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2010年7月31日 (土曜日)

スパイは「見えない戦争」だ。

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 ↑上の写真は日本海の沖合から見た鳥海山だ。
 何度か船で飛島方向に出掛けたことがあるが、鳥海山が見えるだけで安心感があった。漁師達ら船乗りからも、同様の感想を聞いたことがある。
 しかし、北朝鮮スパイは日本上陸の目標にしていた。

 スパイ活動は目に「見えない戦争」と言われ、世界各国は最高レベルの諜報合戦を繰り広げていると言われる。
 しかし、自国の防衛に関心が薄い日本人は知らない
 世界中のスパイ活動の最高の舞台は日本であり、機密情報も精密電子機器も手に入れ放題だという。外国から「いい国だ」などと持ち上げられても、本当の意味で信用されない理由が、これだというから情けない。それにマスコミも、在日米軍情報を簡単に垂れ流すので米国から信用されていない。

 これも全て、「スパイ防止法(国家秘密法)」がない筒抜けの国家だからだ。
 スパイ防止法(国家秘密法)が無いのは日本だけだという。
 これまで、自民は幾度も「スパイ防止法」を提案したことがあったが、民主、共産、社民ら野党によって潰されている。
 これらの政党がどのような性格、役割を持っているかを知ることが出来る。
 だが、自民内部にも反対した議員が8人もいた。
 それは1986.11.20のことだが、この8人の中に現在の谷垣禎一総裁と大島理森幹事長が名を連ねている。
 本当に笑わせてくれる日本の政治だ。
 いかに、国会議員までが、日本骨抜き政策「オレンジ計画」にはまっているか分かる。そして、このような国の防衛に怠慢な政治姿勢が拉致事件を発生させた。

 また、真の共産主義者は正体を隠し、体制内部で活動していることを忘れてはならない。それは、政治家、官僚、裁判官ら法曹関係、マスコミ、芸能関係者等だが、いざという場合、日本を貶め、敵対する国の利益のために動く。
 これが真のスパイの姿と言われる。
 思い浮かぶ顔ぶれ、政党があると思う。

 スパイと言えば、なんと言っても怖ろしいのは「北朝鮮スパイ」だ。
 北朝鮮は、共産革命思想に基づく暴力革命によって、朝鮮半島の統一を国家目標としている。その為に強力なスパイ活動を日夜行っている。
 特に、日本と朝鮮半島が地理的に近接し、かつ、約60万人の韓国・朝鮮人が居住していることから日本に協力者が多く、スパイ活動の重要拠点になっている。
 横田めぐみさんら拉致被害者も、この北朝鮮スパイの一員として諜報活動に従事している可能性が高いと言われている。

  「北朝鮮スパイ」の出入りに使われているのが、庄内海岸と言われている。
 山形県の庄内海岸が出入りに条件が良いとされる理由は
■海上から鳥海山が目標して向かうことが出来る。
■上陸する地点付近に民家が少なく発見しにくい。
■直ぐJR「吹浦駅」「温海駅」があり、大阪や東京のアジトに直行出来る。
■松林が続き、しかも砂地で不必要な物を隠し易い。

これまで、庄内海岸を利用し捕まった主なスパイ事件を数件紹介する。Blueline

▼「大寿丸事件」s37.7.24 山口県警察、警視庁、大阪府警察検挙
 この事件は、山形県下の海岸から密人国した
  北朝鮮工作員 滝川洋一こと 崔 燦寔 (当時44歳)
が、北朝鮮工作員の北朝鮮・日本間の秘密海上輸送ルートを作るため、在日朝鮮人を獲得して活動していたスパイ事件である。
 崔燦寔は、我が国の法政大学で学んだ経歴を持つ人物であるが、昭和35年6月ころに北朝鮮工作員として採用され、北朝鮮で約4ヶ月間のスパイ訓練を受けた後
 o 20トン位の船舶の購入と海上運搬事業の経営
 o 同船舶を使っての北朝鮮・日本間の工作員や物資の輸送
などの任務を帯びて、乱数表、無線機、工作資金等を携行して、昭和35年10月中旬ころ、山形県酒田市付近の海岸から密入国した。
 その後、北朝鮮であらかじめ指示されたとおり、大阪居住の帰化人に成り替わり、東京都内や埼玉県下にアジトを設け、在日朝鮮人を獲得して、船舶購入資金の調達、日本人名義での漁船の購入、船員の雇入れなどを行い、日本漁船の調達に成功し、「人寿丸」として漁船登録許可をとった。崔燦寔は、船員として雇い人れた日本人や在日朝鮮人とともに、昭和36年8月19日、「人寿丸」に乗り込み、下関港から北朝鮮に密出国した。
 北朝鮮で日本での活動状況を報告の後、山形県酒田港を拠点とする日本・北朝鮮間の貿易ルートの設定の任務を指示された崔燦寔は、昭和36年10月、乱数表、工作資金等を携行して、再び「天寿丸」で山形県酒田市付近の海岸から密入国した。
 崔は、その後実在の日本人に成り済まし東京都内に潜伏してスパイ活動を続けた。Blueline

