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2010年5月16日 (日曜日)

山形県人必見の文藝春秋

 4月29日、鶴岡市に開館した「藤沢周平記念館」のことが、Bungeishunju_1006_mag
 「文藝春秋」22年6月号に掲載された。

 376頁には、「生きる力」藤沢周平この三作、と題して、児玉 清×杉本章子×遠藤展子氏による、藤沢周平の裏話が掲載してある。
 また、「こまつ座が見た井上ひさし」と題して、井上麻矢×栗山民也×辻萬長氏らの対談集も掲載してある。
 山形県出身の「藤沢周平・井上ひさし」の特集号のようなものだ。
 山形県人なら必見の6月号だ。ちょっとオーバーか。

藤沢周平記念館の場所は、山形県鶴岡市馬場町4番6号
開館 午前9時から午後4時30分まで
 (休館~月曜日・月曜が祝日の場合は次の平日、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料 大人 300円、高校生・大学生 200円 ※中学生以下は無料です。
交通案内、バス、JR鶴岡駅より約10分、「市役所前」下車徒歩3分、
山形道鶴岡I.C.より約10分

 目玉展示は、練馬区大泉学園町4-27-9の自宅書斎を移築し、藤沢周平の愛用品で再現された場所だという。

 文藝春秋掲載の藤沢周平の書斎」の箇所を紹介したい。
 自宅二階の書斎を展示室に移築・再現。
 この静謐な空間から多くの名作が生まれた。

Photo

小説誌
 「オール漬物」「小説新潮」「別冊文藝春秋」などを発表の舞台とした
本棚 
 時代考証のために使用した多くの研究書や、樹木や花の事典が手に届くところに。
  フセンや書き込みのあるものも
箱類 
 干疋屋や紀ノ国屋の箱に「メモ類」「未決」などと貼って書類を整理していた
タヌキの人形 
 クーラーを嫌い、夏は窓を開け、うちわや濡れタオルで涼をとっていた。
 長女の展子さんがうちわを持ったタヌキの人形をプレゼントしたが「涼しくならないよ」。ここから主を見守ることに
机と椅子 
 1990年ごろまでは文机の前に座っていたが、腰痛が悪化して椅子を導入
くず箱 
 原稿は直しが少なく、書き損じは決してくず箱に投げ込まなかった。
 裏に創作用の年表を書いたり、展子さんの子供の頃にお絵かき用に与えたりしていた
資糾
 
担当者が持参した資料はその出販社の袋に入れて手元に。
 家族が掃除をするときには「大事な資料だから、触らないように」と言っていた
6段の小ひきだし 
 
爪切りや万年筆、サングラスやタイピン、「用心棒」やセロテープ、ラジオ、写真や切り抜きが入っていた。
 「用心棒」とは職場でもらったドライバーのセット。
 「おとうさん用心棒ちょっと貸して、なんて言ってました」(展子さん)
引き戸 
 隣は展子さんの部屋。「私が部屋で聞いていた洋楽を『いい曲だなあ』って言ってくれたときはうれしかった」音楽の好みはクラシックからニューミュージックまで幅広かった
⑩「雪の庄内地方を走る庄内交通湯野浜線
 湯野浜線は、鶴岡から日本海沿いの湯野浜温泉までの12キロを結んでいた(写真・久保田久雄)。「青い海に対する願望は、その後間もなく鶴岡から小さなローカル電車に乗り、砂丘を越えて湯野浜温泉に遠足に行ったときに満たされた。だが「山のあなた」が暗示した土地は、まだ私は見ていない」(『半生の記』より)
愛用の湯飲み 
 書斎では日本茶。朝の散歩で喫茶店に入ってコーヒーを飲むのが楽しみだった
オペラグラス
 
庭に訪れる尾長やヒヨドリを正面の窓を開け、オペラグラスで見つめていた
原稿用紙 
 コクヨの市販のものを使用していた
パーカーの万年筆 
 中細で軽いものを愛用していた
文鎮
 
「湯野浜線廃止記念 庄内交通 1975・3・31」。線路を加工したもの
小物など 
 
ペン立てと、インク壷の置いてあるトレイは展子さんからの誕生日の贈り物。インクはパーカーのブルーブラック。
 胡桃の実はボケ防止と疲労回復に、掌のなかでころがしていた

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