選手の知名度で、調査の度に数字を伸ばしてきた。あと一歩だが…。
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【東京(改選5)】
△小川 敏夫 62 民新
◎蓮   舫 42 民現
○中川 雅治 63 自現
 東海由紀子 42 自新
◎竹谷とし子 40 公新
▲小池  晃 50 共現
△松田 公太 41 み新
蓮舫、竹谷、中川は当確 残り2議席を民主、共産、みんなが争う
民主の蓮舫、公明の竹谷、自民の中川の3人は当選ラインを越えた。
残り2議席を3人で争う大接戦。3人のなかで、3ポイント差ながらやや優勢な戦いを進めるのは、民主の小川だ。
蓮舫が当選確実となったため、民主党都連と連合東京は、組織を小川にシフト。蓮舫の支持者にまで「なんとしても2人目を通さなければならないので、小川をお願いします」と電話攻勢をかけている。
みんな・松田と共産・小池の差は1~2ポイント程度。支持率が回復傾向のみんなの党が、最後に抜けるか。
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【埼玉(改選3)】
▲島田智哉子 47 民現
△大野 元裕 46 民新
△関口 昌一 57 自現
△西田 実仁 47 公現
民主2議席独占の可能性強まる。公明まさかの落選も。最後の1週間になってもマスコミ各社の調査結果はバラパラ。4、5ポイント差に4人が団子状態の超激戦区だ。民主の2人は、県連の地域割りが成功。島田と大野が揃って2割弱の支持を得ていて、うまくいけば2議席獲得もある。予想外の苦戦を強いられているのが自民の関口だ。マスコミ調査で1位のデータもあるが、自民党本部は○ではなく△をつけている。公明にとって埼玉は最重点区だが、伸び悩んでいる。当選ラインは60万票といわれ、まだ55万票しか固めていない。残り5万票、ターゲットは自民票だ。1人区選出の自民県議に「来年の統一地方選で票を回すから」と協力を訴えているという。最後の1議席を自VS公で争う構図だ。
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【愛知(改選3)】
△斎藤 嘉隆 47 民新
△安井美沙子 44 民新
△藤川 政人 50 自新
▲薬師寺道代 46 み新
最後の1議席をデッドヒート
民主・斎藤と自民・藤川は決まり。ラスト1を民主・安井とみんな・薬師寺が競っている。調査では、ほとんどポイント差のない横一線だ。
安井と薬師寺は、ともに40代、インテリ系の働く母親。キャラがかぶっていることも、差が開かない原因。しかし、愛知は民主王国。労組も強い。一方のみんなは組織がない。金、土の残り2日間、民主の県連と党本部が総力戦でテコ入れすれば、2議席を奪う可能性は高い。
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【福井(改選1)】
▲井ノ部航太 36 民新
△山崎 正昭 68 自現
「自民王国」に数ポイントまで迫る
自民王国の北陸3県で、唯一の激戦区。元官房副長官というベテランの山崎に対し、民主の井ノ部は30代、元電通マン、IT会社取締役。対照的な対決構図に、有権者は揺れている。調査では2~6ポイント差で山崎が先行するが、ドンデン返しがあるか。
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【熊本(改選1)】
▲本田 浩一 43 民新
△松村 祥史 46 自新
小沢一郎が離島にまで 民主最重点区は1ポイント差
九州で当選が決まるのが最も遅くなりそうだといわれる超激戦区。どの調査も1ポイント差以内で横並び。民主は、公示後、菅首相、枝野幹事長だけでなく、鳩山前首相、小沢前幹事長までが熊本入りした。とくに小沢一郎は、誰も行かないような天草の離島で少人数の街頭演説をして、地元を驚かせた。小沢効果は相当にあったようだ。
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【長崎(改選1)】
▲犬塚 直史 55 民現
△金子原二郎 66 自新
元大物知事が民主現職にやや優勢か。衆参とも県内の全議席を民主が押さえているだけに、現職の犬塚が強いはずだが、自民の金子は衆院5期、県知事3期で知名度は上。終始、大接戦を繰り広げ、各社の調査も2、3ポイント差。しかし、終盤になって、2月の県知事選で自民系がダブルスコアで勝利した影響がジワジワ出てきた。金子ややリード。
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【鹿児島(改選1)】
▲柿内弘一郎 56 民新
△野村 哲郎 66 自現
民主先行が自民逆転に。数ポイント差ながら、世論調査では民主が先行してきた。しかし、民主党の支持率下落とともに、野村が柿内を逆転する調査も出ている。
前回07年の参院選では、民主優勢だったのが、最後に自民に逆転された。その差、2664票。3年前の二の舞を民主は恐れている。
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【京都(改選2)】
○福山 哲郎 48 民現
▲河上 満栄 39 民新
○二之湯 智 65 自現
 成宮真理子 40 共新
 中川 卓也 50 み新
小沢戦略を完全無視。前原国交相の度量が試される。公明党は自主投票、府の医師会は民主も推薦…。二之湯は頼みの組織票が離れ、なりふり構わぬ“ドフ板”選挙を繰り広げる。それでも支持は広がらず、決して磐石ではない。
民主は、踏ん張り次第で2議席独占もあり得たはずだが、反小沢派の頭目・前原国交相が率いる府連は、小沢の「2人区2人擁立」戦略を完全に無視。新人の河上の選挙に、まったく手を貸そうとしない。官房副長官として、ほとんど地元に帰れない福山が、優位に選挙戦を進めている。孤独な戦いを強いられた河上は、全国屈指の基礎票を誇る共産党の成宮や、公示1日前に出馬表明した、みんなの党の中川にもリードを許す苦しい展開だ。本当の前原は器の小さい男である。