酒田事件」s38.5.21山形県警察検挙
この事件は、山形県下の海岸から密入国した
  北朝鮮工作員 金氷錫こと 馬 今鳳 (当時42歳)
が、北朝鮮から帰国指令を受け獲得した工作員の親族2人とともに山形県下の海岸から密出国しようとした事件である。
 馬今鳳は、昭和13年、渡日して専修大学経済専科に入学した経歴を有し、終戦後、北朝鮮へ引き揚げた。その後、平壌市金策工業大学歴史数師兼教務副部長をしていたが、昭和36年2月、北朝鮮工作員として採用され、約6か月のスパイ訓練を受け、
 o 在日工作員の選定と獲得工作
 o 在日合法身分の確保
などの任務を帯びて、昭和36年8月15日、工作資金、偽造外国人登録証明書、無線機、暗号表等を携行して、酒田市十里塚海岸から密入国した。
 密入国後獲得した工作員数大の住居を転々としながら、日本の財界人、税務署等の幹部と広く交際があり、資力、活動力のある在日朝鮮入を物色し、商事会社社長の在日朝鮮人Aを獲得した。北朝鮮にその結果を報告したところ、「工作船を差し向けるので、獲得した人物の親戚の者2人を同伴の上帰国すること。」との指令を受け、昭和38年5月20日、Aの親戚の者2人とともに、乱数表、本国報告用の朝鮮語録音テープ等を携行して山形県酒田市十里塚海岸から密出国しようとした。
 山形県警察は、昭和38年5月21日、酒田市十里塚海岸で北朝鮮工作船の来航を待っていた馬今鳳らを逮捕した。馬今鳳は、昭和38年12月19日、山形地方裁判所酒田支部において、出入国管理令、外国人登録法違反で懲役1年4月の判決を受けた。

Blueline
温海事件」s48.8.5 山形県警察検挙
 この事件は、山形県下の海岸から密入国した
  北朝鮮工作員
   崔 光成 (当時45歳)
   余 興錫 (当時33歳)
が、在日米軍、自衛隊関係情報収集等を行おうとしていたスパイ事件である。
 崔完成と余興錫は、昭和48年8月3日、乱数表、暗号文書、工作資金、磁石付羅針盤等を携行し、山形県鶴岡市の通称葉山海岸から密入国した。山形県警察は、8月5日、密入国後、落着き場所に移動するために温海町早田海岸付近の国道を歩いていた崔光成と余興錫を逮捕し、現場付近の岩場に隠匿されていたゴムボートを押収した。
 崔光成と余興錫は、「北朝鮮遠洋運搬船『東海一号』の船員で、暴風雨と操船ミスのため沈没し、ゴムボートで日本に漂着したものだとして北朝鮮工作員であることを否認し、また、北朝鮮赤十字会も、「8月3日、佐渡渉海域で遠洋連絡船が遭難し、3人が行方不明となったので救援を依頼する。」との電報を発し、遭難を偽装しようとした。
 山形地方裁判所鶴岡支部は、
 o 暗号表に「自衛隊」「米軍」「基地」「工作員」など多数のスパイ活動を示す用語があること
 o 当時の気象状況は、暴風雨ではなく、救助信号の受信もなかったこと
 o 遭難したとしても海流からみて漂着する可能性がないこと
などから、両被疑者の主張を退け、崔光成と余興錫は、昭和48年11月2日、山形地方裁判所鶴岡支部において、それぞれ、出入国管理令違反で懲役1年、執行猶予3年の判決を受けた。

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