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2010年3月23日 (火曜日)

「花のあと」気になったこと

 大阪出身で東大文学部卒の中西健二(1961.12.3生まれ)監督による「花のあと」は好評のようだ。
 映画「花のあと」は、藤沢周平の出身地・鶴岡で撮影されたものだが、春夏秋冬Scan120005の季節の移ろいは大切な要素だ。
 この作品は、「桜の季節に始まり、桜の散り際に終わる」という、思いを桜に託したところが見所であり、なおさらのことだ。

 この季節の移ろいの表現で気になったところがあった。
 撮影時期が難しかったと思うが、映画の一番の見せ場である北川景子演じる以登が男4人を倒す場面の撮影場所と時期だ。作品の流れからすると、果たし合いは3月末から4月はじめの鶴岡界隈となろうが、この時期の鶴岡はまだ寒さが残っており、この季節感が映画に出ていなかった。

 クランクインは去年の3月と聞くが、満開の桜の場面は昨年の4月に撮影したものだろう。つまり、最初と最後の場面は1年前に撮影を終えていたことになる。そして、その間をつなぎ合わせるように、温泉に行く場面や雪の場面などを撮影して行ったのだろう。

 果たし合いの場面だが、この撮影は辺りの景色から昨年秋から冬にかけて撮影したのであろう。それも鶴岡ではなく東京近郊の可能性が高い。
 何度も撮り直しをする必要があったのであろう。
 撮影場所は、台詞から川沿いの森林のようだったが、もしこれを、赤川か最上川の河川敷か、庄内砂丘の松林の中で、遠景に月山が映ればあれば最高だった。
 もっとも、庄内地方も河川敷はみな堤防が築かれ、撮影には不向きなのか。
 撮影を支援する「庄内映画村」の方々も、撮影場所の提供は大変だと思う。
 

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