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【大阪(改選3)】
△尾立 源幸  46 民現
▲岡部 まり  50 民新
△北川イッセイ 67 自現
△石川 博崇 36 公新
メディアが圏外扱いの岡部はトップ当選も。最後は無党派層と公明票の戦い。大混戦のまま投票日に突入しそうだ。
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【徳島(改選1)】
△吉田 益子 50 民新
▲中西 祐介 31 自新
民主党は新党頼み?!。仙谷官房長官のお膝元とはいえ、民主の吉田は、調査によっては、自民の中西に2~4ポイント差まで迫られている。ただし、自民党現職だった小池正勝が舛添新党から出馬したことで保守票が割れ、救われそうだ。
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【香川(改選1)】
△磯崎 仁彦 52 自新
▲岡内須美子 57 無新
民主・社民・国民の3党連立時代の象徴として擁立された無所属の岡内。社民離脱後も3党は揃って推薦しているが、運動は鈍った。世論調査では、5ポイント程度で自民の磯崎が先行している。
しかし、岡内は高松市の元副市長。踏みとどまって、最後の粘りを見せる。
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【愛媛(改選1)】
▲岡平 知子 52 民新
○山本 順三 55 自現
自民の山本が強いとみられているが、2ポイント差の接戦という世論調査もある。岡平は、民主公認とはいえ、昨年衆院選は、社民党公認で出馬している。民主と社民の地元組織の不協和音が、最後まで岡平の足を引っ張っている。ドンデン返しはあるか。
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【高知(改選1)】
△広田   一 41 民現
▲高野光二郎 35 自新
本来は保守王国。しかし、自民党元職の田村公平が立候補したことで、保守票が分裂。自民の高野は、民主の広田に5ポイント以上、離されていて、追いつくのは難しい。
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【神奈川(改選3)】
▲金子 洋一 48 民現
○千葉 景子 62 民現
○小泉 昭男 64 自現
△中西 健治 46 み新
民主現職2人のダブル当選に黄信号
中盤まで、自民の小泉と民主の千葉が抜け出し、残り1議席を、民主の2人目、金子とみんなの党の中西が激しく競い合う構図だった。
ところが最終盤になって、変化が起きている。民主の枝野幹事長が「秋の国会で、比例の議席を削減する」と発言したことに、公明党が怒り心頭。神奈川では、民主の2議席獲得を阻止するため、みんなの中西に乗るというのだ。
情勢コロコロ変化。神奈川の公明票は50万票ある。半分としても25万票が中西に入れば、中西が2位に躍り出る。千葉と金子、民主現職同士で3位争いすることになりかねない。ここで2議席死守しないと、民主の過半数はない。
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【千葉(改選3)】
△小西 洋之 38 民新
▲道 あゆみ 44 民新
△椎名 一保 58 自現
▲猪口 邦子 58 自新
△水野 賢一 43 み新
まさかの自民2議席を許すのか。5人がしのぎを削る大接戦。ただし民主は、県連主導で擁立した小西が先行。道は小西に10ポイント、他の3人にも数ポイント後れを取っている。自民の猪口と椎名、みんなの党の水野の保守系3人で2議席を争う構図だ。3人の優劣は、各社の調査によって2、3ポイント以内で順位が入れ替わる。
まさかの自民2議席獲得はあるのか?民主票が道に振れれば、民主2議席も可能だ。
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【静岡(改選2)】
△藤本 祐司 53 民現
△岩井 茂樹 42 自新
▲河合 純一 35 み新
3人で2議席を争う大混戦。イス取りゲームだ。調査では、民主の藤本と自民の岩井が一歩リード。みんなの河合を3ポイント離している。しかし、投票率や無党派層の動向次第では、みんなの党の河合が議席を獲得する可能性もある。
河合は全盲のパラリンピック金メダリストで、県西部で知名度が高い。一時伸び悩んだものの、最終盤になって、みんなの党の支持率回復とともに、河合の支持も上昇している。
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【鳥取(改選1)】
△坂野 真理 32 民新
▲浜田 和幸 57 自新
自公選挙協力で一転伯仲。調査では、民主の坂野が自民の浜田を3~5ポイント引き離し、優勢といわれてきた。しかし、終盤に入り、自民の地元選出、石破茂政調会長が「選挙区は自民、比例は公明」と公然と言い出したことで公明票が上乗せされ、浜田が息を吹き返しつつある。坂野が逃げ切るか。
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【島根(改選1)】
 岩田  浩 34 民新
○青木 一彦 49 自新
打倒・青木で立ち上がった民主の岩田。すごいことに5ポイント差まで追いついてきた。夫人ともども地元テレビ局のアナウンサー出身。知名度と清新さで、青木王国を突き崩せばヒーローだ。(日刊ゲンダイ 2010/07/10 掲載)

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