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2010年4月28日 (水曜日)

ロッキード事件と立川市

 政商も 街も時効か 春霞む
 基地の街 つわものどもの 夢のあと
 
 基地の街「立川市」の秘話Ⅳとして、
 30年前の「ロッキード事件」は、立川市も舞台だったことを紹介する。

 4月27日は大きなニュースとして、時効制度見直し案の成立、小沢幹事長の検察審査会の起訴相当との報道が流れた。
 これらの報道から、小沢幹事長の師、田中元総理が関与した「ロッキード事件」のことを思い出した。
  「ロッキード事件」が発覚したのは1976年(昭和51年)2月で、元・内閣総理大臣田中角栄が、ロッキード社からの裏金収賄容疑で逮捕されたのは1976年(昭和51年)7月27日、8月16日に東京地検特捜部に受託収賄と外為法違反容疑で起訴された。

 親中国反米路線をとる田中角栄総理に対するCIAの工作とも噂された。
 背景は今と似ている
 そして、児玉誉士夫、小佐野賢治らの大物が、政治の裏舞台で暗躍していることを国民が知ったのはこの事件からだった。
 今回は、この事件に関連した重要証言を紹介する。

 既に時効になったことだが証言者の口は堅い。
 どこから刺客が現れるか分からない事件だからだ。
 当方もこれ以上触れることはない。
 しかし、この証言が当時判明してたなら、裁判の行方を左右したことであろう。
 政商が暗躍した街・立川も今は昔の面影を見ることが少ない。Plc1006140834003p2
 
証言1~「昭和52~3年当時、丸紅の檜山廣社長は立川市内に隠れ住んでいた」、「この隠れ家を探し出して、元NHK議員を案内した」
証言2~「檜山邸を訪問した目的は、億単位の現金搬送だった」、「田中角栄のパシリだった」、「写真は檜山の家の前で撮影した。真夏だった」
証言3~「小佐野賢治は立川の緑町辺りに住んでいた。小佐野の弟は立川駅南口辺りに長く住んでいた」、「小佐野の兄弟は何人かいた」、「小佐野と檜山の直接の関係は知らない」Image
証言4~「基地があった当時の立川は悪いことをして稼ぎたい連中には、いい条件が揃っていた」、「ある程度稼ぐと立川から動いて、余所で偉そうな顔している」 、「米軍からの横流し、売春宿の経営いろいろだ」

檜山廣(ひやまひろ)の横顔
 檜山廣(1909年12月18日~2000年12月25日)、丸紅中興の祖と言われる。
 茨城県生まれ。旧制水戸中学校を経て、1932年東京商科大学(現一橋大学)卒。1952年丸紅飯田(現丸紅)取締役、1964年社長、1975年丸紅会長、1976年取締役相談役。
 ロッキード事件に絡み国会で証人喚問された。
 証言内容は虚偽として偽証罪で告発された。実刑が確定するも、高齢のため執行停止となり収監されないまま死去。
田中内閣は
 1972年(47年) 7月6日 ~1974年(49年) 12月9日首相在職通算886日。

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ロッキード事件の概略と問題点、波紋など』
ロッキード事件とは
 米国航空機会社ロッキード社による、民間航空機売りこみに伴う国際的汚職事件で昭和51年1976年2月、米国上院議院多国籍企業小委員会(チャーチ委員会)の「ピーナッツ100個」等ロッキード社による不法献金の証拠資料公表は、政財界を震撼させた。
 チャーチ委員会で、ロッキード社のコーチャン副会長が日本政界への賄賂の必要性を教えたのは丸紅の檜山広会長、大久保利春専務であると証言、丸紅を通じて日本政府高官へ200万ドルを渡し、その際に国際興業社主の小佐野賢治も非常に助かったと証言した。
 事件の発端は昭和47(1972)年9月1日の田中、ニクソンのハワイ会談だった。既に前年から日米間の貿易不均衡が米側から強く指摘されていた。この年の1月の佐藤・ニクソンの日米首脳会談の際に通商産業大臣として参加していた田中は、スタンズ国務長官から対米貿易収支の巨額な黒字減らしの通商交渉の開始を求められていた。
 この通商交渉に積極的に動いたのが総理となった田中だったが、チャーチ委員会でロッキード関係者の証言から、ロッキード製トライスターの日本売り込みに多額の賄賂が流れ、その一部が田中角栄に送られたことが判明した。
 田中は1976年(昭和51年)7月27日に逮捕されたのち、8月16日に東京地検特捜部に受託収賄と外為法違反容疑で起訴され、その翌日に保釈保証金を納付し保釈された。
 他に佐藤孝行元総務庁長官や橋本登美三郎元運輸大臣が逮捕される。
裁判の争点や問題点、波紋等
①米国での証言は、共犯者に免責を与えた上で得た供述だ。
 この制度を日本の法律は想定していないので証拠能力はない。
②証拠資料は米国にある。
 米国の証人を日本の裁判所に呼んで、偽証罪を適用することを前提にして証言させない限り裁判が成り立たない。
③民間の航空会社が航空機の選定をする際に、政治家に職務権限は無い。
④しかし軍用機は別。児玉誉士夫はCIAのエージェントで、ロッキード社のセールスマンだった。防衛庁が国産化を検討中の次期対潜哨戒機が、ロッキード社製に変更された。
⑤最高裁は嘱託尋問調書には証拠能力がないとし、事実上の田中角栄無罪判決を下した。
⑥内閣総理大臣は国家元首であり、国家元首が任期中に行った決定を裁判になじまない。国会で追及するのが筋だ。
⑦アメリカが親中派の田中角栄潰しのために仕組んだ陰謀である可能性が高い。
⑧76年2月中曽根康弘・自民党幹事長(当時)は米政府に「この問題をもみ消すことを希望する」と要請している。

昭和のカリスマ ロッキード事件
http://www.youtube.com/watch?v=2IyvKABiTuY&feature=related

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